HGUC アリュゼウス レビューその2(アリュゼウス編)【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】

前回量産型νガンダムとアリュゼウス半壊状態を紹介したHGUC アリュゼウス。
今回は巨大なプラズマジェットエンジンユニットなどを装着したアリュゼウスを紹介します。

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」に登場するアリュゼウス。
こちらはレーン・エイムが搭乗する機体でペーネロペーが修理中だったため代わりに乗る機体です。
ペーネロペーの制式配備前の練習機として急造された機体で
量産型νガンダムのパーツを使いつつミノフスキー・フライトユニットの代わりにプラズマジェットエンジンユニットが装着され
ペーネロペー開発時のテスト用として製造された装甲パーツも取り付けられています。
そのためペーネロペーに近いシルエットとなっていますが、情報量が非常に多いメカニカルなスタイルが印象的です。



機体ですが量産型νガンダムがコアになっているものの、追加パーツのボリュームが凄まじく、ペーネロペーと同程度のサイズに変わっています。
もちろん一部差し替えでフライトフォームへの変形も可能。
さらにパーツ自体も非常に細かく、シェルフ・ノズルなどもあるためHGUCでも屈指のボリュームとなっているキットです。
また装甲パーツ以外にも全身にはミサイルコンテナが装着され、こちらにはファンネルミサイルが入っているという設定です。


機体の配色ですが追加ユニット部分は大部分がホワイト&グレーという渋い配色です。
意外とシンプルな配色なのもあり、ほぼ成型色で色分けされていて機首部分などにはクリアパーツが使われていました。
脚部などに配置されたリング状の「プラズマリアクター」ですがこちらもクリアブラックのパーツで再現。
ただ発光状態のパーツはありませんでした。


バストアップ。細部はペーネロペーと比較していきます。
こちらもペーネロペーと似た形状のパーツが装着されているものの、細かい形状は別物です。
また全身にダークグレーのファンネルコンテナが装着され装甲もゴツゴツとした形状のため
よりメカニカルかつ無骨な印象に変わっています。

頭部などはほとんど埋まり若干ツインアイなどが見えるバランスでこのあたりもペーネロペーと似ています。


ミノフスキー・フライトではなく従来のプラズマ・ジェット・エンジンが装着された背面周り。
シェルフ・ノズルが特徴的なシルエットを作り出しています。


長大なスタビライザーは上下ともにスイング可能。
こちらにもプラズマ・ジェット・エンジンが取り付けられています。


プラズマ・ジェット・エンジンは基本的に回転可能です。
またリング状のプラズマリアクターはクリアブラックですが、発光時を再現するようにオレンジっぽく塗っても面白そうです。


シェルフ・ノズルは分解可能。
矢印のピンで繋がっていてピン位置を変更する事で若干連結時の高さを変えられます。
またノズル部分は回転可能でした。


肩アーマーはペーネロペーと比べるとコンパクトです。


肩のプラズマ・ジェット・エンジンも回転可能でノズル部分の造形もなかなかシャープですが
その奥の形状はシンプルなのでディテールアップしたりしても良さそうです。


腕部ですが量産型νガンダムの腕の横にサブアームのようにアームユニットが増設されています。
ただしマニピュレーターは無く手首にあたる部分にミサイルコンテナが装着されていました。
シールド状のパーツの裏面はやや肉抜きが目立ちます。


腰アーマーも内蔵式にできなかったため多数のミサイルコンテが装着されています。
フロントアーマーのミサイルコンテナは回転も可能。
ミサイルコンテナの開閉は出来ず、中のファンネルミサイルも再現されていません。




脚部アップ。こちらもミノフスキー・フライトユニットではなくプラズマ・ジェット・エンジンが装備されています。
大腿部はνの物がそのまま使われているため小さめのバランス。
逆に膝下はとんでもないボリュームとなっています。
白い成型色なので目立ちませんが脚のフレームは細かいディテールが入っているためスミ入れなどをしても良さそうです。


脚部プラズマ・ジェット・エンジンは非常に複雑な構造で見ていて面白い部分です。
ただパーツの裏面や量産型νガンダムの足首、足裏のカカトなど肉抜きもそれなりに目立つためきっちり処理するとより見栄えのする部分だと思います。


また変形機構の兼ね合いもあり、各プラズマ・ジェット・エンジンは複雑に動かせるようになっています。


可動についてですが、この形状のため通常のペーネロペーと同じくアリュゼウス時は派手に動かせません。
一応アームユニットの肘は良く動かせますが頭部は埋まっている関係で左右にほとんど動かせず
腰もほぼ固定に近くなります。


また脚部も開脚や接地は良好ですが膝を曲げようとすると色々なパーツが干渉するためこのあたりも可動域はどうしても狭まります。



HGUC ペーネロペーと並べて。
ペーネロペーも相当な大きさの機体なのですが、
アリュゼウスはメカニカルなデザインでパーツ量も多く、それを超えるボリューム感があります。
またスッキリとまとまっているペーネロペーに対し、アリュゼウスの装甲はテスト用の急造機体という事もあり
非常に複雑かつ装甲を無理矢理装着したといった印象があります。


今回は巨大なキットのため専用のベースが付属。
股関節を太いジョイントで固定し、さらにテールスタビライザーを支えられるようになっています。

ベース部分は流用なのでこれまでと同じく押し込む位置を変える事で1段階だけですが前に倒せます。
ただMS形態で前に倒すと不安定になるので普通の状態では通常の角度にする方が安心です。


νの腕部も可動するためライフルなども構えられます。
形状が複雑でどの角度から見ても面白い機体です。

これだけ複雑なユニットだとポロリなどが気になりますが自分が組んだ物は基本的にほとんどの部分がカッチリと固定できました。
ただフロントアーマーが動かしているとちょっと外れやすい印象。
何度か付け外しをしていると抜け癖が付く感じなのですが調整自体は簡単です。


もちろんこちらの形態でもサブアーム・ビーム・サーベルが使用可能。
アームは2本あるため両側に装着できます。

ただやはり根本以外でのロールやスイングはできないので動きは制限されます。
シェルフノズルのアームなどもそうですが自由度は少ないですが形状固定な分位置決めなどはしやすいです。


またキットには付属していませんがファンネルミサイルエフェクトの流用が可能です。
エフェクトジョイントを支柱に取り付ける事が出来るようになっています。


量産型νガンダムから一気に巨大化するためΞと並べても迫力負けしません。
重さの関係で難しいとは思いますが、支柱はほぼ固定で高さ調整なども出来ないのでもう少しスタンドに自由度があると嬉しかったかも。


続いて「フライトフォーム」への変形ギミックです。
まずは機首部分を一度跳ね上げフレームを伸ばしたら前方に倒します。
その際黄色いアンテナも畳んでおきます。

そしてシェルフ・ノズルやアームユニットを一度外しておきます。


続いてリアアーマーは跳ね上げ90度回転させます。


テールスタビライザーを跳ね上げ伸ばします。
こちらはカチっとしたロックがあります。

そしてスタンドに脚を支えるジョイントを装着。

このジョイントに脚を乗せます。
これで垂れ下がる事がなくなります。


続いて脚部のプラズマ・ジェット・エンジン部分の折りたたまれていたヒンジを展開し

脚のエンジン部分の位置を調整します。
一部の装甲も開きますがこちらにもカチっとしたロックがあります。

さらにインテークのような部分も回転させ前を向かせます。

さらに背面の装甲を回転させ


変形用保持アームを取り付けシェルフ・ノズルを再度装着。


アームユニットは先端のミサイルコンテナを回転させ
肩アーマーをペーネロペーのように前後に開いて再び肩に装着します。
また肩前方のカバーも開いておきます。



これで「アリュゼウス(フライトフォーム)」の完成です。
巨大な塊でまるで要塞のような姿が特徴的です。
圧巻の迫力はこちらのフォームでも健在でよくキット化できたなと感じるぐらい複雑なデザインですね。


複数のプラズマ・ジェット・エンジンが迫力のある姿を作り出しています。
今回はスタンドに支えがあり、重い脚部もしっかり固定できるためやはり角度変更などは出来ないのですが形状は安定しています。


ペーネロペーのフライトフォームと比較。
どちらも異質な機体で異様な存在感があります。


各所のインテークなども独特形状で見応えがあります。
結構大きいパーツが多いので意外と組み立ては楽でしたがそれでも膨大なパーツがあり
塗装して仕上げる方は大変だと思います。


フライトモードは脚部まで固定されるので問題ないですが
アリュゼウスのMS時は量産型νガンダムの膝で相当の重さのある膝下のユニットを支える形となります。
今のところ大丈夫ですがそのうち膝の保持力が足りなくなり調整が必要になるかもしれません。

ペーネロペーで気になる部分だった股関節ですが
今のところアリュゼウスの場合保持力はまずまずで、重さに負けたりする事は今のところありませんでした。
ただこれも経年でどうなるかはまだ分かりません。



スタンドには2箇所ジョイント取り付け部分があり、フライトフォームでもファンネルミサイルエフェクトを使用可能です。
両形態で使えるのは良いですね。


最後にアリュゼウス状態でHGUC Ξガンダムや18mサイズのHGUCガンダムとサイズ比較。
相当なボリュームがあり立たせておくだけでも威圧感があります。


以上HGUC アリュゼウス レビューでした。
今回は大きさ自体はペーネロペークラスなのですが、
全身のプラズマ・ジェット・エンジンやミサイルコンテナなどが複雑なシルエットを作り出しています。
また部品量も多くペーネロペーを超えるボリュームかつ凝った構造は見ていて飽きませんしよく立体化できたなと感じます。
アリュゼウス時はあまり派手な動きは付けられませんが変形も可能ですし、このデザインでもポロリはほとんど感じず思った以上に扱いやすいです。
ただ肉抜きなどもそれなりにあるので目立つ部分を処理するとより格好良く仕上がりそうです。
アリュゼウス時でも相当楽しめますが、量産型νガンダムやアリュゼウス(半壊状態)も再現可能なので様々なシーンを再現可能ですし
量産型νガンダムのスタイルなども良く、流石に複雑なカラーリングのため塗装が必要な所もそれなりにありますがこちらも扱いやすく作られています。
やはり組むのは大変な部分はあるものの、様々な形態が楽しめる非常に充実した内容のキットでした。
・その1 量産型νガンダム編はこちら
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執筆者:星丸
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