■TOP

MG F80 ガンレイド レビュー



そろそろ完走しそうなF90シリーズですが、今回はF90の量産原型機
「F80 ガンレイド」が新たにキット化されました。
価格は5,280円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
今回もパッケージは単色で説明書は一部カラーですが機体説明などはありません。



付属品はショート・ビーム・ライフル。ビーム・バズーカ・3連マシン・キャノン、シールド
バズーカ用マガジンカケル2、銃持ち手、持ち手、腕部ハードポイントパーツ、スタンドジョイント、
それにサーベル刃が付属。



シールはセンサー類を補うホイルシールと水転写デカールが付属します。



余剰パーツですがF90がベースとなっているためフレームのパーツが多く余ります。




サナリィによるフォーミュラ計画で開発されF90の量産原型機となるF80 ガンレイドがMGで登場。
ムーバブルフレームなどはF70キャノンガンダムの物がベースとなっている機体です。
スタイルはF90よりややマッシブな体型で角張った装甲が特徴的。
キットの方もフレームの大部分がF90から流用されています。
またF90同様機体各所にハードポイントが設けられ様々なパックが流用可能となっています。



機体の作りですがフレームの大部分が流用のため頭身バランスなども大体同じです。
頭部などはガンダムというよりはヘビーガンなどのバイザータイプになっていますが奥にはツインアイもあります。
キットの関節の大部分はF90の流用のためABSが使われポリキャップなどは使用されていません。



機体のカラーリングはホワイト&レッドが中心の配色です。
MGという事もあり配色はしっかり成型色で再現され
各所の黄色いダクトなども別パーツで再現されていました。
細かい▼マークやF80のマーキングなどは水転写デカールで補えます。






頭部アップ。F90と比較すると頭部は全くの別物といったデザインでどちらかというとF70キャノンガンダム寄りの形状。
アンテナは後方に伸びているタイプ。バイザー部分はしっかりクリアパーツ化され
バルカンやダクトも別パーツ化されています。



バイザーの内側にはツインアイのモールドがあります。




胴体のアップ。どことなく似ている部分はありますが細かく形状は異なります。
腰アーマーはF80の方が大きめでバックパックのサーベルは1本となっています。
バックパックもシルエットは似ていますがこちらも形状も細かく違っていました。



コクピットは開閉可能。
内部には着座姿勢のパイロットフィギュアがあります。



サーベルは1本なので片側は塞がっています。




腕部はF90と比べると装甲がゴツく角張った形状。
ただ構造は同じような感じで前腕部分にロール軸があります。



各所のカバーを外すとF90と同じハードポイントが現れます。
前腕などはディテールも細かく密度感のある造形です。



腰部はF90と同じ構造で軸ごとスイングが可能です。






脚部もフレームの多くは流用ですが装甲の形状が細かく異なり全体的に太くなっていました。
脚部のハードポイントはカバーが無くジョイント部分がむき出しになっています。



足裏のデザインはほとんど同じですがつま先などの形状が僅かに違います。




可動範囲ですがF90と大きな違いはありません。
腰部や肩部のスイング幅も十分ありしなやかに動きますし肘や首も良く動きます。



脚部も十分な可動範囲があり、F90で気になった脚を開くとサイドアーマーが干渉しパーツが外れるといった事も無かったです。
また股関節軸もスイング可能で膝立ちなども楽に出来ます。





キットのベースとなっているMG F90と比較。
フレームの多くは共通ですが装甲の形状はほぼ別物です。
また装甲がゴツくなっているためがっしりとした印象に変わっています。




武器を装備させて。
腰にはビーム・バズーカやマガジンを装着可能です。




スタンドジョイントはF90と同じで股関節にはめ込むタイプです。
簡単に外れる事はなくアクションベース1や4などに対応しています。





「ショート・ビーム・ライフル」
名前通り短いライフルで基部はF90のライフルのパーツを使います。




合わせ目は段落ちモールド化されセンサーはクリアパーツが使用されています。



また余剰パーツを使う事でF90のライフルに組む事も可能でした。






「ビーム・バズーカ」
こちらはF90 Aタイプなどのバズーカと共通でグリップが可動する他、ジョイントを引き出して腰に装着可能。
またマガジンの着脱も出来ます。




グリップが可動するため様々な構え方も出来ます。
今回手首もF90と同じなのですがそのため何度か付け外ししていると指パーツがすぐ外れるようになります。
これはF90系キットだとどれも変わらないので出来れば固定の持ち手も欲しかったですね。





シールドはF90の物と比べるとかなり短くなり形状はシンプルになりました。
腕部のジョイントに接続しますがグリップ部分も握らせる事が出来ます。



ミサイルランチャーのディテールもありますが弾頭は一体成型です。





ビームサーベルはF90と同じクリアブルーの刀身です。
2本あり1本は予備なので曲げたりして表情を変えられます。




続いてオプション装備の「3連マシンキャノン」
キャノンガンダムの物と共通ですが砲身は1門のみ。
サーベルは左側に移します。




バックパックに被せるタイプで砲身も回転とスイングが可能。
合わせ目はやはり段落ちモールド化されています。




砲口のディテールもシャープで砲身は回転できるため色々な向きで構えられます。



各関節はF90ベースなので手首の指パーツ以外の保持力は良好。
気になるようなパーツのポロリもありませんでした。




カバーを外して各ハードポイントを展開。
前腕のハードポイントを使う場合は装甲パーツを外しグレーのハードポイントパーツを取り付けます。



このハードポイントを使えば様々なF90用パックの装着が可能。
こちらはAタイプ



ただ全てのパックを装着できるような訳ではなく
特に胴体のパーツが顕著ですがJタイプなどはしっかりパーツがはまりません。




Uタイプなどもほとんど付けられると言えば付けられますが腰のジョイントがはまらなかったりします。




こちらはQタイプ
一部のパックはサイドアーマーの装甲をさらに外して取り付けます。



こちらはDタイプ
手足中心に取り付けるパックなら問題なく装着出来る物が多いです。




以上MG F80 ガンレイド レビューでした。
今回はフレームの多くがF90の流用ではありますが、外装はほぼ別物です。
MGなので色分けなどもしっかりしていますし頭部なども細かく作り込まれています。
またF90より角張ったラインかつ若干太めのスタイルはF90ほど洗練されていない感じを上手く表現していました。
関節構造は大きく変わっていないので相変わらず可動などは優秀でポーズも付けやすいものの
やはり付け替えなどをしていると指パーツが外れやすくなるのでこのあたりは調整が必要になってくると思います。
とは言え単体で3連マシンキャノンや余剰パーツを使ったライフルの換装の他、
F90系のパックがあればさらに様々な換装が楽しめるプレイバリューの高いキットでしたしポンチョを装備したデス・ガンズ仕様のキット化などもして欲しいですね。

[広告](amazon)
・amazonプラモデルセール

MG F80 ガンレイド 1/100スケール 色分け済みプラモデル
MG F80 ガンレイド 1/100スケール 色分け済みプラモデル

BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) MG 機動戦士ガンダムF91 ガンダムF91Ver.2.0 1/100スケール 色分け済みプラモデル
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) MG 機動戦士ガンダムF91 ガンダムF91Ver.2.0 1/100スケール 色分け済みプラモデル

機動戦士ガンダムF90クラスター(1) (角川コミックス・エース)
機動戦士ガンダムF90クラスター(1) (角川コミックス・エース)

BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) MG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトスルプス 1/100スケール 色分け済みプラモデル
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) MG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトスルプス 1/100スケール 色分け済みプラモデル


B0FBLRBKR1  B0FBLR38KD





(駿河屋)

プラモデル1/100 MG F-90 ガンダム F90 「機動戦士ガンダムF90」 プレミアムバンダイ限定 [5058025]

推し活応援セール



(DMM)

・バンダイ新作予約


・DMM ガンプラ11月再生産分








(あみあみ)

マスターグレード各種



(楽天)
MG F80 ガンレイド




■ガンプラレビュー一覧(カテゴリ別)


■ガンプラ以外のプラモレビュー一覧(メーカー別)


■レビュー一覧はこちら

■レビュー更新履歴(レビュー置き場TOP)

■ブログTOP