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MG MS-07B マ・クベ専用グフ レビュー

最近再販受注も開始されたMG マ・クベ専用グフ。
こちらはプレミアムバンダイでの受注品となっています。
今回は積んでいた物を組んでみましたが2014年発売のキットでその当時の価格は4,860円。
再販受注では5,390円です。

付属品はヒート・サーベル刃2本&グリップ、シールド、
ヒート・ロッド、MS-07A(初期量産型)用パーツ、それにスタンドジョイントが付属します。

シール類は水転写デカールとスペシャルエングレービングシールがあります。
スペシャルエングレービングシールはMG ドズル・ザビ専用ザクと同じタイプの転写式シールで
立体的で豪華なエングレービングが再現できるシールです。

今回は以前作ったドズルザクと同じくメタリック塗装した上に貼りたいと思っているのでレビュー時では貼っていませんが
貼るとこのようになります。
シールは貼り直しが効かないので慎重に位置決めする必要があります。

余剰パーツですが今回は大量にあります。
ベースとなっているMG zザクVer.2.0系のフレームパーツもいくつか余りますが
配色再現のため同じランナーが複数用意されているため赤いソールパーツなども余り


ライトパープルやブルーのパーツ、色違いのクリアパーツやランバ・ラル&クラウレ・ハモンフィギュアなども余りますし

ブルーのDランナーは4つのパーツのために2枚のDランナーがほとんど丸ごと余ります。
またノーマルグフのパーツも全て揃っています。


「機動戦士ガンダムMSV」からキット化されたマ・クベ専用グフ。
こちらは以前キット化されたMG グフVer.2.0に新規パーツを追加し
ギャンから逆算したようなカラーリングと頭頂部のアンテナなどが特徴的なグフです。
所々にゴールドも配置されノーマルのグフより豪華な仕上がりとなっています。


キットですがMG ザクVer.2.0のフレームが一部流用されたキットで関節はABSとポリキャップの組み合わせです。
パイプなども1節1節全て別パーツ化されMGらしい精密な仕上がり。
MG ザクVer.2.0やガンダムVer.2.0同様追加ディテールなどはわずかで
一年戦争系の機体らしいシンプルな外装デザインです。


キットの配色ですが余剰パーツからも分かる通り
多くのカラー違いランナーがセットされ成型色でギャンに近い配色を再現しています。
余剰の関係でカラー違いのパーツもたくさんあるので改造用の予備にしたり色違いのパーツを組み込んだりする事ももちろん出来ます。




頭部アップ。
ノーマルのグフVer.2.0と比べています。
頭部のヘルメット部分は新規パーツとなっていてギャンのような上に盛り上がった形状になり
アンテナもギャンと同じタイプで頭頂部から伸びる物になっています。
今回はクリアパーツが2色あり、モノアイはクリアピンクと無色クリアがあるためシール無しでも配色が再現可能です。

ザク2.0系の構造のため首の回転とモノアイが連動します。


胴体のアップ。こちらはノーマルグフと特に変わらず配色が変わったのみです。
コクピット部分にはクリアパーツも使われています。


コクピットは開閉可能。
胴体のパイプはゴールドの芯線パーツにパイプを通していく方式。
ランナー状態で芯線パーツをパイプに挿し込んだらカットするだけでいいので紛失しにくく組みやすいです。

バックパックのノズルは別パーツで再現。
内部ディテールもしっかりしています。


中央のスパイクが長く伸びたグフらしい形状のスパイクアーマー。
こちらは合わせ目も出ず内部フレームも再現されています。


腕部は右手にヒート・ロッド、左手はフィンガー・バルカンになっているのも変わらずです。

もちろん装甲もディテールに沿った分割です。


収納時のヒート・ロッドパーツも再現。
フィンガーバルカンは全ての指が可動します。




頭部に続いて一部新規パーツが使われている脚部。
ですがほぼノーマル版と変わりません。
膝の可動に合わせて膝の装甲がスライドしつま先も動きます。

ノーマルグフとの違いはスラスターダクト中央に仕切りがあるかないかのみの違いです。
小さい変更点ですがしっかり新規パーツが使われていました。

足裏はぐるっと肉抜きがあるのですがディテールっぽく見えるよう処理されています。


可動範囲ですが上半身は肘や腰の前後スイングの可動は良好です。
手首もスイング軸があり自由度は高いですが腰とランドセルのパイプが繋がっているデザインのため
腰はほとんど回転出来ません。


肩は肩アーマーが若干腕を上げる時干渉しやすいですが前後スイングは良好。
腰も少し横にスイング出来ます。


下半身は足首の接地がいまいちですが股関節や膝は良く動きます。



ベースとなっているMG グフVer.2.0と比較。
本体の造形的な違いは頭部と脚部のダクトのみとなるのですが
ギャン系のカラーとゴールド、それに貼っていませんがエングレービングシールの追加でかなり豪華な仕上がりになり儀礼や式典用らしいデザインに変わっています。

武器を装備させて。
武器はグフと同じ物が付属します。

ヒートサーベルですが蛍光色の明るいクリアオレンジの刃がありノーマル版より鮮やかです。


またクリアイエローの刃も付属し好みで入れ替える事が出来ます。
こちらも蛍光色です。


ヒート・サーベルの刃は十分な大きさがあり迫力十分。

スタンドジョイントはアクションベースに対応。
パチンとはまり抜けにくいため気軽に角度も付けられます。


肩スイングが優れているので両手で構える事も出来ます。
ただ脚を開きすぎるとサイドアーマーが外れますし足首の接地も追いつかない事が多いです。
また手首の保持ダボも短く、サーベルはよくポロっと外れる時があります。

フィンガーバルカンは全指可動しますし砲口部分のディテールもしっかりしています。
股関節は動かしすぎるとちょっと調整が必要になる印象ですが、他の部分は十分な保持力がありました。



シールドですがこちらも覗き窓に新規パーツが追加され若干豪華な形状に。
カラーはダークブルー一色となっています。


取り付けはジョイントを使い前腕に挟み込むだけです。
取付部は1箇所のみなので角度は限定されますが一応ジョイント基部はBJなので回転と若干の角度変更が可能。

シールド裏にはヒート・サーベルのグリップを収納可能です。


ヒート・ロッドですが成型色がグレーからゴールドに変わりました。

このヒート・ロッドは節が全て別パーツになっていてBJで繋がれています。
そのためかなり自由に形を変える事が可能。


経年などで厳しくなってくると思うのですが、
一応そこそこ伸ばした状態でも形状を維持出来ます。
ただ組んだばかりの状態でもギリギリでちょっとした衝撃で垂れ下がります。
ですがこの自由度の高さは素晴らしいですね。

右腕のヒート・ロッド基部を取り外し、左手を普通の手首にする事で「MS-07A グフ(初期量産型)」に変更する事が出来ます。

両手が普通の手首になるぐらいなので極端に姿が変わる訳ではありません。

今回は余剰パーツに赤い成型色ですがヒート・サーベルグリップがあるので二刀流なども可能な他、


ノーマルグフのパーツも省かれていないのでギャンカラーのノーマル仕様として組む事も出来ます。



最後に塗装してしまっていますがMG ガンダムVer.2.0やMG ギャンとサイズ比較。
ギャンほど大きくありませんが骨太のプロポーションでなかなかのボリュームがあります。



以上MG マ・クベ専用グフ レビューでした。
ベースはMG グフVer.2.0ですが新規パーツが追加されギャン風のアンテナがある頭部や
仕切りのある脚部スラスターダクトが再現されています。
各所のエングレービングはMGドズル専用ザクと同じスペシャルエングレービングシールがあるため豪華に仕上げる事が可能。
かなりの余剰が出ますがギャンカラーも成型色で無理なく再現されていました。
余剰のおかげでヒート・サーベルが2色付属したりノーマルグフのパーツやスペアの装甲も多数あるので
塗装前提ならノーマルグフよりこちらの方が便利かもしれません。
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