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RG MS-06R-1A 黒い三連星専用ザクII レビュー

様々なブランドでキット化されている黒い三連星専用ザクII。
今回は紹介しそびれていた2018年にプレミアムバンダイでキット化されたRG MS-06R-1A 黒い三連星専用ザクIIをレビューします。
価格は3,300円(改定前)です。

付属品はザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ジャイアント・バズ、ヒート・ホーク&取り付けジョイント、
可動手首、銃持ち手、平手、スタンドジョイント、アンテナ無し頭部、ガイアフィギュア、シールド用武器取り付けジョイントが付属します。

シール類はリアリスティックデカールです。
モノアイやバックパックの赤部分などもこちらで補います。

RGノーマルザクがベースになっているため余剰パーツがいくつかあります。


RGで2018年にキット化された黒い三連星専用ザクII.
こちらは06R-1A型の高機動型ザクIIとなっていて背面や脚部に大型のスラスターが追加され機動力が大幅に強化されたザクです。
R-2型と異なり脚部にカバーがなく無骨な印象で
黒い三連星仕様という事でカラーリングもダークブルー&パープルが中心のカラーリングとなっています。


膝下のボリュームはもちろん、太腿なども従来のザクより太くマッシブな姿です。
キットですが最初期に発売されたシャア専用ザクなどのザク系の作りを踏襲していて
全身にアドヴァンスドMSジョイントが使われています。
そのためフレームや関節ランナーの一部にはABSも使われていました。


キットのカラーリングはRGという事もありかなり細かく分割され
各所のパープルやホワイト部分などもしっかり色分けされています。
ただランドセルの赤部分はシールで補う方式。
リアリスティックデカールで各所のマーキングは再現可能です。




頭部アップ。RGなので小さいのですがモノアイガードはクリアパーツで再現され
動力パイプも全て別パーツでリアルに仕上げられています。
アンテナの有無でガイア機とオルテガ&マッシュ機の再現が可能でアンテナありの場合はガイア機となります。
モノアイは首の動きに連動するタイプです。


頭頂部のパーツを交換すればアンテナ無しのオルテガ&マッシュ機に。

モノアイはクリアパーツですが無色透明なのでシールまたは塗装で補います。


胴体のアップ。ザクをベースとしながら背面には巨大なランドセルに換装されスラスターも大型化。
メカニカルな造形が格好良いです。


コクピットは開閉可能。
同スケールのヘルメットを被ったガイアフィギュアも付属します。

ランドセルのフィンやバーニアも可動します。
角形スラスターの内部も細かく再現されていました。


右肩のシールドは可動式のアームで繋がれた自由度の高い構造。
裏打ちパーツもあり多層式の作りで見栄えが良いです。


スパイクアーマーも合わせ目が出ずこちらもアームで繋がれていて自由に逃がせる構造。


腕部は肘に膨らみがあるタイプで装甲も細かく分割されています。
手首は画像のアドヴァンスドMSジョイントにある可動手首も取り付け可能。


腰アーマーは裏面にもディテールがあり、フレームを動かす事で股関節軸の位置を調整出来ます。




脚部は太腿が太く、スラスターユニットが装着され通常のザクとは異なるメカニカルな造形。
バーニア類もディテールは細かく、動力パイプはスプリングが使われ動きに追従し自然に曲がります。
足首も小さく厚みのあるデザインになっているのが特徴的。
また膝を曲げると太腿の装甲が大きくスライドします。


膝は二重関節で下側を曲げると膝パッドなどが分割してスライド。
脚のフィン部分なども可動します。

足裏はつま先が可動し肉抜きはありません。


可動範囲ですがRGザクベースという事で腰のスイング幅などは良好で
スパイクアーマーも逃がせるため腕も十分上げられますし肘も深く曲がります。


肩スイングや腰の横スイング幅も広め。


足首の接地はちょっとイマイチですが太くなった割に股関節は柔軟です。
ただ膝はデザインの都合で90度ほどしか曲がりません。



ベースとなっているRGシャア専用ザクIIと比較。
基本的な構造は同じですがサイドアーマーの接続が変わりポロリしにくくなっていたりと若干改良されている所もあります。


MS-06R-1Aシン・マツナガ専用ザクIIとの比較。
肩のスリット、肘の張り出し、腰アーマーのディテール、脹脛の推進剤カートリッジ部分の構造など細かい違いがあります。


武器を装備させて。
今回もシールドにジョイントを取り付ける事で各種武装を取り付け可能。
ただ重量があるためどうしても関節が負けて体が傾きやすくなりあmす。


スタンドジョイントは股関節に取り付けるタイプで初期のRGによくある方式。
3mmジョイントは使えず、アクションベースの太いジョイントで固定します。
ジョイントはかなり強くはまり、簡単には取れません。

初期のRGという事もありディテールは結構多め。アンテナのシャープさなども十分です。



ザク・マシンガンは基部に若干合わせ目が出るものの、スコープやサブグリップは可動ししっかりクリアパーツも使われています。

ストックがやや邪魔になりやすいですが肩の引き出しが優れていて両手持ちも十分可能。



ザク・バズーカは他のザク系キットの流用で中央に若干合わせ目が出ます。
またジャイアントバズが付いているRGザク全てに言えますがクリアパーツをジャイアント・バズに回すため
こちらのレンズは非クリアパーツとなります。


グリップには回転式のダボがあり左右の銃持ち手にしっかりはめ込む事が可能。
ザク・マシンガンも同じでどちらもガッチリ保持できますが
ダボ部分が細く、結構きつくはまるため取り外し時は無理な力をかけないように注意が必要です。




ジャイアント・バズももちろん付属。
黒い三連星という事もあり良く似合います。
こちらはグリップのダボが右手側にのみあるタイプ。
グリップやスコープなどは可動します。

こちらも中央部分に若干合わせ目が出ますが砲口などは別パーツ化されしっかり仕上げられています。

RGでアドヴァンスドMSジョイントが使われたキットの多くに言えますが
やはり動かしていると肩などが緩くなりやすくそのうち垂れ下がりやすくなってくるのは変わっていません。
そのため多少調整は必要になってくると思います。



ヒート・ホークは刃部分が別パーツ化されています。
ジョイントを使う事で腰などに装着可能なのは他のRGザク系キットと変わりません。



HGUC版やHGオリジン版と比較。
色味はHGUC版に近いです。
ディテールの違いなどもそうですがプロポーションもそれぞれ違いがあって面白いです。
RGは僅かではありますが一番細身に見える印象。



以上RG MS-06R-1A 黒い三連星専用ザクII レビューでした。
RGは多数のバリエーションが発売されている06R系のキットの1体ですが
黒い三連星仕様のダークなカラーリングにジャイアント・バズが良く似合います。
RGという事で細かいカラーリングもほぼ再現されディテールの細かさも特徴的。
ただ初期のRGがベースという事もありアドヴァンスドMSジョイントが使われた肩などが少し緩くなりやすかったりするのも変わりませんが
RGらしく密度のある構造を楽しめるキットでした。
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(駿河屋)

RG 黒い三連星専用ザクII

(DMM)

ガンプラ 8月再生産分
HGUC 1/144 151 MS-06R-1A 黒い三連星ザク II
(あみあみ)
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価格:
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