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■MG Ex-Sガンダム/Sガンダム レビュー(Sガンダム編)




Ex-SとSの選択式になっている今回のMGEx-S/Sガンダム。
前回はEx-Sガンダムを紹介しましたが今回はSガンダムを紹介します。
まずは胴体のGコアですが左側のSガンダム用に交換します。
こちらのGコアは各コクピットの分離が可能になっているものです。



分離は可能ですがコクピットハッチは一部閉じたままで
Gコア内部のキャノピー部分にしかパイロットは乗っていません。



もちろんEx-S用と同様に変形が可能でこちらを入れ替えて使います。



続いて各パーツを交換してSガンダムにしていきます。
交換箇所はそれほど多くはないのですが、フレームをバラさないといけない所があり
ビス止め箇所もあるためあまり気軽に換装できるという訳ではないです。
まずは膝のフレームを分解し、Sガンダム用の膝フレームに交換します。



続いて脛部分のフレームをバラし推力強化装置を外したら
脹脛部分にフィンパーツなどを取り付けます。



太腿のビームキャノンは取り外し
左脚にエネルギー供給サポートユニットを取り付けます。



股関節のフレームですが、股関節軸のフレームを押し込み縮めておきます。




股関のユニットを外し、2つの白い装甲パーツで取り付け穴を塞いでおきます。



テールスタビレーターのパーツも一部交換。
張り出しのない形状にしておきます。



続いてバックパックの交換。
背面のビームキャノンを取り外しノーマルのバックパックに取り付けたら



バックパック接続フレームを交換します。
ここはタッピングビスで固定しますがEx-S時には重いブースターを支える部分で
ビス自体も短めのためネジ穴をナメさせないよう注意が必要です。



後は肩のプロペラントタンクや胸部のIフィールドユニットを外し
各パーツを再び合体させてSガンダムの完成です。



強化パーツを外しただけですが巨大なブースターやプロペラントなどが無いためかなりスマートな姿に。
また脚部もスッキリしていて全体的にシンプルになっていますが頭頂高自体は変わっていません。



大きく形状が変わったバックパックや膝パーツなどは旧版のパーツそのままです。



頭部などは当然そのままですが内側のアンテナがかなり細いので組み換えや変形時には注意が必要です。



Iフィールドユニットが無くなった胸部はコクピットの開閉が可能。
ただSガンダム用のGコアはパイロットが見えません。




一気に小ぶりになったバックパックは旧版と同じパーツで一部合わせ目あり。
バーニアは内部ディテールもしっかりあります。



腰のウイングなどは特に変わらず。



エネルギー供給サポートユニットも旧版と同じランナーのため
グリップ部分などが展開できるものの合わせ目あり。



中央部分にも可動ポイントがあり微調整出来る作りです。



脚部はEx-S同様膝裏にサーベルが収納されています。



かなり細身になった膝下部分。



脹脛のフィン部分は若干可動します。



可動範囲はほぼ変わりませんが、タンクを外したので腕が上げやすくなり
また膝もほんの少しですがより曲がるようになっています。




スマートガンはレドームを外し、取り付け穴をフタパーツで閉じておきます。




スマートガンは右のムーバブルフレームに接続し、エネルギー供給サポートユニットもスマートガンに接続。



これで射撃姿勢を取る事が可能です。
右の銃持ち手を使う事もできますが、かなりタイトなので可動手を使ったほうが構えやすいのは変わらず。




アームで繋ぐとほとんど砲身を左右に振れなくなりますが、上下になら多少動かせます。



片側だけ接続するならある程度動かせるようになります。



頭部に変更はないのでインコムの射出ももちろん可能。




ビームサーベルも変更はありません。



続いて変形ギミックの紹介です。
Ex-SではGクルーザーに変形しましたが、Sガンダムでは上半身で構成されるGアタッカー、下半身で構成されるGボマー、
そしてGコアの3機に分離変形します。
画像では説明書通り各ユニットを外して変形させていますが
手足を取り付けたままでの変形も可能です。

まずはGアタッカー。
こちらは襟部分を倒しアンテナを畳み頭部を押し込みます。



胸部装甲を持ち上げたら
バックパックのビームキャノンを画像の位置まで動かします。



背面のフレームを伸ばし、テールスタビライザーの先端も伸ばしておきます。



背面のフレーム部分を胴体に繋いだら



胸部装甲を回転させスタビライザー部分と合わせます。




腕部はEx-S同様にジェネレーター部分の装甲を回転させ腕を包むように固定。
後はウイングを展開させておきます。
後は変形させた胴体に合体させれば





Gアタッカーの完成です。





前進翼のシルエットも格好良く
複雑な変形ながら各所のパーツもピタッと合います。




Gコアは機首を回転させノーズ部分を引き出したら翼を展開するのみ。
キャノピーはクリアパーツですがフレームなどは塗装が必要。
また機首周りは合わせ目も出ます。



続いて下半身で構成されるGボマーです。



まずは上半身との接続ジョイントを畳み、股間に収納されている機首を展開。
ウイング部分を起こし水平位置にします。




脚部の変形はEx-Sと変わらず。
脛の装甲を足首に被せ、膝をクランク状に曲げます。




スマートガンなどは画像の位置に取り付けます。





後は各パーツを合体させてウイングを開けばGボマーの完成。
太腿は取り付ける時180度回転させておきます。
こちらも説明書通り脚を取り外して変形させましたが取り外さなくても変形可能です。



スマートガンはアームの他、ピンでも接続されるのでガッチリと固定可能。
上半身よりシンプルなのでこちらはサクサク変形できます。



3機並べて。






Ex-Sはスタンドが使えましたがこちらは使えず、スタンドジョイントもないので浮かせて飾るのは結構大変です。
せめてスタンドジョイントがあれば良かったですね。



旧Sガンダムと並べられば良かったのですが無いので一般的な18mサイズのMS(Mk-II)と並べて大きさ比較。
機体のボリューム自体は減りましたがそれでもかなり大型の機体です。
頭部も小型化されたため頭身は高め。




以上MG Ex-Sガンダム/Sガンダム レビューでした。
旧Ex-Sそのままの部分も多いですが、ディープストライカーでアップグレードされたパーツや新規パーツなどが組み込まれていて
ウイングやビームキャノンなども色分けされるようになり一気に見栄えは良くなりました。
地味に形状固定の平手や握り手が追加されているのも嬉しいです。
小型化された頭部も効果的でプロポーションが良くなっていますし
肩のスライドやインコムのケーブルなどギミック面もより充実した物になっています。
複雑な変形もカッチリ決まってポロリなどがないのは凄いですが
その分可動は控えめで派手なポーズは取れませんが、元々そこまで動かなくても気にならない機体だとは個人的に思います。
今回は選択式のキットとなっていますが脚部などはフレームを分解しないといけませんし
何度も分解したりしているとビス止めの箇所をナメさせてしまう危険もあるのであまり気軽には換装できない感じです。
もともととんでもない部品量のキットで
今回はSガンダム用のパーツやより複雑になったブースターなどがあるため組み立てるだけでも結構大変な所はありますが
旧版より出来は良くなっていますしおすすめのキットです。

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