■TOP
カスタマイズシーンベース(水上Ver.) レビュー

バンダイカスタマイズシーンベースシリーズに水上Ver.が新たに追加されました。
価格は990円です。

セット内容ですがベース自体は今までの流用で六角形タイプのベースが使われています。
支柱は長短各2本、ジョイントは先端側が4種、基部側が3種、それに連結ジョイントが付属。
後は新たに水しぶきエフェクトや水上面パーツが付属しています。


まずは本体のベースですがこちらは水中をイメージしたベースとなっています。
物自体はカスタマイズシーンベース01の壁面パーツや砂漠Verのベース部分が流用されています。
ですが水中らしさを出すために紙の情景シートを切り出し、壁面パーツに挟む事で基地っぽさを無くしています。

情景シートは比較的浅い海中といった印象で光が差しています。
またベース部分とつながるような地面の描写もありました。

水上部分のパーツですが表面には52mmほどの穴が合いていて
2種類のフタパーツでフタをするような作りになっています。

片方は周りの水面と合わせたような穴のない穏やかな水面。

もう一つはスタンド用の穴がありやや波しぶきが立ったような造形です。


穴のある水面は中央のパーツを取り外す事で3mmジョイントからアクションベースに対応する太い6mm穴にも対応。
別売のアクションベース5などの支柱も使えました。

支柱パーツ類ですがこれはカスタマイズシーンベース01についている物と共通で
八角形である程度角度が決められしっかり保持できるジョイント、丸軸で好みの角度が決められるジョイント、
BJで微調整できるジョイントの3種があり
先端部分はそれらに加えクリップパーツが付属します。

付属の支柱と組み合わせ色々なパターンの支柱が組めるのも変わっていませんし

連結パーツを使って長い支柱にする事もできます。

ベース類も流用なのでもちろん同じシリーズのベースなどと連結が可能。
ベースは砂漠Verの流用でもちろんスタンド穴を隠すフタパーツがあります。


ポルタノヴァ水中仕様と組み合わせて。
サイズなども特に変わっていないので30MMの機体がちょうど1体収まるようなサイズです。

情景シートを取り外した状態。
透明感のあるクリアブルーの壁面パーツが独特なベースになります。
これはこれで未来感があって良いかも。


水上部分のパーツに支柱を取り付けてアタックサブマリン&ポルタノヴァを飾ってみました。
1キットで水中と水上に2体ほど飾る事ができます。


続いて水しぶきパーツ。
1パーツで成形され、水上部分のパーツに置いて使います。
特にピンなどはなくただ置くだけです。


水上面のパーツ中央の穴に合わせた作りになっているので組み合わせると
水中から飛び出したり水中に飛び降りるような形で飾る事ができます。
こういった水に入ったりするようなパーツは珍しく新鮮です。


ただ穴が52mmほどなので潜れる幅に制限があり、大抵は腕などが引っかかります。
ただそのおかげで別にスタンドを使わなくても引っ掛けるようにして飾ったりする事が可能でした。


水中や水上での戦闘をイメージした形で飾る事ができるのでなかなか楽しいです。
ただやはりキット1つではちょっと手狭に感じるので2つぐらい合ったほうが便利かも。


もちろんHGのガンプラにも良く合うと思います。
HGBFアメイジングズゴックやHGガンダム(BEYOND GLOBAL)と組み合わせてみました。

ガンプラは30MMよりはボリュームがある物が多いのでさらに手狭に感じるかも。
ただ水中用MSを飾ったりするのにはピッタリですね。


さすがに大きいのでちょっと無理やり感はありますが衝撃波風のエフェクトとしても使えると思います。
クリアブルーの成形色は普通で特に蛍光色などは使われていないようです。

以上カスタマイズシーンベース(水中Ver.)レビューでした。
基本的な構造はいぜん発売されたカスタマイズシーンベース01と変わらないのですが
新たに情景シートを挟み込む事で上手く水中らしさを再現しています。
また水上面のパーツは大きい穴が開いていて水しぶきパーツを組み合わせる事で
水中から飛び出したり水中に飛び込んだりするようなイメージで飾れるのが面白く
なかなか珍しい感じのベースになっていました。
(プレミアムバンダイ)

(amazon)



■ガンプラレビュー一覧(カテゴリ別)

■ガンプラ以外のプラモレビュー一覧(メーカー別)
■レビュー一覧はこちら
■TOP