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HGUC ギャプランTR-5[フライルー] レビュー




2006年に発売されたHGUC ギャプランTR-5 [フライルー]。
価格は2,640円です。



付属品はロングブレードライフル、銃持ち手、アーム取り付け用ジョイント、変形用パーツ、
ビームサーベル2本、それにスタンドが付属します。



シール類はモノアイ周りのシールを使ってしまっていますが
各所のセンサーや細かい黄色部分を補うホイルシールとマーキングシールが付属します。



余剰パーツですがベースキットとなったギャプランで使われていたパーツが余剰となります。
余剰を使う事でノーマルギャプランに組めますが、ギャプランに付属していたブースターは省略されているのでそちらは組めません。



AOZからHGUCで2006年にキット化されたフライルー。
こちらはギャプランTR-5にフルドドIIのユニットを装着した機体となっていて
キットの方はHGUCギャプランをベースに新規でフルドドIIのユニットなどを追加でセットした内容となっています。





ギャプランがベースですが両肩にはショルダークローユニットとショルダースラスターユニットが追加され
腰部アーマーも装甲が追加されているため胴体周りがかなりボリュームアップしています。
機体の作りはギャプランと変わらないため関節の作りは共通です。
ポリキャップはPC-116で一部のパーツにはABSも使われています。
もちろんMA形態への変形ギミックも搭載されています。




機体の配色ですが細かく散らばっているシールは一部シールで補えるものの、
腕部のパイプなども黄色なのでシールだけでは補えない所があります。






頭部アップ。
ギャプランをベースとしながらもガンダム風のユニットが装着されていてアンテナもあるためイメージはだいぶ変わっています。



奥まっていてほとんど見えませんがモノアイなのは変わっていません。




胴体ですが胸部こそそのままですが腰部に増加装甲が組み込まれボリュームが一気に増しています。
腰回りの装甲はノーマルギャプランの物に追加装甲を挟み込むようにして装着します。
胸部先端や背面の細かいイエローなどはシールがあります。



背面のスラスターなどは特に変わらず。



リアアーマーにはマルチアームユニットが装備されています。



マルチアームユニットは差し替え無しで展開可能。



腕部ですが肩アーマー部分にショルダーユニットやドラムフレームが追加されています。



ショルダークローユニットは差し替え無しで開閉可能です。




腕部自体は特に変更なし。
肩部や前腕などに合わせ目が出ますし、肩や前腕の細かいダクトモールドなどはシールです。
パイプモールドなどは流石に色分けされていないのでこちらは塗装が必要です。



アーマー裏ですが追加アーマーと裏打ちパーツで挟み込む方式になっているため
アーマー裏に蓋パーツが付くようになり見た目が一気に良くなっています。




脚部は特に変更ありません。
中央に合わせ目が出ますがカカト周りのイエローなどはシールで補う事ができます。



フレア内部のバーニアも再現されつま先も可動。
足裏の肉抜きはありません。




シールドバインダーもカラーが違うのみ。
こちらもイエロー部分はシールで補えます。



可動範囲は基本的にギャプランと変わりません。
肘もあまり曲がりませんし変形ギミックの兼ね合いもあり胴体は固定です。
ショルダーユニットが追加されたため、普通の位置では可動範囲が狭まってしまいますが



接続フレームが回転可能なので一応見た目を気にしなければ干渉を逃がす事ができます。




脚部は接地はまずまずですが股関節がシンプルなボールジョイントで膝もさほど曲がらず。
最新キットと比べるとどうしても狭く感じる所はあります。





ベースキットのHGUCギャプランと比較。
胴体のボリュームがぐっと増していますが四肢のパーツは特に変わりません。




武器を装備させて。
スタンドは付属のスタンドが使えますが角度変更は不可。
ジョイントが一般的な3mm穴などではないので市販のスタンドを使う場合クリップなどを使う必要があります。





ロングブレードライフル。
先端のブレードは取り外し可能です。
基部パーツには合わせ目あり。




左右ともに銃持ち手が付属しています。
手甲を移植する必要がありますがしっかり保持する事が可能。



ただ胴体が固定で頭部もあまり動かせないので派手なポーズは取りにくいです。




ジョイントをライフルに取り付ければヘイズル改などのシールドブースターが装着可能。
ダブルシールド状態を組む事ができます。





またロングブレードライフルはショルダークローユニットにも装着できますし




ジョイントを取り付けてマルチアームユニットにも装着する事ができます。
その際はリアアーマーではなく、肩のドラムフレームにアームユニットを移動させます。





シールドバインダーにあるビームキャノンのグリップは変わらず引き出し可能。
手首に握らせる事ができます。




ビームサーベルは昔のキットという事もありグリップと一体型で非クリアパーツでした。



続いてMA形態への変形ギミック。
まずはアンテナを差し替え折りたたまれた物に交換した胸部を跳ね上げます。



跳ね上げた胸部のロックを外し腰も回転させ胸部をフロントアーマーの機首となる部分に接続。



脚部を回転させ後ろに向けたらつま先を伸ばし



シールドバインダーを180度回転させ縮まっていたシールド部分を引き伸ばします。



肩のジョイントを外して胴体に再接続。
ジョイントは余剰になります。



ショルダーユニットは一度取り外しフレームの位置を調整。
ドラムフレームも内側に来るように取り付け位置を変更します。



後はリアアーマー部分に装着。
マルチアームユニットは引き伸ばし脚の間をくぐらせます。



後はロングブレードライフルに接続用ジョイントを装着し



胴体に取り付ければMA形態の完成です。
ギャプランの変形がベースなのは変わらず、シルエットもそちらを踏襲していますが
ロングブレードライフルが長い機首のように見えるのでより鋭さが強調されています。




スタンドは変わらず使用可能。
後ろ側にまとめて配置されたスラスターが圧巻です。




形状はそこまで不安定という訳ではないですが自分の物はフロントアーマーが垂れやすく
ライフル周りも少しズレやすい印象。
ただそこまで扱い辛いという訳ではなくストレスはあまり感じません。





楔形のシルエットは鋭さがあって格好良いですね。




余剰パーツを使えばノーマルギャプランとして組む事もできます。



今はギガンティックアームユニットまでキット化されているため
カラーがマッチしたアームユニットをドラムフレームに取り付けたりする事もできます。
ただジョイント穴がきっちり合っておらずスカスカなので調整は必要です。
また以前のレビューで紹介していますがギャプランIIを作る時などにもこのキットが役立ちます。



最後にHGUCヘイズル改とサイズ比較。
ギャプランベースで胴回りのボリュームもアップしているためかなり大きく感じます。




以上HGUC ギャプランTR-5 [フライルー] レビューでした。
ギャプランベースの機体となっているためさすがに分割や可動にちょっと古さは感じるものの
バランスの良い変形ギミックなども搭載されていますし追加パーツにより一気にプレイバリューも増しています。
ショルダーユニットやアームユニットなどはもちろん、シールドブースターを流用したりしても楽しめますし
AOZ系キットらしいシステマチックな楽しさがあります。
またアーマー裏など追加パーツによってさらに見栄えが良くなっている所もあり良い出来のキットになっていました。

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