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HGUC ガンダムTR-6 ［ウーンドウォート］　サイコブレードカスタム（A.O.Z RE-BOOT版）　レビュー

A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢より
HGUC ガンダムTR-6 ［ウーンドウォート　サイコブレードカスタムがキット化されました。］
価格は2,640円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
説明書はこれまでと同じくモノクロで機体説明などもない簡素な物でした。

付属品はコンポジット・シールド・ブースター、持ち手左右分、クローモード用パーツ、スタンドジョイント、
バーザム（A.O.Z　REBOOT版）用接続ジョイント、［ウーンドウォート］ブラックヘアーズ・レジオン仕様再現パーツ＆変形用パーツと

ランナーレスタイプのスタンドが2つ付属します。

シール類ですがセンサーや股間のV字部分、肩付け根のパーツの先端やブレード部分などを補うホイルシールと
レジオンのマーキングシールが付属しています。

余剰パーツもいくつかあります。

また今回はサイコブレードを追加しただけではなく、
こちらのランナーも追加され頭部や脚部関節、変形用パーツの一部に変更が加えられていました。

A.O.Z RE-BOOTより指揮官機に装備されるサイコブレードを装着したガンダムTR-6［ウーンドウォート］。
こちらは以前発売されたウーンドウォートをベースに一部のパーツを変更。
頭部には目立つサイコブレードが装着され、それ以外の頭部パーツや脚部フレームなども新規パーツを使いながら再現。
カラーは黒基調のシックなカラーリングに変化しています。

頭部と脚部の一部以外はウーンドウォートの流用となっていて関節の作りなどもほぼ変わりません。
使われているポリキャップはPC-001となります。
また今回はこちらのサイコブレードカスタムとガンダムTR-6［ウーンドウォート］ブラックヘアーズ・レジオン仕様の選択式となっています。
換装パーツは頭部と脚部のみとなるのですが細かい分解が必要でちょっと面倒な所はあります。
機体の配色ですが新規パーツによって太腿の裏側のフレーム色なども成形色で再現されていますが
肩のフィンの先端や股間のV字、背中の白などは変わらずシールでの再現となります。

まずは頭部アップ。ノーマル版と比較して進めていきます。
頭部パーツはツインアイとアゴの赤いパーツのみ流用で他はまるごと新規。
サイコブレードはゴールドの成形色で再現され中央の少女型レリーフも細かく再現されています。

ノーマルの頭部と比較するとやや大型化していてツインアイも目立つようになっているのが特徴的です。

またハイゼンスレイ・ラーIIのサイコブレードよりかなり造形が精密になりました。
中央のレリーフも溶けたような造形からだいぶ立体的な形状に変わっています。

胴体などはこれまでと特に変更なし。
カラーが黒系に変わったため引き締まった印象です。

ブーストポッドも本体に合わせて黒いカラーリングに変化。

腕部も流用でカラーリング以外の変化はなく平手も付属しています。

脚部ですが大まかなシルエットには変化が無いものの、太腿のフレームパーツや後ろ側の装甲パーツの一部が新規となっています。
そのため太腿裏側のフレーム色が成形色で再現されています。

関節パーツの一部が新造されたため可動も若干変わっています。
太腿のフレームですが90度から45度程度に可動が抑えられています。
ただこれは変形用の可動なので変形ギミックが無いサイコブレードカスタムでは影響ありません。

また太腿のロールも45度程度に抑えられています。
こちらもロールしきる前に装甲が股間周りと干渉するので実質的な影響はありません。

ノーマルのウーンドウォートと比較。
頭部のサイコブレードは存在感があり良く目立ちます。
フレームの色は明るいブルーグレーになっていました。

武器を装備させて。
武装はこれまでと同じくコンポジット・シールド・ブースターのみとなります。

スタンドジョイントは股関節に取り付けるタイプで3mm軸の物が使えるのも変わりません。

コンポジット・シールド・ブースターも本体に合わせ白黒のシックなカラーリングになりました。
造形やギミックも共通でブレード部分は変わらずシールでの再現となります。

一部フレームが変更されたりした部分はありましたが可動範囲はほぼ同じなのでこちらのレビューを参照してください。

手首周りなどは特に変更がないので巨大なコンポジット・シールド・ブースターを保持する時手首がばらけやすくなりやすいのも変わらず。
また関節も細くちょっとフニャッとした印象があるので動かす時にはやや気を使います。

もちろんパーツの交換でクローモードも再現可能。
リード線も付属していますが肩に取り付ける基部の角度の関係でちょっと短めに感じるかも。

またこちらの形態は変形できません。
ですが次に紹介するブラックヘアーズ・レジオン仕様ではこれまで通り可能となります。

そして今回は以前キット化されたAOZ版バーザムに対応したジョイントパーツが新たに付属。
こちらの手足を付けられるようになります。

関節の一部が新造された事で脚部の接続部がやや深くなり一体感が増すようになっています。

取付方法は他と変わらず手足を曲げ肩ジョイントを取り付けるだけです。

HGUCバーザム　レジオン鹵獲仕様の手足を取り付けた状態。
手足を挿し込むだけなので換装は簡単に行えます。
接続部の保持力も良好でポロリは無かったです。

ホバーユニットも問題なく展開可能。
手足がかなり伸びるため体型が大きく変化します。

こちらはノーマルのAOZ版バーザムの手足を取り付けた状態。
色のマッチングはこちらの方が合うかも。

ブラックヘアーズ・レジオン仕様への組み換えですがまずは頭部を細かく分解して赤いツインアイのパーツを
右側のノーマル頭部のパーツに組み込みます。

続いて太腿パーツも分解。下段左側のサイコブレードカスタム用パーツを
右側に写っているブラックヘアーズ・レジオン仕様も物に交換します。

これでガンダムTR-6［ウーンドウォート］　ブラックヘアーズ・レジオン仕様の完成となります。
ティターンズの特殊チームブラックヘアーズ仕様のカラーリングで名前通り全身がブラックメインのカラーリングとなっています。

サイコブレードカスタムでは一部新規パーツを使いましたが、こちらはノーマルのパーツに戻すため
ノーマルウーンドウォートのカラバリとなっています。
なのでこちらの形態では変形も可能です。

頭部と脚部の一部のみの変更となりますがサイコブレードが無いだけで結構大人しく見えるのが面白いです。

武装も特に変わらずコンポジット・シールド・ブースターを持たせます。

続いて変形ギミックですが、こちらの差し替えパーツのみ新規パーツが使われています。
造形は変わっていないのですが横のピンが若干伸びています。

ただ変形自体はほぼ変わらない差し替え変形で
脚部を折りたたみウイングを取り付けます。

差し替え変形パーツに腕を取り付け

ドラムフレームを組み込み、ブーストポッドも接続。
新規の差し替えパーツがあるためブーストポッドのウイングを取り付けたままにできます。
後は脚部パーツを合体させれば

MA形態の完成です。新規の変形パーツを使った事で機首部分のウイングがあるのが目立ちますが
それ以外はノーマル版と同じでゴロッとした独特の形状に変形します。

差し替え変形のため各所の保持力も今のところ十分です。
ただノーマルと構造は変わっていないので経年で緩くなる部分は多いと思うので
MS形態にしろMA形態にしろそのうち調整は必要になるかも。

ノーマルのMA形態と並べて。
新規パーツによりブーストポッド下のウイングが残されたままです。
結構目立つ違いになりますね。

以上HGUC ガンダムTR-6［ウーンドウォート］　サイコブレードカスタム（A.O.Z　RE-BOOT版）レビューでした。
今回はサイコブレードが取り付けられた指揮官機仕様のウーンドウォートをキット化しています。
サイコブレードはかなり目立つ変更点ですが地味に頭部や太腿のフレームなども新規となっていて
新たにAOZ版バーザムのパーツを取り付けるジョイントも追加されています。
サイコブレードはハイゼンスレイラーIIの物より造形精度が良くなっているのは嬉しいですね。
また分解はちょっと面倒ですがブラックヘアーズ・レジオン仕様も組めるようになっていて２つの姿を楽しめるのも良いポイントになっていると思います。

(プレミアムバンダイ)