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MG トールギスII　レビュー

MGでMGガンダムWシリーズ用拡張パーツの受注が始まったので良い機会だと思い
積んでいたMGトールギスIIを組んでみました。
2013年にプレミアムバンダイで受注されたもので価格は3,990円となります。
再販受注もされていますがそちらの場合価格は4,180円です。



付属品はドーバーガン、シールド、持ち手、銃持ち手、平手パーツ、
トレーズ＆レディ・アンフィギュア、スタンドジョイント、それにサーベル刃が2本付属。
余剰パーツはありません。



シール類はカメラや鶏冠部分を補うホイルシールと水転写デカールが付属します。



以前発売されたMGトールギスをベースにして一部のパーツを変更したトールギスII。
大部分のパーツはMGトールギスの流用となっていますが
黄色で派手な形状の鶏冠を含めた頭部は新規パーツで再現されています。



頭部以外は流用のため大きくボリュームのある肩や太ももがマッシブで力強い造形になっています。
白い成形色は他のトールギスと異なり真っ白な成形色。
青も鮮やかで関節などのグレーは淡い色味になっています。
機体の配色はMGなので大部分は再現されているものの、鶏冠部分の白ラインやスーパーバーニアの○モールドはシールで補う方式です。
関節はポリキャップとABSの組み合わせなのは変わっていません。




頭部アップ。派手な形状の鶏冠は白ラインを塗装またはシールで補います。
目の下のスリットは色分けされていないのでこちらは塗装が必要です。
目部分はシールを貼っていますがクリアパーツです。
マスクはトールギスと違いアゴがあるのが特徴的です。



マスクを外せば内部のカメラ部分もクリアパーツで再現されています。
立ちポーズフィギュアはトレーズとレディ・アンの2種類が付属していました。



胸部はコクピットの開閉が可能。
ダクトなども細かくパーツ分割されています。



背面にはスーパーバーニア用のアームが両サイドに接続されています。




スーパーバーニアはアームで接続されそれぞれの基部に可動部があり
跳ね上げと回転が可能です。



後発のRGと比べると大人しい印象はありますがもちろんスーパーバーニアの展開が差し替え無しで可能です。



内部のバーニアは全て別パーツ。
カバーの開閉も左右連動しますしスムーズに開けます。



腕部はトールギスと特に変わりなし。
手首は親指以外を差し替えて表情を変える方式です。



肩のジョイントカバーは差し替え無しで開閉。
肘は曲げると装甲が分割するように連動します。



腰部のサイドアーマーは太ももと連結されていますが余裕があるBJで良く動くようになっているため
太ももの可動と連動するようになっています。




リアアーマーのバーニアももちろん展開可能。
バーニアも別パーツですが内部のモールドはやや簡素です。
股関節は普通の軸接続でスイングギミックなどはありません。




太もものボリュームがある脚部。
こちらは膝を曲げると内部の連動するフレームが見えるようになります。



足首はつま先が若干可動。
もちろん肉抜きはありません。



ドーバーガン＆シールドを装備させて。
どちらの武装も肩のジョイントに取り付ける事ができます。




スタンドジョイントを使う事でアクションベース１や４などに対応しますが、
ジョイントが若干取れやすいので飾る時は注意が必要です。





ドーバーガンはトールギスと同じ物で可動式のアームもあり構えやすい作り。
センサーもクリアパーツです。
大部分はディテールに沿った分割ですが砲身下側に合わせ目が出ます。



銃身のスライドギミックもそのままでスプリングによりスムーズにスライドし自動で戻るようになっています。




肩と手首の二箇所で持たせる関係である程度動きに制限はありますが気になるほどではありません。
グリップも持ち手にしっかりハマり外れやすいという事もないです。




もちろん両手持ちも可能。
可動範囲はトールギスのレビューを参照にしてください。




またドーバーガンの砲身を一度引き抜き、内部のパーツを外して組み直す事で
砲身を短くする事が出来るので




定番のドーバーガンを正面に立てるポーズも出来るようになっています。





シールドのグリップも可動するためこちらも手に持たせる事が可能。
裏面のディテールも細かくMGらしい仕上がりです。
裏側にはサーベルグリップが２本収納されています。



可動範囲は良好なのですが、MGのトールギスシリーズは経年で腰の関節が緩くなり
スーパーバーニアの重さで仰け反ってしまうようになるのでこちらもそのうち調整が必要になると思います。





ビームサーベルは湾曲したタイプが付属。
持ち手にはダボがあるためすっぽ抜ける事はなくきちんと保持できます。





最後にトールギスやトールギスIIIと並べて。
白の色味のせいか一番鮮やかに見えます。




以上MG トールギスII　レビューでした。
頭部以外は一般販売されたトールギスの流用となっているため基本的なギミックは変わっていません。
新造された頭部は鶏冠に一部シールを使うものの、クリアパーツなどもきっちり使われシャープに造形されています。
後発のRGと比べるとギミック面はややシンプルに感じるかもしれませんが
スーパーバーニアの展開ギミックなどはしっかり抑えられていますし、マッシブな体型も力強く格好良いです。
後日発送されるヒートサーベルと早く組み合わせてみたいですね。

(プレミアムバンダイ)
MG トールギスII　再販分

MG 新機動戦記ガンダムＷ EWシリーズ用拡張パーツセットなどが受注されています

(amazon)








（あみあみ）

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