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プラノサウルス ステゴサウルス レビュー



バンダイプラノサウルスシリーズで新たにステゴサウルスがキット化されました。
価格は1,650円です。



付属品は恐竜ビルド用骨パーツとベースのみとなります。



シール類は瞳と背びれ類の色分けを補うマーキングシールが付属しています。



「骨格ビルド」と「恐竜ビルド」という2つの組み方が楽しめるプラノサウルスシリーズ。
今回は新たにステゴサウルスが登場。
こちらは骨格を再現した骨格ビルドですが今回も特徴的なシルエットが印象的な恐竜で
小さい頭部に大きな胴体、それに背中から2列、交互に生えている巨大なフィンのような骨板が目立つ恐竜です。




全長は最大9mほど、体重は3~5tほどあったと言われる恐竜で
生きた時代はジュラ紀後期(約1億5500万~1億4500万年前))となります。



バンダイの恐竜プラモはティラノサウルス&トリケラトプスが中心でしたが
今回はそちら以外のキット化となりなんだか新鮮な印象もあります。
キットはもちろんスナップフィットで手軽に組める内容です。




背中の骨板も目立ちますが尻尾には武器にして使ったと言われる棘が映えています。
この棘も大きく迫力のある造形。




頭部アップ。
頭部は胴体に比べるとかなり小さいです。骨板は首まで生えていて、
アゴから首の下側には細かい六角形の小さい骨の集合体がありこれが鎧の役目を果たしていたそうです。



首は付け根部分で上下にスイング可能。
また奥はBJ接続なのである程度左右にも振れます。



前肢は一部ダボ穴があり肘にあたる部分が回転可能。
付け根はBJなので回転の他軽くハの字に開く事ができます。



太くボリュームのある胴体は鋲状の骨が散りばめられ敵に噛まれにくくなっていたそうです。
肋骨周りはまとめて成形され繋がっていますがその分組みやすいです。



巨大で目立つ骨板は細かいディテールが入っています。
一部付け根が細い骨板があるので取付時には注意が必要です。



大きめの後肢は膝にあたる部分が90度ほど曲がります。
前肢と同じく付け根はBJ接続である程度開く事ができます。



尻尾は付け根に可動軸があり軽くスイングが可能。



先端の棘は4本ありこちらも複雑なディテール骨らしいディテールが刻まれています。




首は左右にあまり動かせないものの、スイング幅は結構大きめ。
4足歩行タイプなのでスタンド無しでしっかり飾る事ができます。




胴体は可動軸が無いのであまり大胆なポーズは取れず、尻尾も軽く上下に触れるのみです。
できれば尻尾もBJで左右に振れると良かったかも。




続いて恐竜ビルドですが、表皮パーツを取り付ける際骨の骨板を全て外し
骨板無しの骨パーツに取り替えます。




頭部は3パーツ構成。骨板は一体成型されています。




尻尾は先端パーツを外し、5パーツの表皮パーツを組み込みます。




胴体は3パーツを組み込みます。
骨板も一体成型なので楽に組み込めるのは良いですね。




前肢、後肢ともに4パーツを組み込みます。
ダボがある分固定はしっかりしていました。





これで恐竜ビルドの完成。
成形色はダークブルー&ブルー系のツートンカラーで骨板などの黄色はシールでの再現となります。
トリケラ同様下部の色分けもしっかりしているのでそのままでも違和感はありません。




胴体や尻尾の膨らみが再現され小さい頭部との対比もより目立つようになりました。




基本的にモナカ割りのパーツを被せるのでどうしても分割線は目だりますが
表皮の凹凸は非常にリアル。
今回アゴは固定で開閉はできません。



瞳はかなり小さいです。シールがありますが余白が目立つのでちょっとカットしたりすると良さそうです。



胴体のシワや骨板に表皮が貼り付いたような表現も上手に再現されこちらも自然な仕上がり。





前肢は骨格ビルドより動かなくなりますがある程度動かせます。



後肢も同様に可動範囲は狭まりますが膝なども軽く動かせます。



尻尾周りもボリュームが増し重量感があります。
棘は丸々交換する方式なので太く感じる事も無いと思います。



付け根は軽くスイング可能で特に固定になったりはしていません。



付属のベースはシリーズ共通。
ティラノと違い自立可能なので保持ピンなどはありません。





骨板ですがオスの方が基本的に大きく、血流によって色が変わる可能性があったそうです。





先に発売された2体とは生きていた年代が違うので(ステゴはジュラ紀後期、ティラノ&トリケラは白亜紀後期)
このように並ぶ事は無かったのですがリリースももう3体目となりなかなか賑やかになってきました。



HGUCガンダムや30MSネヴァリアとサイズ比較。
今回はトリケラに近いボリュームで飾りやすいサイズなのは変わりません。





前の2体と違い骨板があるので乗り物のようにして遊んだりするのには向きません。



もちろんこれまでと同じく表皮パーツの一部を外して飾る事もできました。




最後にティラノサウルストリケラトプスと並べて。
他の2体よりかなり頭が小さいので異質な感じがしますね。



・このシリーズは塗装レシピはないようです。

以上プラノサウルス ステゴサウルス レビューでした。
シリーズ第3弾としてキット化されたステゴサウルスですがこちらも背中の骨板や巨大な棘付き尻尾など
特徴的なシルエットの恐竜でインパクトがある姿です。
多少分割線が目立つ所はあるのですが、少ないパーツでサクサク骨格と恐竜時の姿を楽しめますし
表皮のシワやモールドも相変わらず秀逸でした。
プラノサウルスはもちろん、イマジナリースケルトンの方でも新作が発表されたりと恐竜プラモはさらに盛り上がりそうですね。

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