1/100 ガンダムエックスD.V.(ディバイダー) レビュー【機動新世紀ガンダムX】

1996年当時にキット化された1/100 ガンダムエックスD.V.(ディバイダー)。
ガンダムX30周年に合わせてか、プレミアムバンダイで1/100シリーズが一気に再販受注されました。
価格は1,650円(税10%込)でしたが、受注時の価格は2,090円(税込)に改定されています。

付属品はビームマシンガン、ディバイダー、ビームソード刃、X-グレネーダーパーツ一式のみとなります。
画像右側に写っているショルダーバルカンは余剰扱いです。
・ランナーについてはこちら

シール類ですが胸部のホワイトや腰アーマーや前腕のブルー、
膝などのレッドの他、ディバイダーの細かい色分けを補うホイルシールが付属します。

またディバイダーの一部はブラックメッキパーツとなっていました。


「機動新世紀ガンダムX」より1996年に1/100スケールでキット化された「ガンダムエックスD.V.(ディバイダー)」。
こちらは破損したガンダムエックスを修理し、新たな武装をセットした姿となります。
背面のバックパックにはビームソードとエネルギーポッドが「X」状に配置され、
巨大なシールド状の装備、「ディバイダー」が新たに装備されています。


またガンダムXの1/100シリーズでは大量にディテールが追加されているのが大きな特徴となり
情報量が一気に増えています。
また胸部のガイドレーザー受光部やツインアイ周りにはクリアパーツも使われています。
関節は当時のキットのためかなりシンプルな作りでポリキャップが使われています。


腰部のサイドアーマーは「X-グレネーダー」付きの物に変更可能。
機体の色分けですが、基本的な配色の多くは成型色で再現されています。
ただ胸部のホワイト、膝の▼モールド、サイドアーマーのブルー部分などはシールで補う方式ですし、
ブレストバルカンや各種スラスター&ダクト、ビームソードのグリップなど塗装が必要な部分もそれなりに多いです。




頭部アップ。MGではまだディバイダーがキット化されていないので通常のMG ガンダムエックスと比較しています。
頭部はMG版と比べると一回り大きく、追加ディテールのモールドが目立ちます。
どちらも目つきの鋭い顔つきでそこまで雰囲気は大きく変わりません。
ダクトモールドなども昔のキットですが意外とシャープです。




胴体のアップ。胴体はMG版と比べるとさすがに作りは簡素でガイドレーザー受光部の内部ディテールなどもありませんし
ブレストバルカンなども塗り分ける必要があります。
背面は通常のバックパックにカバーを被せるような形となり、中央にはディバイダー接続用のピンがあります。


ビームソード基部のスラスターは展開可能。
ただパーツは挟み込みのため合わせ目も出ます。

下部に装着されたエネルギーポッドは軸接続である程度スイングできます。
こちらもモナカ分割で合わせ目あり。




腕部ですが肩アーマーのブルー部分はメタリックブルーの成型色。
一部合わせ目が出ますが、MG版と比較すると青い部分も出っ張っているのが特徴的です。




腕部ですが手首は昔のキットに多い可動指で保持力はあまりありませんし緩くなりやすいです。
また上腕にロール軸は無く肘でロールするタイプ。肘関節はポリキャップが剥き出しとなります。
前腕などは左右分割のため中央に合わせ目が出ます。


股関節は昔のキットなのもあり単純なBJ接続です。
腰はプラモオリジナル武装(後にパイロンが使用)のX-グレネーダーが2本セットされているサイドアーマーに交換可能です。




脚部はMGと比べると太めでディテールも多いです。
膝はポリキャップ剥き出しではないのですが、可動範囲は狭め。
またそれぞれ左右分割のためディテールをまたぐ合わせ目も出ます。

足裏は肉抜きはありませんが、こちらもやはりディテールをまたぐ合わせ目が出ます。



可動範囲ですがかなりシンプルな作りで首はBJなものの、腰は回転のみ。
肘は100度程度曲がりますが、肩も棒軸のためスイングはできません。


下半身も狭めですが接地はまずまず。
膝は90度弱曲がりますが膝立ちなどは厳しいです。



まだディバイダーはMG化されていないのでMG ガンダムエックスと並べて比較。
頭頂高は大体同程度ですが、1/100の方が頭身がやや低めでがっしりとしたプロポーション。
また大抵MGになるとディテールが増えるのですが、ガンダムX系の場合逆にディテールが減りスッキリとしたバランスに変わります。

武器を装備させて。


昔のキットなので脚を「ハ」の字にする事があまりできないのですが、
矢印部分の装甲を好みでカットしたり削ったりすると改善します。
削ってもほぼ目立たないので素立ちが気になる方はおすすめの加工です。


スタンド穴などもないので浮かせて飾る場合はクリップが必要です。



「ビームマシンガン」
1/144のHGAW版と比べると追加ディテールの多さが分かると思います。
銃口やセンサーの一部は別パーツ化されていますが、基部はモナカのため合わせ目は出ます。


新品に近い状態ならグリップもしっかり握れますが、可動手首は普通のプラ接続のため緩くなりやすく、保持しにくくなると思います。
また肘関節のポリが細めの軸のため重さに負けやすく、調整しないと角度によっては垂れ下がる場合がありました。


「ディバイダー」
こちらはスラスターや多連装ビーム砲が内蔵された複合兵装で一部ブラックメッキのパーツが使われています。
色分けは最小限といった感じで細かいラインなどはシールでの再現となります。


こちらも手首のみで保持するのですが、シールド状態ではやはり保持が厳しい部分があり
グリップ部分がぐらつきやすいです。

また、やはりシールドの重さに肘関節が耐えられない場合があります。
腕を広げて横に構えようとすると肩のポリキャップも重さに負けるため、最新のキットと比べるとどうしても扱いにくい所はあります。



シールドを展開して背中に取り付ける事で「ホバーリングモード」へ。
HGAW版はシールドの展開が差し替えでしたがこちらは差し替え無しで変形します。

ホバーリングモード時はビームソード基部のスラスターも展開させておきます。


ホバーリングモードは背中に取り付ける形のため重さが気にならず扱いやすい形態です。

全身に細かいモールドが入っていますが、部位によっては抜きの関係でややだるめの所があります。
軽く彫り直したりすると引き締まりそうです。



展開状態の物を手に持たせる事で「ハモニカ砲発射形態」になります。
19門のビーム砲が一列に並べられた迫力のある武装です。
こちらの形態はシールド表面で手首を挟み込むような形となるため、シールド状態よりぐっと保持しやすくなります。


「Xーグレネーダー」
戦艦用のミサイルをマニピュレーターにフィットするように改造した物です。
弾頭部分は白なので塗り分けが必要です。



「ビームソード」
刃がX状になっているビームソードで刃も大型のため迫力があります。
こちらは軽いため十分保持可能。


クリアパーツは蛍光パーツで明るく見えます。


MG版に流用してディバイダーに出来るかなと思いましたが、ディバイダー自体はかなり緩いですが一応持てます。
ただ背面の接続ジョイント(バックパックのジョイント含む)は形状が異なるためそのまま流用はできませんでした。



最後にMG ガンダムエックス3号機やMG ガンダムダブルエックスと並べて比較。
さすがにバランスなどが結構異なるので早くMG版のディバイダーも出して欲しいですね。


以上1/100 ガンダムエックスD.V.(ディバイダー)レビューでした。
1996年発売のキットのためかなりシンプルな作りです。
可動域などはさすがに現在のキットと比べると控えめではありますが、ディバイダーの開閉ギミックなどはしっかり再現されています。
また1/100シリーズは細かいディテールが数多く追加され、ややだるめだったりモールドをまたぐ部分も多いですが
MG系のスッキリとした姿とはまた違った姿が楽しめるキットでした。
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執筆者:星丸
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