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■HGUC　ゼータガンダム［U.C.0088］　レビュー



以前発売されたGUNPLA EVOLUTION PROJECT（以下GEP）ゼータガンダムをベースに
U.C.0088仕様としてキット化されたゼータガンダム［U.C.0088］。
こちらはプレミアムバンダイでの受注品で価格は2,376円となります。



付属品はビームライフル、ハイパーメガランチャー、シールド、グレネードマガジン、変形用差し替えパーツ
スタンドジョイント、それにサーベルが２本付属します。



シールですがフライングアーマーの分割が変更されたため、フライングアーマーフチに貼る赤いシールは無くなっています。
シールドの一部などに貼るシールはそのままですが脚部などにあるオレンジイエローのシールが増えていてより配色を補えるようになっています。



GEPゼータガンダムをベースに新たに装甲の形状を細かく変更。
マイナーチェンジ＆アップデートを繰り返したゼータガンダムを再現したという今回のUC0088版。
装甲を改修して後期仕様としてイメージされたとあり、ゼータプラスなどの派生機種にも繋がる姿になっているそうです。



キットの配色ですがGEPゼータよりフライングアーマーが改良されていて
フチの赤が成形色で再現されるようになりました。
肩や脚部などはGEPでは角ばってエッジが立ったデザインでしたが今回はやや丸みがあるような形状に変化しています。
またフロントアーマーも小型化されていました。



頭部アップ。
シャープなイメージの頭部は新規パーツも使われていいます。
ダクトやバルカンは簡単に塗り分けられるような構造になっているのも変わりません。





GEP版と。左側がUC0088、右がGEPです。
ダクト周りにディテールが追加され、トサカやカメラ部分の形状も変わっています。



他の部位との比較。
どれも左側（最初の写真）がUC0088、右側がGEP版です。
首裏のパーツはディテールがなくなりシンプルな姿になりました。



胸部は胸ダクトなどの形状も変化。
コクピット部分にはディテールが追加されています。



また胸部両端にある突起は角ばった形状になっていました。



背面の装甲はモールドがなくなりシンプルに。




フライングアーマーはフチの赤色が成形色で再現されるようになりました。
両端の小羽根は真っ赤になりましたが内側の黒を補うシールが付属しています。



肩アーマーの形状も変化。
両側の黄色部分はどちらも再現されていませんがシールあり。




腕部のグレネードギミックは変わりませんが
前腕の形状が若干変化。
青いパーツがちょっと膨らみのある形になっています。



サイドアーマーやリアアーマーは特に変わりません。



股間のパーツは先端のかえしのような部分が太めになっています。



フロントアーマーは小型化されコンパクトになりました。



脚部は膨らみのある形状になりゼータプラスなどに繋がるようなシルエットに。
またモールドも若干増えています。



膝装甲の形状も若干変わっていました。



大きいスラスターなどのオレンジイエローは別パーツ化されていますが
細かい部分はシールです。シールが追加されていて手軽に補える場所が増えていました。



フライングアーマーの色分けを除けば
肩アーマーやフロントアーマー、それに脚部が一番目につく変更点かも。



武器を装備した姿、






ビームライフルは特に変更なしで収納ギミックがあります。
分割も変わらないので合わせ目あり。



また腕部に取り付ける事ももちろん可能です。



グレネードのマガジンも取り付けられるのは変わりません。





シールドは赤い部分の形状が若干変わっています。
上がUC0088、下がGEPです。



こちらもやや膨らみのある形状に変化していました。
黒い部分の中央の赤色はGEP同様シールです。






ハイパーメガランチャーもライフル同様共通パーツで収納ギミックがあります。
こちらもモナカなので合わせ目は出ます。



可動範囲などはGEP版とほとんど変わりません。
全体的によく動くものの、襟と頭部が干渉しやすいのも変わりませんでした。



ビームサーベルは2本付属。




ライフルとハイパーメガランチャーどちらにもサーベル刃を取り付けられます。





続いてウェイブライダーへの変形。
変形ギミックはGEPと変わらず差し替え変形となります。
どこもしっかり収まりバラけるようなパーツはありませんでした。



機種や脚などがやや丸みのある形状になったものの
フライングアーマーのシルエットなどは変わらずです。



フライングアーマーフチの赤が再現されるようになったのでそのままでもよりイメージに近くなった印象です。




ハイパーメガランチャーを取り付け。



こちらもランディングギアは差し替えで再現します。





左からGEP、UC0088、旧HGUCです。
今回は改修が繰り返されより洗練されたというか角ばった印象は一番薄い感じでした。





ウェイブライダー状態でも。




以上HGUC　ゼータガンダム［U.C.0088］レビューでした。
以前発売されたGEP版をベースにしているキットで関節構造や変形ギミックは共通なのですが
かなり細かい部分まで新規パーツが使われているのは驚きました。
各部位がアップデートされた後期型の機体というのも面白いキットだと思います。
微妙な違いも多いのですが脚部などは丸みが増えゼータプラスなどにも繋がるというデザインもGEP版と比べると楽しいです。
武装類は特に省かれず付属していましたしフライングアーマーも改良されよりイメージに近い分割になっていました。
装甲の違いだけではなく配色を再現するための分割もアップデートしているのは嬉しいですね。


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