■TOP
バンダイビークルモデル スーパー・スター・デストロイヤー レビュー
今作っている1/5000スター・デストロイヤーと同時に発売されたビークルモデルのスーパー・スター・デストロイヤー。
価格は1,080円です。
今回は単品版ですが、ビークルモデルスター・デストロイヤーも付属するセット版もあります。
ビークルモデルでキット化されたスーパー・スター・デストロイヤー(エグゼキューター)。
こちらは未塗装状態です。
今回も今までのビークルモデル同様単色成形となっています。
成形色は白に近いライトグレーでビークルモデル共通のスタンドでディスプレイが可能。
組み立てはスナップフィットで接着剤は必要ありません。
矢じりのような鋭い楔形の形状で船体中央や裏面のエンジン部分などは非常に細かいメカモールドが施されています。
パーツには一部アンダーゲートが使われていますが薄いパーツもあるのでアンダーゲートのゲートを処理する時は気をつけたほうが良さそう。
ただその分見栄えは良好で合わせ目やゲート跡が極力出ないよう設計されています。
スケールは1/100000なのでスター・デストロイヤーとは縮尺が異なります(1/14500)
鋭い機首部分ですが凸モールドも十分立体的に再現され
機体下部のへこんだ所にはプラ板を積層状に組み合わせた細かいメカディテールが再現されています。
機体後部。
中央のパーツですが、細長いパーツを植え込むように取り付けていくのでモールドが変に潰れたような感じはありません。
エンジン周り。
こちらは複数のノズルが造形され、ビークルモデルとは思えないほどびっしりと細かいモールドが刻まれています。
この小ささでここまで再現しているのは本当に驚きです。
船体中央の構造物。
船体の中にすっぽり都市があるような独特の構造です。
こちらも複数の細長いパーツを植え込むような構造なので立体感は損なわれていません。
小さいですがスター・デストロイヤーと同型の艦橋も再現されています。
こちらが塗装した状態です。
今回はジャーマングレーを下地に調色した機体色を吹き、白を混ぜたハイライトを軽く吹いてあります。
ノズルはオレンジで塗り分け、最後につや消しコートをしてあります。
スター・デストロイヤーと同じくほぼ単色に近いですし、サイズも手頃なので塗装も気軽に出来ると思います。
この圧倒的なディテール量は墨入れするのが楽しいですね。
中央の構造物は結構パーツが重なっているのでエナメルを使う場合はバラして墨入れした方が安心かも。
前後から見ると小さい艦橋が飛び出ているのが分かります。
先端部分はディテールのメリハリがありスミ入れをするとより一層引き立つと思います。
エンジンまわり。
こちらもスミ入れをするだけでめちゃくちゃ細かいディテールが浮き上がります。
ディテールもシャープでスミ入れ作業もスムーズでした。
船体中央の構造物。
艦橋や機体後部部分。
仮組する時はちょっとバラし辛い所があり、無理矢理こじ開けるとせっかくのモールドを潰す恐れがあるので
バラす予定がある場合はある程度ピン切りをしておくと安心かも。
機体中央はもちろんですが、
1段へこんだ構造部を囲んでいる部分の壁面にもしっかりディテールが刻まれていました。
塗装ですがほぼレシピ通りです。
ガイアノーツのEXホワイトにクレオスガルグレーとクレオス明灰白色を
6:2:2ぐらいになるように混ぜて吹き付けました。
スミ入れはエナメルジャーマングレイ、つや消しはクレオスのスーパースムースクリアを使っています。
こちらもそのうちスター・デストロイヤーのように電飾ありの拡大版を出して欲しくなりますね。
スケールは違いますがスター・デストロイヤーと組み合わせて。
HGのガンプラ(百式)と。
モールドの細かさが分かりやすいと思います。
厚みはかなり薄いですが長さは結構あります。
同じビークルモデルのスター・デストロイヤーやデス・スターIIとサイズ比較。
価格もビークルモデルの中では高めなのでサイズも大きいです。
以上ビークルモデル スーパー・スター・デストロイヤー レビューでした。
今回も手頃なサイズで塗装などもしやすい作りは変わらないのですが
艦橋周りの構造物やエンジン周りの密度感は圧巻で手のひらサイズとは思えないスケール感です。
細長いパーツを取り付けていくので山脈のように重なっている構造物の側面もシャープですし部品の合いも良好。
塗装も手軽にできますしこの細かいモールドにスミ入れをする作業はかなり楽しいものでした。
素晴らしい出来のキットだと思うのでおすすめです。
(プレミアムバンダイ)
MG リ・ガズィ(ユニコーンVer)などが受注されています。
(amazon)
■ガンプラレビュー一覧(カテゴリ別)
■ガンプラ以外のプラモレビュー一覧(メーカー別)
■レビュー一覧はこちら
■TOP