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■ヘキサギア ロード・インパルス レビュー
コトブキヤヘキサギアシリーズで新たなヘキサギア、ロード・インパルスがキット化されました。
価格は5,616円です。
付属品はガバナーシリーズ用アタッチメントとスタンドジョイントのみです。
一部レイブレードインパルスのランナーが使われているため余剰パーツがあります。
またヘキサギア汎用ランナーのアとイのジョイントもそれぞれいくつか余ります。
白麟角と同時に発売されたロード・インパルス。
こちらはスマートな四足獣タイプのヘキサギアとなっていて
獣形態のゾアテックスモードからビークルモードへの変形も可能になっています。
こちらはレイブレード・インパルスの原型となったヘキサギアという事で
レイブレード・インパルスと似た所が多数あり、関節構造なども似ています。
ただこちらは非常に長い尻尾が特徴的で先端にはブレードが取り付けられていました。
またキットの方も一部にレイブレード・インパルスのランナーが流用されていて
関節はポリキャップとABSがメインのいつもと同じ作りですが、武器ジョイントの一部にPOMジョイントが使われています。
カラーリングはレイブレードインパルスのヒロイックなブルー&ホワイトと異なり
黒豹のようなブラック基調のカラーリングになっています。
マルチカラーキットなので大部分の配色は再現されていますがチェーンガンなど一部細かいパーツは塗装が必要です。
頭部アップ。
頭部は巻物のような棒状のアタッチメントを咥えた形になっていて、両脇にチェーンガンとオートマチックグレネードランチャーが装備されています。
また首元にはタイヤが装着されています。
アタッチメントは両サイドに3mm穴がありました。
またこのアタッチメントはMSGなどのハンドパーツに合う太さになっています。
あまり目立ちませんが、目にあたるパーツはクリアパーツが使われています。
アタッチメントを咥えているマウンターのハウンドバイトは開閉可能。
もちろんアタッチメントを取り外せます。
MSGなどのグリップと同型なので様々な武器を咥えさせる事も可能です。
チェーンガンとオートマチックグレネードランチャー。
チェーンガンの銃身は細いので銃口は開口されていませんでした。
それぞれの弾倉は別パーツ化されています。
またPOM製のジョイントで接続されていて上下スイングの他、ハの字に開く事も可能です。
胴体に取り付けられているエンジンのようなユニットは回転が可能。
インテーク部分も色分けされています。
またその後ろにあるセンサーのようなパーツはクリアオレンジのパーツです。
レイブレード・インパルスと同タイプのバイク型コクピット。
コンソール類のモールドもあります。
ハンドルは少し回転できますがステップは固定です。
長い尻尾はトリックブレードという武装になっていて
各節がスイング&回転する作りになっています。
ウネウネとかなり自由に動く武装になっていました。
先端のブレードも全て独立可動。
刺さるほどシャープに成形されています。
前足はパイプが取り付けられた少し無骨な作り。
横に取り付けられているフィン状のパーツはクリアパーツが使われています。
後部にはストライクエッジという2本のブレードが収納されていて、画像のように伸ばす事ができます。
足首はBJで肘にあたる部分は90度以上曲がります。
胴体はレイブレードと同じような作りでバイク型の胴体に頭部と四肢が付いたような形。
脚の付け根はジョイントで可動し胴体も首の他、腹部にも可動ポイントがありしなやかに曲がります。
後ろ脚はタイヤが2つ付いている形状。
こちらにはブレードはありません。タイヤはPVCでゴムの質感を再現していますし回転も可能。
こちらも膝部分が柔軟に可動します。
足首は前後共通でBJ接続です。
少し前に紹介した白麟角と
パッケージにも一緒に描かれています。
オープンタイプのコクピットなのもあり、無理なく乗せる事ができます。
四肢が太いエクスパンダーなどもしっかり乗せる事ができました。
トリックブレードはウネウネ動かせて楽しいのですが、
かなりの長さがあるため角度によっては重さに負ける事があります。
個体差もあると思いますがいくらか調整は必要かもしれません。
股関節部分にスタンドジョイントを使えば3mm軸のスタンドが使えますが、
本体のボリュームがそこそこあるのでそのままだと腹部の関節が重さに負けますし
後ろ側で支えるので負荷がかかりバランスもあまり良くなかったです。
長時間浮かせて飾りたい場合は胸部あたりもスタンドを使って支えてあげたほうが良いかも。
接地なども良好で今の所ポロポロと外れるようなパーツは無いです。
またチェーンガンを外し、付属のアタッチメントと接続する事でガバナー用の武器にする事もできます。
ストライクエッジ展開。
今回塗装済みパーツはありません。
エグゼニスウイングを装着して。
ハウンドバイトに色々な武器を装着できるのは良いですね。
続いてビークルモードへの変形ギミック。
変形自体は単純で、まずは前足を後ろ側に伸ばし
続いて後ろ脚を曲げ、タイヤが接地するように調整して
ブレードを伸ばし、前足に付いているフィンの位置調整をしてトリックブレードを後ろ脚に取り付ければ完成です。
レイブレードなどと同じくトライクタイプのビークルに変形。
タイヤは全て回転します。
コクピットの形状は変わっていないのでもちろんガバナーも搭乗可能。
可動部位が多くロックもないので位置合わせはやや面倒な所はありますが
変形自体は単純でこちらの形態も特にポロリなどは無く扱いやすかったです。
レイブレード・インパルスと
基本的な構造は共通ですがやはり尻尾の長さが目立ちますね。
以上ヘキサギア ロード・インパルス レビューでした。
ウネウネと自在に動くトリックブレードや伸縮可能なストライクエッジなども触っていて楽しい武装ですが
ハウンドバイトも色々な武器を装着できるようになっているのでなにか武器系のMSGを持っていたらそちらを咥えさせるのも良いと思います。
簡単なギミックではありますがビークルモードへの変形も可能なので相変わらずプレイバリューは高いです。
大まかな作りはレイブレードと変わらないのですが長い尻尾とカラーリングのせいか
しなやかさが強調されていて全身のパイプなども格好良いヘキサギアになっていました。
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