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MG ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機) レビュー
機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニーからキット化された
ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ専用機)
価格は6,050円でプレミアムバンダイでの受注品となっています。
付属品は二連ビームキャノン、ガンターレット展開時用パーツ、
スタンドジョイント、平手、銃持ち手、持ち手パーツ、それにサーベル刃2本が付属します。
またコーションマークなどが印刷された水転写デカールもあります。
続いて余剰パーツですが、数個のパーツのために色違いのランナーが複数セットされているため量は多いです。
こちらの赤茶のランナーは1つしかパーツは使わず他は全て余剰になりますし
それ以外にも大量のパーツが余ります。
組立時に混乱しないように同じランナーがある場合は余剰パーツを先に取り除いた方がいいかも。
ガンターレットを背面に2つ装着しているのが特徴的なジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機)
今回は以前発売されたジム・ドミナンスがベースになっていて大半はそちらの流用ですが
バックパックの一部が新規造形となっています。
MGジム・ドミナンス自体はMGジムスナイパーIIがベースなのでABSは使われておらず
KPSとポリキャップの関節です。
カラーリングはホワイト&ダークブルーになりました。
成形色違いの同じランナーをセットする事で大半の配色は再現されていますが、
バックパックのスラスター内部が黄色なのでそのあたりは塗装が必要になります。
ガンターレットを外した姿。
バックパックにはガンターレットを取り付けるためのフレームが増設されています。
頭部アップ。
頭部などは特に変更なくカメラ内部のモールドもあるため精密感のある仕上がり。
頬ダクト内部はグレーなのでこだわる場合は塗装が必要です。
もちろんバイザーは差し替え無しで開閉します。
胸部はコクピット開閉ギミックあり。
フィギュアは座りポーズのみ付属します。
バックパックはノーマルジム・ドミナンスのものにフレームを追加したような形です。
ガトリングを支えるアームは上側が開閉可能。
下のフレームは基部で回転できます。
腕部は特に変わらず。
手首は親指のみ可動して他の4指は差し替えて表情を変更します。
腰アーマーはこれまで通りきちんと裏打ちパーツがあります。
新規のフレームはガトリングの支えが回転できるぐらいであとは固定のため
中央に追加されたフレームが腰を仰け反らせたりする場合に影響します。
左大腿部にはサーベルが装着されています。
脚部はカラーの違いのみなので
アンクルアーマーに合わせ目が出ます。
スラスターは若干可動するのも変わりません。
足首もつま先などが可動しもちろん肉抜きも無かったです。
武器を装備させて。
二連ビームキャノンはジム・ドミナンスと共通の作り。
一部段落ちモールドになっていますが大部分はモナカで合わせ目が出ます。
センサー部分のイエローは色分けされていてスイングも可能。
腕に直接取り付けられるためずり落ちるような事もありません。
もちろんグリップ部分を外し、ビームキャノンのみを腕に取り付ける事が可能。
ただどちらにせよ腕のサーベルユニットは外す必要があります。
スタンドジョイントはアクションベース1などに対応する物です。
ビームサーベルはMGでよくあるタイプの刃です。
サーベルグリップの他、前腕のサーベルユニットに直接取り付ける事も出来ます。
続いて新規武装のガンターレット。
こちらは収納時ですがドラムマガジン部分をくるりと回転させる事ができます。
またガトリングの砲身も回転させる事が可能です。
ドラムマガジン部分を回転させると弾倉ベルトが見えるようになります。
砲口部分は開口されています。
6本の銃身は2パーツなので組み立ては簡単でした。
大半が段落ちモールド化されていますが、ガトリングの砲身など合わせ目が出る所もあります。
ドラムマガジンを回転させ、三脚分を外して
展開時の三脚に交換すれば自律設置状態の完成です。
ガンターレットはどちらも同じ造形で違いはありません。
三脚部分は大きめで安定していますが、
全て固定で上下スイングなども出来ませんでした。
腰回りが若干干渉するようになっていますが他はドミナンスと特に変わらず柔軟に可動します。
ただ個体差か左肩が結構緩かったので物によっては調整が必要かも。
MGジム・ドミナンスと並べて。
ガンターレットが結構大きいので背面のボリュームはかなり増しています。
カラーリングはホワイトとダークブルーでよりメリハリのあるカラーリングになっていました。
以上MG ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機)レビューでした。
以前発売されたジム・ドミナンスにガンターレットを追加した内容になっています。
ターレットを保持するフレームやガンターレットは若干可動に干渉する所がありますが
そこまで気になりませんし設置型の武装というのは珍しい感じで新鮮です。
プレバンでよくある形式で大量の余剰パーツが出てしまいますが、
複数の同ランナーのおかげでガラっと変わったカラーリングもほとんど成形色で再現されているというのも嬉しいですね。
(プレミアムバンダイ)
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