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wave1/35 ブラッドサッカー[PS版] レビュー
以前ST版を紹介しましたが、買って積んでいたPS版を組んだのでこちらも紹介しようと思います。
価格は5,720円で発売日は2018年12月です。
付属品はブラッディライフル、右銃持ち手、左平手、
頭部交換パーツ、手首軸交換パーツ
それにクリアの各種カメラ&センサーパーツが付属します。
また初回分限定ですがヨラン・ペールゼンの立ちポーズフィギュアが付属。
服のシワなども細かく造形され雰囲気良く仕上がっています。
ホイルシールはカメラやセンサーとレッドショルダーマークを補う物が付属します。
今回はPS版という事で各種カメラ&センサー類がクリアパーツ化できるようMランナーが2枚あり
片方がクリア成形になっています。
こちらを使う事でクリア化が出来るのですが、角型のパーツは
周りも全てクリアになるので塗装前提のパーツになっています。
以前紹介したST版のブラッドサッカーをベースにPS版として再度キット化されたブラッドサッカー。
他のPS版ATと同様にST版では省略されているコクピット内部&パイロットや降着ギミックが再現されています。
また各種パーツのクリアパーツ化もされていますが
前述した通り角型のパーツは周りもクリアパーツになってしまうのでこちらは塗装前提の仕様となっています。
今回は一部の丸レンズのみを組み込んでいます。
PS版になった事で膝関節などの構造が変わっていますがプロポーションは変化なし。
スケールは今まで通り1/35なので様々な情景パーツなども流用しやすいスケールになっています。
関節はポリキャップにより可動。組み立ても変わらずスナップフィットです。
機体の配色はもともと黒一色に近いので成形色で十分再現され
レッドショルダーマークもシールで補えますがモールドもあります。
頭部アップ。
中央の丸いレンズは別パーツ化されているのでこちらだけクリアパーツにする事ができます。
右耳のパールは角型と丸形の選択式。
好みで交換できます。
バイザーは可動し内部のディテールも再現されています。
胴体は首元の角型センサーもクリアパーツ化できますがやはり周りもクリアになっているので今回は取り付けていません。
腹部周りの丸いレンズはレンズのみクリアパーツにする事が可能。
ミッションパックなどは特に変わらず中央に合わせ目が出ます。
PS版という事でコクピットが再現され
パイロットフィギュアも付属。
単色成形ですが操縦桿に手が添えられる姿勢になっていてシートにもピッタリ合います。
腕部はST版と変わらない構造で右肩のアーマーは赤い成形色で配色を再現。
手首はシリーズ共通の構造で手首軸を交換する事で角度変更が可能。
腰部はフンドシ部分を前方に引き出す事で腰回転時の干渉を逃がす事ができます。
アーマー裏は細かいモールドが入っていました。
脚部は膝関節が新造され降着ギミックが出来る作りになっています。
装甲の一部は合わせ目が出ます。
膝関節が新造されていますが見た目はST版と変わらず違和感はありません。
足首はスパイクホイールが可動。
カカトのグライディングホイールも一応回転はできますが足の甲部分のホイールはモールドでの再現となります。
武器を装備させて。
持ち手は右手のみとなります。
ブラッディライフルはモナカで合わせ目が出ますが砲口部分は薄く仕上がっています。
またマガジンは取り外し可能でした。
可動範囲は膝の構造が変わっていますがST版と同じです。
画像では丸レンズしかクリアパーツを使っていませんが
市販の丸レンズなどで置き換え辛い角型のパーツもクリア化できるようになっているのは良いですね。
スコープドッグ系のようにST版とPS版で膝の見た目や曲がり方が違うという事はなく
並べても特に気になりません。
続いて降着ポーズのギミックですが
他のATと変わらず股関節を下げ、膝関節を引き伸ばし後ろに回すだけです。
フレームなども造形されているのでスカスカした印象はないですが一部ポリキャップが丸見えになる所はあります。
ただ装甲の色と合わせられているので違和感はありません。
降着ポーズの完成。
膝の伸縮ギミックはスムーズに可動するので手軽に変形できます。
ハッチ展開。
こうした姿で飾れるのもPS版の魅力ですね。
ST版(写真右側)と並べて。
経年による変化もあるかもしれませんが、PS版の方がちょっと成形色が濃くなっていました。
以上wave1/35 ブラッドサッカー[PS版]レビューでした。
PS版化されたブラッドサッカーですが、他のPS版同様
コクピット内部が再現され降着ポーズのギミックが追加。
そして各種カメラ&センサーがクリアパーツ化されています。
降着ギミックが追加されている事でポーズのバリエーションが増えますし可動範囲も損なわれてはいませんでした。
またキットのクリアパーツを使うと周りのパーツも透明になるので塗装前提となってしまいますが
市販のレンズパーツで置き換えにくい独特の形状のパーツも手軽にクリア化できるので
このあたりは他のPS版キットよりも便利に感じる所だと思います。
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