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HGUC ガンダムベース限定 Zガンダム3号機 初期検証型 レビュー
ガンダムベースで発売されたHGUCZガンダム3号機 初期検証型。
こちらはプレミアムバンダイでも受注されました。
価格は2,420円です。
説明書はノーマル版と共通で、マーキングシールや色レシピなどが補足されたペーパーが1枚付属していました。
付属品はビームライフル、ハイパーメガランチャー、シールド、グレネードマガジン×2
変形用差し替えボディ、ランディングギア、ウェイブライダー用スタンドジョイント、サーベル2本、
それにガンダムベース限定台座が付属します。
シールは結構多めですが、ホイルシールはノーマルZガンダムの色違いとなっています。
なのでフライングアーマーのフチやシールドの一部はシールで補う方式。
その他にラインマークが印刷されたマーキングシールが付属しています。
ガンダムベース限定で発売されたHGUC Zガンダム3号機初期検証型。
初期検証型という事でゼータガンダム3号機とは若干配色が変わっていてコクピット部分がパープルに
胸ダクトや一部のスラスターなどの色も変わっています。
全体的にホワイト&パープルで纏められた機体は通常のゼータよりシックな印象です。
キットはGUNPLA EVOLUTION PROJECTのHGUCゼータガンダムがベースとなっています。
後期仕様として発売されたUC0088版などもありましたが
こちらは直線的でシャープなシルエットになっているのが特徴です。
シールを使う部分はノーマル版と同じでフライングアーマーのフチやシールドの一部のパープルは全てシールで補う方式。
UC0088版では一部別パーツ化され色分けされていましたが今回はそういった分割ではありません。
またライフルや腕、脚部などの細かいイエローやオレンジもシールでの再現となります。
頭部アップ。額部分はパープルですが他はホワイト。
ダクトなども塗装しやすい分割で合わせ目も段落ちモールド化されています。
ツインアイはクリアパーツが使われているのも変わらず。
首はプラパーツで裏側の装甲は0088版と違いモールドがあります。
胸部は胸ダクトが白色でコクピットがパープルに。
白部分はホワイトとライトグレーが使われています。
背面のフライングアーマー周りもカラバリなので特に変更なし。
アーマーは左右にスイングできますしウイングも差し替え無しで展開。
テールスタビライザーもスムーズに可動します。
フライングアーマーのフチは全てグレーなのでシールまたは塗装で補う必要があり。
ですがグレー一色でもなかなか似合います。
テールスタビライザーはフィン状のモールドがあり精密感のある仕上がりです。
腕部もホワイト&ライトグレーの配色にパープルがワンポイントになっています。
肩のスラスターや前腕のモールドはシールですが肩スラスターはイエローではなくホワイトです。
前腕のジョイントはシールドやライフルが取付可能になっています。
前腕にはこれまで通りマガジンを装着可能でグレネードのハッチも可動。
肩部分は引き出す事で大きく動くようになります。
腰周りもカラバリなので造形は特に変わらず。
リアアーマーにのみ裏打ちパーツがあり、バーニア類は全て別パーツ化されています。
股関節ジョイントはスイング可能でスタンド用の3mm穴もあります。
UC0088版と比べるとストンとしたシャープなラインの脚部。
こちらはスラスターがグレーになっていて落ち着いた雰囲気に。
足首はつま先が可動し肉抜きもありません。
ベースパーツは1パーツでガンダムベースのロゴ入り。
支柱などはないシンプルなベースです。
脚を軽く広げて素立ちさせるぐらいなら十分なスペースがあります。
続いて武器類の紹介です。
どれも特に変わりはなくノーマル版の流用となっています。
ビームライフルはグリップやジョイント部分が可動し、砲身の伸縮が可能。
分割はモナカなので合わせ目は出ますが銃口は別パーツです。
可動範囲はノーマル版と特に変わりなし。
肩周りなどの自由度も高く、胴体はかなり良く動きますが
首は頬と襟が干渉しやすくあまり横を向けないのも変わりません。
シールドも差し替えで伸縮可能。
中央の出っ張った部分はシールでパープルを補います。
GEP版なので先端部分も直線的な形状です。
ハイパーメガランチャー。
長大な武装で伸縮ギミックなどもあるため重さは結構ありますが十分片手保持は可能。
こちらもライフル同様砲口は別パーツですがモナカなので合わせ目が出ます。
両手で構える事ももちろん可能です。
ただ肩のBJのキツさも相変わらずで保持力はあるものの、気をつけて動かさないと胴体側のジョイントにかなり負荷がかかります。
多少個体差もあると思いますが、ノーマル版もかなりキツく感じる部分なので
ねじ切りそうな場合は少し削ったりしてゆるくした方が良いかも。
ビームサーベルはクリア刃が2本付属していてサーベルグリップの収納はオミットされています。
もちろんライフルやハイパーメガランチャーの砲口にサーベル刃を取り付けられるギミックも変わっていません。
ウェイブライダーへの変形。
こちらは差し替えで画像のようにパーツを一旦バラバラにしてから変形用フレームに組み付けます。
ウェイブライダーの完成。
差し替えでパーツを取り付け直す手間はありますが、その分カッチリと形状が決まり
鋭い三角形の形状も上手く再現されています。
専用のスタンドジョイントも付属していますが
こちらは3mm軸に対応しておらず、アクションベースに対応する角型タイプになっています。
こちらもホワイト&パープルと淡いグレーで纏められているので通常の物より落ち着いた雰囲気があります。
ハイパーメガランチャーを接続。
こちらにはランディングギアパーツが付属し取り付ける事で駐機状態にする事もできます。
大きな武装ですがこちらもカッチリと接続され安定しています。
ノーマル版と比較。
装備などは変更ありませんが、配色がガラリと変わりパープルも落ち着いた色味なので成形色のみの状態だとモノトーンのような印象があります。
3号機をしばらく見てからノーマル版を手に取るとかなり派手に見えるのが面白いです。
以上HGUC ゼータガンダム3号機 初期検証型 レビューでした。
キット自体はGEP版のZがベースなのでフライングアーマーはシールでの色分けが多いですが
シャープなシルエットでカッチリとした仕上がりになっています。
変形は差し替えなのですが、その分繊細な作業は必要無いのでRGなどの完全変形版と比べると気軽に楽しめます。
自分は3号機系のキットを実際に組んでみるのは初めてなのですが組んでみるとホワイト&パープルという色合いは
通常のゼータガンダムやZプラスとはまた違った魅力があり、落ち着いた色味で上品な印象のキットでした。
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