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MG フルアーマーガンダム(ブルーカラーVer.) レビュー
以前発売されたMGフルアーマーガンダムの成形色を変更した今回のフルアーマーガンダム(ブルーカラーVer.)
価格は5,400円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
初回の受注は2014年ですが2020年にも再販されました。
付属品は2連装ビームライフル、スタンドジョイント、コアファイター用スタンド、
パイロットフィギュア、それにサーベル刃2本が付属します。
シール類は各所の色分けを補うホイルシールと水転写デカールが付属。
MGですがシールで補う部分はかなり多め。
余剰パーツですがD、M、Nランナーが成形色違いで2枚入っているためかなり多くなっています。
使わない色のアーマーがかなり余るので改造の予備などにも良さそうです。
まずはコアファイターから。
こちらはベースとなっているキットがMG ガンダムVer.2.0なのでコアファイターもそちらと共通です。
付属のスタンドで飾る事が可能でキャノピーなどもしっかりクリアパーツが使われています。
カラーはブルー&ホワイトに変わっています。
キャノピーは開閉可能でミサイルランチャーも展開可能。
もちろん差し替え無しで変形が可能です。
変形時はコクピットのシートも回転します。
後はそのままガンダム内部に収納できます。
中身のガンダム。
こちらはほぼガンダムVer2.0そのままですが、腰のヘリウムコアが
フルアーマー仕様でやや出っ張ったモールドがある物に変わっています。
こちらもブルー&ホワイトのカラーリングですがオレンジイエローのパーツもあり
意外と派手さもあるカラーリング。
頭部も青いので結構独特な印象です。
コクピットはシャッターも開閉します。
腰部のヘリウムコアはアーマーを被せる関係でやや厚みのある作り。
股間部分の耐熱フィルム取り出し口も可動します。
後ろ側のヘリウムコアも同様にモールドあり。
アーマー裏の作りなどはVer.2.0と変わりなしです。
脚部は2.0そのままでつま先なども細かく可動。
膝周りはブルーになり普通のガンダムとは配色パターンも変わっています。
通常のビームライフルやシールドは付属しませんがサーベルはそのまま持たせる事ができます。
刃はクリアピンクの物が2本付属していました。
そして各アーマーを取り付けフルアーマーガンダムに換装。
ノーマルガンダムから外す必要のあるパーツは無いので余剰は出ません。
アーマーの一部はゲルシートをカットして貼り付けるようになっています。
このおかげでダボがないパーツにもアーマーが差し替え無しで取付可能になっていますが
皮脂などが付いていたりすると粘着力が落ちるので素手で触ったりしないよう注意が必要です。
ブルーカラーVerのフルアーマーガンダムの完成です。
プラモ狂四郎カラーな印象はありますが、説明を見ると
機動戦士ガンダム 戦場の絆登場時のカラーを再現した物となっているそうです。
MGフルアーマーガンダムのカラバリですがガンダムに装甲を増設していく関係で
アーマーも厚みが感じられますし重厚感がありプロポーションなども相変わらず良好で格好良いバランスだと思います。
ピッタリフィットするように作られているので着ぶくれ感も最小限です。
機体の配色ですが、同じランナーを復数用意しているものの
MGとしてはかなり足りない所が多いです。
胸部ハッチや肩、腹部などの白やサイドアーマー&アンクルアーマー周りのグレー、
膝や足首のマルイチの黄色など色々な部分の色が足りず、シール頼みの所が多いです。
この辺は流用キットなのでパーツが分割されていない所もあり、
配色パターンも複雑なのでしょうがないのかも。
頭部アップ。
頭部はガンダム2.0そのままの造形です。
アンテナ中央部分や隈取の赤色はシールで補うようになっています。
胸部ですが鎖骨部分のハッチ、コクピットハッチ上のパーツ、腹部装甲の盛り上がった部分が白色なのですが
成形色では再現されずシールまたは塗装で補う必要があります。
パイロットフィギュアはランナーの都合でブルーとイエローがあります。
肩のミサイルベイハッチは可動式。
中のミサイルは取り外しできませんが弾頭は色分けされていました。
バックパックはノーマルのバックパックにそのまま被せます。
360mmロケット砲は合わせ目のでない作りで見栄えが良く
メタリックブラックなのも良いアクセントになっています。
もちろんスイングは可能ですが左右には振れません。
肩アーマーは装甲にさらに装甲を被せる形になります。
外側の出っ張っている部分と装甲のフチの一部はホワイトなのですが再現されていないのでシールまたは塗装で再現します。
左腕にはシールドが装着されています。
前腕にはアーマーが被せられています。
右腕は2連想ビームライフルを装着するためにダボ穴を使いますが
左腕は使わないのでダボ隠しがあり見栄えがよくなっています。
腰回りもアーマーを被せますがサーベルはリアアーマーに装着されるようになります。
脚部は膝下にアーマーが装着され力強いイメージになりました。
ただこちらも色が足りない所が多く、
膝の中央部分や足首周りのアーマー、足首のマルイチ内部などをシールまたは塗装で補う必要があります。
各スラスターは開口され見栄えは良好。
こちらもミサイルベイのハッチが可動。
弾頭は変わらず取り外し不可です。
また脹脛横のスラスターダクトも可動します。
スリッパ部分にも追加装甲あり。
足裏にもモールドが入っています。
可動範囲ですが基本的にガンダムVer.2.0と同じ構造なのですが
装甲が追加された分わずかですが狭まっている所はあります。
コアファイターが入っているので腰回りは大きくスイングできませんが肩の自由度は高いです。
脚部は足首の接地があまり良くないですがそれ以外は良好。
ただつま先の可動はアーマーの関係で無くなりますし
あまり脚を広げたりすると腰の追加アーマーが外れたりする場合があります。
装甲を重ね合わせる関係でフチにも厚みがあり
非常に重厚な姿になっています。
2連装ビーム砲は合わせ目が出ない作り。
前腕のジョイントも使うためガッチリ保持可能です。
また砲身も折りたたむ事ができました。
以前作った時は気にならなかったのですが、
塗装せず組んだ場合多少個体差もあると思うのですが動かしていると
膝のマルイチ部分の装甲がかなり取れやすく感じました。
それとサイドアーマーも若干取れやすかったです。
360mmロケット砲も迫力があって良い感じです。
膝のマルイチとサイドアーマー以外は特に外れやすい所は無くしっかり固定できています。
ミサイルハッチ展開。
勝手に閉じるような事はなく程よい保持力があります。
取れやすい所はどちらもゲルシートを使う所なのできちんと脱脂して付けてみましたが
マシにはなったものの動かしているとポトっと落ちる事はありました。
手を入れて塗装してしまっていますが以前作ったフルアーマーガンダムと。
ミリタリーチックなグリーンカラーからヒロイックなブルーカラーになり鮮やかな印象になりました。
以上MG フルアーマーガンダム(ブルーカラーVer.) レビューでした。
こちらは以前発売されたフルアーマーガンダムのカラバリなのでガンダムVer2.0がベースになっています。
ゲルシートが使われているため接着面の油分などに気を使う必要があり、
一部取れやすく感じる所もありますが装甲のフィッティングも良く
パーツを重ね合わせるため重厚な印象になり力強さもあり格好良く仕上がっています。
ただ配色パターンがだいぶ変わった分、MGにしてはシールが多めなのでそのあたりは少し気になるかもしれません。
(プレミアムバンダイ)
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