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ガンプラ製作講座 #3エアブラシで塗装
前回で表面処理とサフ吹きを終わらせましたが今回からいよいよ塗装を始めていきます。
塗装に入る前にまずはエアブラシの説明をしていこうと思います。
エアブラシは市販の塗料を希釈してスプレーのようにして吹き付けられるツールです。
色が予め決まっているスプレー缶の塗料と違い自分自身で混ぜた好きな色を綺麗に塗装する事が出来ますし
吐出量の多い缶スプレーではできない繊細な塗装も可能になります。
現状模型で使えるエアブラシは様々な種類があり、とりあえず試すという目的なら安価に始められるようになっています。
安価なエアブラシの組み合わせだとエアー缶+シングルアクションのエアブラシセットなどがあり、数千円から始められます。
ただエア缶は缶自体のコストが高く、シングルアクションのエアブラシ(エアーと一緒に塗料が出る)もダブルアクションより使い辛い所があります。
それとエアブラシ自体きちんとしたメーカー製の物なら
派手に落としたりせずきちんと洗浄し、適度なメンテをすれば十年以上余裕で使えるので
末永く模型趣味を続けたいという方は最初からダブルアクションのエアブラシ+コンプレッサーで揃えると快適に作業できると思います。
まずはエアブラシを動かすのに必要な物を紹介します。
エアブラシを使って塗装するためには
・エアブラシ本体&エアブラシを立て掛けておくスタンド
(スタンドはコンプレッサーにセットされている場合もあります)
・エアレギュレーター(水抜きが一緒になっている物)
コンプレッサーとエアブラシの間に取り付けエア圧を調整し、エア内の水分を除去してくれます。
無くてもエアブラシは使えますが事実上必須です。
こちらもコンプレッサーに同梱されている場合があります。
・コンプレッサー
エアブラシに吹き付けるためのエアーを供給する装置です。
とりあえず動かすためには以上の物が必要となります。
こちらがダブルアクションのエアブラシ(プッシュボタン式)となります。
ダブルアクションとは操作によってエアと塗料を別に出せるという構造です。
エアのみを出す事も可能なので塗装前にパーツのホコリを吹き飛ばしたりする事も出来ます。
エアブラシは良い物だとかなり長く使えるので
タミヤ、クレオス、エアテックス、アネスト岩田、wave、ボークスなど有名な所から選んだ方が無難だと思います。
画像にある各部位の説明ですが
・塗料カップ
ここに希釈した塗料を入れて塗装します。
カップは一体化タイプと別ユニット化されたタイプがあり画像は一体化タイプ。
一体化タイプは掃除が楽ですが別ユニットタイプはカップの交換が可能で大きいカップに変えたりする事ができます。
・プッシュボタン
この部分は押す事と引く事が可能です。
押すとエアーが出て、引くと塗料が出ます。
ボタンの引き具合で塗料の量を調整可能。
・ニードルストッパー
このツマミを回すとニードルの限界位置が調整できるので
塗料の吐出量を調整可能。
ある程度絞る事で間違ってボタンを思いっきり引いてしまい、ドバっと塗料が出てしまう事を防げます。
・ニードルキャップ&ノズルキャップ
ノズルやニードルを保護するキャップ。
ノズルキャップを緩めて吹き付けると塗料が出ず、カップ内でゴボゴボとうがいをする事が可能。
このうがいでカップ内の清掃をします。
・バルブガイドねじ
この部分にエアホースを繋げエアを供給します。
ネジは有名なメーカーならSネジという規格に対応しているので
エアブラシやコンプレッサーのメーカーを揃える必要はありません。
・エアアジャストねじ
やや高めのエアブラシに付いている場合があり、このネジでエア圧の調整が可能。
いちいちレギュレーターを弄らず手元で調整できるので便利ではありますが
無くても特に問題はありません。
画像のエアブラシはクレオスの プロコンBOY PS289 WA プラチナ 0.3mm Ver.2 です 。
続いてプッシュボタン式ではないトリガータイプのエアブラシ。
塗料カップやニードル&ノズルキャップ、バルブ部分などは変わりませんが
こちらは軽く引く事でまずエアーが出て、さらに引くとちょっとした引っ掛かりがあり
その引っ掛かりを超えると塗料が出始める仕組みです。
プッシュ式はペンを持つような持ち方で繊細な動きがしやすいですが、
こちらは銃のように持つため手が疲れないという特徴があります。
長時間塗装するとプッシュ式ではグラデなどがしやすい反面、
指が痛くなったりするのでこのあたりはどちらを買うか迷う所です。
こちらのエアブラシはタミヤ エアーブラシシステム No.40 スプレーワーク HG トリガーエアーブラシ カップ一体型です。
続いて口径についてです。
エアブラシには色々なノズル口径がありプラモデル用途では大体0.15mm~0.5mmぐらいの物が使われます。
ノズルが小さければより細く小さい吹付けが可能。0.5mmなどの大口径は大量の吹付けが可能で広い面の塗装に適しています。
ガンプラを作る場合、個人的なオススメは0.3mmでこれさえあれば大抵の塗装は無難にこなす事ができます。
ただHGUCネオジオングや1/350の艦船模型の船体(リンク先は金剛です)などは結構無理があり
このような大型モデルを作りたい場合は0.5mm~のエアブラシが必要になってくると思います。
長くエアブラシを使っていると追加のエアブラシが欲しくなってくると思います。
コンプレッサーには3連ジョイントなどを噛ませる事で複数のエアブラシがセットできるので
用途によって使い分けるのもおすすめです。
・0.2mm以下のエアブラシ
より細い線などが描けるので迷彩塗装など細かい塗装に便利です。
・0.3mmのエアブラシをさらに追加
メタリック塗料などを吹き付けるとカップ内の掃除が大変で、油断すると塗料がすぐラメ入りになってしまいます。
メタリック専用やクリア専用などのエアブラシを追加する事で洗浄をさほど気にせず気軽に使えるようになります。
・0.4mm以上のエアブラシ
広い面を一気に塗装する事が出来、粒子の粗いメタリック塗料も快適に吹き付けられます。
続いてレギュレーターですがこちらには大抵圧力計が付いていて好みのエア圧に設定する事ができます。
圧力計が無いものもありますがあったほうが良いです。
細い線やグラデを描きたい場合はエア圧を弱く、クリアや広い面を塗装したい場合には強くといった調整が可能になりますし
大抵のプラモ用途のレギュレーターには水抜きが付いていてエアの中の水分を取ってくれます。
これがないと湿度が高い時期はエアと一緒に水滴まで飛んでしまい塗装面が台無しになったりする場合があります。
こちらの画像は基本塗装を終わらせた時の状態ですが水抜きタンクに結構水がたまってしまっています。
梅雨時や夏場は湿度が高いのでこの時期は注意が必要です。
続いてコンプレッサーの紹介です。
昔紹介した事もありましたが自分はずっとこちらのコンプレッサーを使っています。
(317はレギュレーターを交換した関係でカバーを取っています)
コンプレッサーは大まかにピストン式とリニア式がありそれぞれ性能がだいぶ変わってくるので
使用目的に合わせたチョイスが必要になってきます。
(小型で圧などが弱く廉価なコンプレッサーに使われるダイヤフラム式もありますが今回は省略します)
公式サイトの数値を比較してみました。
wave317の方はかなりエアー量や圧がありますが定格使用時間は15分ほど。
パワーはありますが振動も大きく、エアーの脈動も大きいです。
ただこちらにはタンクが付いていてタンク内のエアー量によって自動的にスイッチがON/OFFされますし
一旦タンクにエアをためるため脈動も気になりません。
ただそれでも長時間稼働すると無理がでるのか本体も相当熱くなります。
L7の方はエア圧や吐出量なども控えめですが軽く消費電力なども控えめ。
さらに連続稼働時間は1日中可能とずっと使える物になっています。
リニア式なので振動も少なくエアの脈動も控えめです。
また作動音は317の方が低くなっていますが、
実際は317の方が振動が大きく音が響くためL7の方が静かに感じます。
また過去の記事にも書いていますがとにかく長持ちするのが特徴で
317は同じ物を一度買い替えていますがこちらはまだ快適に動いています。
問題はエア圧ですが、HGやMGといったガンプラを塗装する場合
自分は強くても0.8MPaぐらいで使う事が多いので違いはさほどありません。
ただやはり大きい物を塗装する場合やウレタンクリアなど圧が必要なクリアを吹く際にはパワー不足を感じる事があります。
なのでネオジオングやPGのような大きい物も塗装したい方はピストン式、
そこまでの予定が無い方は末永く使えるリニア式が便利かなと思います。
続いて塗装に必要な小物類です。
・紙コップや塗料皿
塗料の希釈や調色に使います。
・スペアボトル
作った塗料の保存に使います。
・キムワイプやキッチンタオル
カップ内の洗浄などに使用。通常のティッシュだと繊維などがカップなどに残るため
繊維が出ないこういったペーパーが便利です。
・調色スティックや筆など
調色スティックは塗料のかき混ぜなどにも使えますし筆(使い古しでも可)はカップ内の洗浄に便利です。
手袋やマスク、特に防毒マスクは必須です。
塗装時は細かいミストがどうしても漂ったりするためマスクはただのマスクではなく
有機溶剤に対応した吸気缶のある防毒マスクを用意します。
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そして室内で塗装する事になるので溶剤を含んだミストを外に排出する塗装ブースも必要となります。
ブースが無くても塗装自体は出来ますが部屋がカラフルなミストで酷い事になるので必ず用意した方が良いです。
こちらは余裕があればツインファンや大口径ファンがある余裕のある設計の物がおすすめですが
換気扇やシロッコファンなどでDIYしてみるのも良いのかも。
エアブラシ~塗装ブースまで揃えるとなると結構な初期費用がかかってしまいますが、
消耗品を除きどれも年単位で長く使える物ばかりです。
自分の場合現在はネロブースミニを使っています。
・ネロブースの簡単なレビューはこちら
・タミヤ ペインティングブースII ツインファンの簡単なレビューはこちら
続いて塗料の選択ですが、大まかに分けて3種類の塗料があります。
・ラッカー塗料
Mr.カラーやガイアカラー、フィニッシャーズカラーなどがあり
一番ポピュラーな塗料で色数もかなり豊富です。
乾燥も早く食いつきなども良好で使い勝手は良いですが
その分匂いがきつく、毒性もあり洗浄などは専用の薄め液が必要です。
・水性塗料
タミヤアクリル、クレオス水性ホビーカラー、アクリジョン、ファレホ、シタデルカラーなど。
水で手入れが可能でラッカーよりだいぶ安全な塗料ですが、塗料の種類によって性能はまちまちで
食いつきや隠蔽力がラッカーほどではなかったり、扱いに癖があったり、
隠蔽力が強くても物によってはノズルに詰まりやすいといった事もあります。
最近ではファレホやシタデルなど海外製の塗料も手に入りやすくなり使える色数はかなり増えています。
・エナメル塗料
タミヤエナメル、ガイアノーツエナメルカラー、ハンブロールなど。
こちらはどちらかというと小さい部分やウェザリング&スミ入れなど補助的に使われる事が多い塗料で
簡単に拭き取れるため(ハンブロールは除く)ちょっとした塗り分けなどにも便利です。
ただプラを侵食して破損させる事が多いので注意が必要です。
他にもメッキシルバーなどに使われるアルコール系などもありますがここでは割愛。
今回は色数も豊富で塗りやすいラッカー塗料を使って塗装していきます。
ラッカー塗料を希釈するにはラッカー専用の薄め液を使います。
各社から薄め液が発売されていますがラッカー塗料なら基本的にどれでも使えます。
自分の場合ほとんどの場合はクレオスのレベリング薄め液を使っています。
こちらは塗料の乾燥をやや遅くする成分が入っていて綺麗なツヤが出しやすいです。
後はフィニッシャーズの塗装を使う際は同社のピュアシンナーを使っています。
後はツールクリーナーという洗浄用の溶剤も用意しておきます。
こちらは成分がかなり強めで洗浄に適した物になっていますが
プラに使ってしまうと成分が強すぎてプラを溶かしてしまいます。
一応ほんの少しだけ塗料に混ぜて食いつきを強めたりする事がありますがおすすめはできません。
エアブラシで塗装する場合ですがまずは塗料をしっかり撹拌します。
大抵は底に顔料がたまっているので顔料をすくい上げるようにして均一に混ぜます。
続いて薄め液で塗料を希釈します。
塗料によっても濃度が違いますし、店で長時間在庫になっていた塗料は溶剤分が飛んでさらにドロっとしていたりするので
この塗料には薄め液をこのぐらい入れるという訳にはいきません。
よく言われているのは牛乳程度の濃度という事ですが
こちらは感覚的に把握するしかなく、ある程度慣れが必要ですが何度か塗装しているうちに慣れると思います。
吹き付けてみました。
塗料が濃すぎる場合そもそもノズルから塗料が出にくいですし
ザラっとした質感になりミストも粗いです。
逆に薄すぎる場合はちょっと吹いただけで塗料が垂れてしまい
なかなか色が乗らず綺麗に塗れません。
丁度良い塗料の濃度に調整できたら早速サフを吹いたパーツを塗装していきます。
今回はグラデを付けずベタ塗りで仕上げていこうと思います。
まずは下地となる色を塗装していきます。
下地塗装というのは鮮やかな色を綺麗に発色させたり、メタリック感をより強く重量感のある塗装にするための下塗装です。
画像は適当なプラ板を塗装した物ですが、鮮やかな黄色(鮮やかな色は隠蔽力が低い事が多いです)を
サフの上から塗装すると暗く濁った色調になります。
ですが白を塗ってから塗装すると薄く塗ってもしっかり色が乗り、鮮やかに発色します。
逆にシルバーや重量感のある色にしたい場合は黒など暗い色を下地にします。
今回フレーム類は軽いメタリックカラーにするのでクレオスのウイノーブラックという艶ありの黒を下地にしました。
赤色の部分はフィニッシャーズファンデーションピンクで塗装。
普通の色は隠蔽力の強い同系統の色を下地にすると塗りやすいです。
もちろん隠蔽力が強い塗料を使用する場合サフの上から直接塗装してもOKです。
青色は同じくフィニッシャーズのファンデーションブルーを使います。
エアブラシを使ったパーツの塗り方ですが
自分の場合まずはエッジや奥まった所に塗料を乗せます。
注意点なのですが塗り始めはいきなりパーツにエアを当てないように気をつけます。
長く作業しているとニードルキャップに小さいキズや凹みなどがあった場合、そこに塗料が溜まっている事があり
吹付けと同時に大きい飛沫が飛ぶ事があるのでそれがパーツに付着しないよう最初はパーツからズラして吹付けを開始します。
続いてエアブラシを離し気味にして全体にフワっと塗料を吹き付けます(砂吹き)
そうすると塗装面がザラっとした感じになりますが
その分次の本塗装の食いつきが良くなり垂れにくくなります。
エアブラシを近づけ塗料も多めに出しながら一気に塗ります。
表面が湿ったようなツヤが出るぐらいまで吹くと仕上がりが綺麗になります。
垂れる寸前まで吹き付けると一番ツヤがでますが、今回はつや消しなのでそこまで神経質になる必要はありません。
今回のように汚したりせず仕上げる場合、塗装面は艶あり~半ツヤぐらいになるようにしておきます。
つや消しにしてしまうとスミ入れやデカール貼りが上手くいきません。
どうしてもつや消しの塗料が使いたいという場合、
つや消し塗料で塗装した後、艶ありのクリアを吹いて表面を滑らかにします。
黄色部分は本体の白色に使う白をそのまま下地としました。
続いて色を塗り終わった後の洗浄ですが、まずはカップ内に余った塗料を出し
ツールウォッシュを入れてうがいをします。
うがいはノズルキャップを緩め、レバーを引くだけでカップ内がボコボコと泡立ちうがいができます。
何度か繰り返し後はツールウォッシュ&筆で奥を洗浄し、キムワイプなどで拭き取ればOKです。
ただメタリック塗料を使った場合入念に洗浄しないと次の塗料にラメが混ざります。
また長時間保管しておく時はニードルを抜いてそちらに付着している塗料を拭き取っておくと安心です。
下地塗装が終わったらいよいよそれぞれの色を塗っていきます。
まずはフレーム色からですが今回はガイアノーツのニュートラルグレーIIIに
クレオスのスーパーアイアン2を混ぜ軽いメタリックで明るめのグレーにしました。
自分で調色した塗料は後々の修正で必要になったりするため
余裕を持って作り捨てずにスペアボトルなどに保存しておきます。
塗装するとこんな感じになります。
ついでに塗り分ける必要があり膝のダクトや足首のマルイチも塗装しておきます。
マルイチ部分はマスキングをしておきますが、
こういった円形のディテールをマスクする場合サークルカッターを使い
マスキングテープを切り出し形状に合わせてカットすれば簡単に塗り分けられます。
テープが使いにくい場合は液状のマスキングゾル(画像はガイアノーツのマスキングコートR)を使います。
こちらは筆などで薄く塗るマスキング剤です。
液状なのでテープが追従できない細かい凸凹面などに合いますが
ナイフでカット出来るものと出来ない物があるのでカット出来るゾルを買っておくと便利です。
ただ結構慣れが必要でテープより粘りがありナイフを使ってカットし辛く、
精度が出しにくいのでマスキングテープで済む所はテープで済ませたほうが確実です。
マスキングが終わったら再度サフを吹き、周りの色を統一しておきます。
ライフルとバズーカですが、こちらはフレームの色にジャーマングレーを混ぜ
暗いメタリックグレーにしました。
バーニアも塗り分けてアクセントにします。
こちらはクレオスのスーパーチタン2で塗装しました。
こういったギラっとしたメタリックカラーは艶ありの黒を下地にすると格好良く仕上がります。
白色はガイアノーツバーチャロンカラーのウォームホワイトとExホワイトを半々ぐらいに混ぜたもので塗装。
最近の白色は隠蔽力が強い物が多く、(クレオスクールホワイト、ガイアノーツExホワイト、フィニッシャーズファンデーションホワイト等)
サフに直接塗っても綺麗に発色します。
ただ隠蔽力が強い白は顔料分が多いのか希釈がややシビアなのでそのあたりは気をつけます。
黄色はガイアノーツ橙黄色にExホワイトを混ぜた物で塗装。
青色はクレオスのメカニカルカラーセットにあったコバルトアズールを使いました。
ラッカー塗料はこういった特殊な色のセットなども多いです。
赤色はフィニッシャーズのブライトレッドにEXホワイトを混ぜた物を吹き付け。
全体的に淡い感じに塗ってみました。
塗装中どうしてもパーツにホコリが付いてしまう事がありますが、
表面に付着した状態でピンセットでつまめそうな場合はピンセットでつまんで除去し、再度軽く塗料を吹き付けます。
もし塗料にすっかり埋まってしまった場合は残念ですが乾燥を待ち、1000番~2000番程度のヤスリでホコリを削り取り塗装しなおします。
塗装にホコリは付き物なのでどうしても防げない所はあるのですが、
・ホコリが出やすい服を着ない(セーターなど)
・塗装スペース周りをこまめに掃除する
・塗装前にエアブラシのエアでパーツのホコリを忘れずに飛ばす
・空気清浄機を設置する
などの対策をする事で大幅にホコリ問題を軽減できます。
これで基本塗装が終わりました。
次回は最終回で残った細かい所の塗り分け、スミ入れ、デカール貼り、そして最後のクリアコートまで説明していこうと思います。
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