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30MM スピナティオ（戦国仕様）初回限定カスタムジョイントセット　レビュー

30MMシリーズで新たに第３勢力「マクシオン軍」よりスピナティオが完全新規でキット化されました。
価格は1,408円で初回限定でカスタムジョイントも付属しています。



今までの30MMシリーズは関節が共通でしたが
今回は新たにフレーム２という新規ランナーが使われています。
こちらには平手や角度のついた持ち手などもあります。
素材はいつも通りKPSでした。



付属品はビームライフル、太刀、それに武者アーマー一式、ライフルマウントパーツ、平手左右分、角度付き右持ち手が付属。



初回分に付属するジョイントですがこちらはオプションパーツセット１，２に付属するジョイントパーツです。
なので詳しい事はこちらのレビューを参照してください。
C字型の可動ジョイントや3mm穴隠し、3mmピンをBJに変換するジョイントなど様々なパーツがあり
カスタムの幅を広げてくれる便利なパーツです。



まずはアーマーを取り付けない状態のスピナティオから。
こちらはアルト＆ラビオットの地球連合軍や、ポルタノヴァ＆シエルノヴァのバイロン軍とは違い
第3勢力のマクシオン軍所属の機体となっています。
今回は関節ランナー含め完全新規になっていますが、
いつもと変わらず左右対称のパーツが使われファインビルドならではの非常に組みやすいキットになっています。



こちらはメカというよりパワードスーツのようなスマートな人型になっていて
他の2勢力とは上手く差別化されています。
各所にはカスタム用の3mm穴が多数あります。
またバイザーにはクリアパーツが使われ関節の構造も一部進化していてさらに動かしやすい物になっていました。




頭部アップ。
丸いシンプルな形状でバイザーはクリアグリーンのパーツが使われています。




バイザーを取ってみると目を見開いて口を大きく開けたようなデザインで
インパクトのある不気味な造形になっています。



胴体は腹部が長め。背面はちょっと肉抜きが目立つ所はありますが



腰の回転軸で左右方向に大きくスイングできる構造に。
また背面には３つの3mm穴があり、2穴タイプのバックパックにも対応可能なため
30mmだけではなく、ガンプラからの幅広い流用が可能。
画像は同時に発売されたΞガンダムのバックパック（2穴タイプ）を取り付けています。



腕部は素体状態ではシンプルな構造で前腕の裏側に3mm穴あり。
また今回は平手が左右分付属するのも良い所です。



股関節軸はこれまでと同じくクランクタイプのジョイントで可動します。




脚部もこの状態では白と赤がメインカラーでスッキリとしたデザイン。
合わせ目は全てディテール化もしくは段落ちモールド化されていて上手く処理されています。
各所に3mmジョイントがありますが足裏にもありました。



可動範囲ですがアーマー無しの状態では干渉する物がなく非常に良く動きます。
肘も1軸ですがデザインが上手く考えられていて深く曲がります。



また首も90度仰け反らせる事が可能。
さらに腰も90度ほど左右にスイング可能になっていて、アルトやポルタノヴァの関節から大きく進化していました。



肩はBJでスイング幅もまずまず。



脚部も邪魔するパーツがないのでグリグリ動きます。
股関節周りの自由度も高く、接地も抜群です。




初回特典のジョイントにある銃パーツを持たせて。
シンプルな素体に似合います。




素体状態だと非常に動かしやすく、触っていてかなり楽しい物になっています。
関節の保持力もシエルノヴァのように緩すぎるといった所もなく適度なテンションです。
今の所不満はないのですが、
30MMは経年や組み換えで結構肘や膝などが緩くなる印象があるのでもう少し経ってもないとわからない所ではあります。





胴体の可動ポイントの追加は効果的でひねるような動きが付けやすく
一気に進化した感じです。



アーマーを取り付ける場合は左肩のようにアーマー取り付けスペースがある肩ジョイントに交換します。



武者アーマーを取り付け戦国仕様に換装。
黒いパーツが戦国アーマーで地球の古い歴史の武装意匠をコンセプトに作られた武装なそうです。
説明通り武者風の和風デザインに変化し、黒いパーツが増えるためカラーもだいぶ変わった印象を受けます。



アーマーは頭部、胴体、肩、大腿部に装着します。
どれも装着は簡単で、肩関節のみ一度組み替える必要はありますが手間は感じません。
この状態でも比較的スマートな人型でやはり従来の機体とは大きく異なる物に仕上がっています。




頭部アップ。
マスクは前面のみに装着。目つきが鋭くなりますが
開口されているので奥のクリアパーツも見える作りです。




胴体は胸と腰の前後にアーマーが装着されます。
背面の穴は減り１つしかありません。



腰にはライフルと太刀を装着するジョイントを取付可能。



肩アーマーの合わせ目は段落ちモールド化され
左肩のパーツにはC字ジョイントがあります。



右肩は大きいアーマーですが取り外しも可能。
C字ジョイントや3mmジョイントがあります。



脚部の装甲は太腿のみに装着。
これまでの多くのオプションアーマーは脚部に取り付ける物が無かったので結構新鮮ですね。



可動範囲は大きく変わりませんが、肩アーマーが付くためそのあたりは狭まります。



武器も和風な物が揃っています。






ビームライフルは種子島銃を思わせるようなデザイン。
砲口部分は分解可能で共通の長方形ジョイントが使われています。





右手のみですが角度付きの持ち手が付属。
ビームライフルのグリップに合わせられています。





太刀は1パーツで成形され片側に3mmピンがあります。




関節が良く動くので両手持ちも楽々です。
刀身を塗ったりするとカッコ良さそうですが腰のジョイントに帯刀する場合擦れるので調整が必要かも。




太刀もアーマーとマッチしていて格好良いです。
和風のメカは今までの30mmには無かったので新鮮ですね。




足が小さめですが接地が良いのでしっかり自立できます。



関節は新規ですが規格は共通なのでもちろん他の機体との組み換えも可能。




3mmやC字ジョイントも使いやすい位置にありカスタムもしやすいと思います。





最後にアルトやポルタノヴァとサイズ比較。
腹部や脚が長めのため身長も高くなっていました。




・今回も塗装レシピはありません。

以上30MM　スピナティオ（戦国仕様）レビューでした。
今回は関節含め新規キットとなっていて
第３勢力マクシオン軍の機体という事でデザイン自体も大きく変わっています。
関節も新しい関節もよりしなやかに動くように進化していますし、
素体はより未来的なデザインになっていました。
また今回はアーマーが予め付属しているというのも大きな特徴で
和風イメージの機体にガラッと変える事が可能。
従来は別売だったアーマーの組み換え遊びが出来るためこのキット単体でもかなりのプレイバリューがあります。
初回分には便利なジョイントパーツもあるのでかなりおすすめのキットです。

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（あみあみ）

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