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プラノサウルス　トリケラトプス　レビュー

以前紹介したプラノサウルス　ティラノサウルスと同時に発売されたプラノサウルス　トリケラトプス。
価格は1,595円です。

付属品はディスプレイベースのみとなります。
余剰パーツはありません。

付属のシールですが瞳と舌の他、背中の毛の色分けを補うシールが付属します。

プラノサウルスでキット化されたトリケラトプス。
草食恐竜ながら攻撃的な角と大きな盾のようなフリルが人気の恐竜です。
イマジナリースケルトンなど他のバンダイ恐竜キットと同じくティラノサウルスと合わせるようにキット化されています。
今回も骨格を組み立てる「骨格ビルド」とその上にパーツを組み付ける「恐竜ビルド」の2種類が楽しめるものになっています。
もちろん組み立ては全てスナップフィットです。

骨格ビルドですがティラノサウルスと変わらず骨のようなくすんだ白い成形色です。
骨格は手頃なサイズという事もありある程度割り切った構造なのも変わっていません。
イマジナリースケルトンほどの精密感はありませんが、肋骨などの細かい骨もまとまっているためあっという間に組めます。

今回も主要な関節が可動する可動モデルとなっています。
ポリキャップは使われておらず全てKPSの組み合わせです。
やはりティラノと同じく以前発売されたLIMEX版を踏襲したような作りでした。

巨大な角やフリルが特徴的な頭部。
頭部はリアルなモールドも入っていてなかなか精密な作り。
微妙な曲面なども再現されていますが角は対象年齢の制限があるのか先は結構丸いです。

口はもちろん開閉可能で首もBJなのである程度スイング可能。
ただあまり横は向けません。

ハの字に広がったような形状の前肢。
付け根と肘にあたる部分が可動します。
付け根はBJなのである程度開く事も可能。

後肢は前肢に比べるとだいぶ長さがあります。
こちらも付け根はBJで膝にあたる部分が可動。
股関節部分には大きく突き出た座骨が目立ちます。

巨大な肩甲骨や肋骨はシンプルなパーツ分割。
恐竜ビルドの関係で一部ダボ穴があります。
胸骨や胴椎もリアルに再現されていました。

尻尾は付け根にスイング軸あり。
上下に軽く回転できるようになっています。

今回もベースが付属しますがティラノのように二足歩行ではなく四足歩行で安定しているためジョイントピンはありません。
ただ載せるだけになっています。

ある程度足を開いたりする事ができるものの、手足は形状固定で先が浮いてしまいます。
可動はありますがそこまで派手なポーズを取れる訳ではなかったです。

続いて恐竜ビルド。ティラノサウルスと同じく骨格パーツに恐竜のガワとなるパーツを取り付けていきます。
頭部はかなり多く全13パーツを組み付けます。
角にも被せるため一回り太くなり迫力が増します。

胴体と尻尾は9パーツ。それぞれ簡単に組み付ける事ができます。

手足はそれぞれ1本につき４つのパーツを組み付け。
これらのパーツを全て取り付けると

恐竜ビルドの完成です。全体的に太くなりより重みのある迫力ある形状になりました。
カラーはグリーンとライトブラウンの2色となっていて背中の毛はシールで補います。

表皮のリアル感のあるディテールやシワは健在。
微妙にたるんだようなモールドも良い感じです。
ただ骨を被せる構造上どうしても合わせ目は目立ちます。

頭部アップ。目と舌はシールで補う事が可能。
クチバシのような独特の形状や簡素ながら細かい歯のデンタルバッテリーが再現されていました。

ただ歯は突き出ずパーツに埋もれているような感じです。

ティラノだと後肢の可動がかなり制限されてしまいましたがこちらは一応膝を軽く動かす事が可能。
ただやはり骨格状態よりは制限がかかります。

胴体はリアルなシワがあり見栄えはなかなか良いです。
ティラノと違い、尻尾の下側もパーツ分割で色分けされていました。

尻尾も一応軽くスイング可能です。

一応四肢は動きますが骨格同様脚を広げたりすると先が浮いてしまいますし、
骨格状態より可動範囲も狭まっているので踏ん張るようなポーズはちょっと付けにくいです。

同時発売されたティラノサウルスと組み合わせて。
ノンスケールですが縮尺は合わせられているようでトリケラトプスの方が少し小さめ。
もう少し首が左右に振れると良かったかも。

もちろん今回も一部のガワパーツを外して飾ったりする事も出来ます。

HGUCガンダムや30MSネヴァリアとサイズ比較。
今回も手頃なサイズです。

一応スケールを気にせず乗り物っぽく飾ったりする事もできますがちょっと小さめかも。

恐竜骨格プラモデル（LIMEX）版とイマジナリースケルトン版と並べて。
イマジナリースケルトン版の半分ぐらいのサイズなのはティラノサウルスと変わらずです。

ティラノもそうでしたがLIMEX版とやはり骨格構造はかなり似ています。
一部ジョイントなどの違いやダボ穴があったりするのですがおおまかな作りはほぼ同じでした。

・色レシピなどはありませんでした。

以上プラノサウルス　トリケラトプス　レビューでした。
他のバンダイ恐竜キットと同じくティラノと合わせるようにして登場したトリケラトプス。
今回も骨格ビルドと恐竜ビルドが楽しめるのですが、ティラノの羽毛Verのようなパーツはなくそちらと比べるとシンプルな内容です。
ただ恐竜ビルドでも膝の可動が失われず軽くではありますが表情が付けられるようになっています。
イマジナリースケルトンはこの2体でリリースが止まっていますがプラノサウルスはまだ色々出るようなのでどのような恐竜がリリースされるか楽しみですね。

(プレミアムバンダイ)