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BB戦士　MSN-04FF　サザビー　レビュー

RX-93ff νガンダムと合わせるようにデザインされたMSN-04FFサザビー。
以前RG版を紹介しましたが今回はBB戦士版の紹介となります。
こちらも「GUNDAM SIDE-F」の限定キットですが
今回もRG版と同じくプレミアムバンダイで抽選販売された物で価格は1,980円です。

付属品はビームショットライフル、シールド、ダブルホーンファンネル合体ジョイントのみとなります。
ノーマルサザビーにあったビームトマホークエフェクトやファンネルエフェクトはありません。

シール類ですが各種センサー、角形のスラスターダクト、つま先の赤、
プロペラントタンクの白ラインを補うホイルシールの他、マーキングシールも付属します。

余剰パーツですがベースがBB戦士No.382サザビーなのでそちらのパーツが一部余ります。

「GUNDAM SIDE-F」の1周年記念キットとなるMSN-04FFサザビー。
こちらはRX-93ff νガンダムと対になるようにデザインされた機体でサザビーをベースとしつつ
ロングレンジ・フィン・ファンネル対策としてダブルホーン・ファンネルが背面に装備されています。
ダブルホーン・ファンネルはハイパービームサーベルやハイパーメガ粒子砲などがまとめられた巨大な兵装で
元々大きいサザビーですがさらに迫力ある機体となっています。

BB戦士版でもそのボリュームは健在ですが、
さすがにダブルホーンファンネルが重く一応自立は出来ますが後ろに倒れやすいので長時間飾る場合は何か支えがあった方が良さそうです。
キットですが完全新規という訳ではなく、νガンダムと同じく以前発売されたNo382のサザビーが流用されているため
関節構造などもそちらと共通です。
使われているポリキャップはPC-303でレジェンドBBなどと同じような関節構造となっています。

ダブルホーンファンネルを外した姿。
本体はほぼ流用なのでプロポーションのバランスは変わっていません。
まとまりも良く肉抜きも少ない作り。
機体の配色はBB戦士なのである程度割り切った作りになっているため足りない部分は多いです。
角形スラスターなどはシールがありますが全て補う事は出来ず、細かい部分の塗装が必要です。

頭部アップ。ヘルメットは左右分割でトサカ部分や後頭部に合わせ目あり。
カメラやモノアイはシールでの再現となります。

モノアイはディテールがありますし左右に回転させる事ももちろん可能。
モノアイレールの作りも細かいです。

胴体などは特に変更ありません。
MGサザビーVer.Kaをベースにしたような造形のためディテールは細かいです。
ただサイドアーマーやリアスカートのスラスターなどは一体成型されているため塗り分けが必要です。

バックパックはファンネルコンテナやプロペラントタンクが可動します。
タンクなどもモナカではあるものの2パーツ成形なので太さもあり肉抜きもない見栄えの良い作りです。
こちらもバーニア類は色分けされていないので塗装が必要です。

ダブルホーンファンネルはこのコンテナに被せるようにして固定します。

腕部は肩アーマーの合わせ目が付け根部分以外出ない作り。
サイドの装甲も可動しますし肘も動くようになっています。

股関節はポリボール接続。
フロントアーマーが可動しますしリアアーマーには裏打ちがあります。

脚部は膝関節がありませんがこちらも肉抜きが無くフレア内部のバーニア類も再現されています。
ディテールが多くBB戦士の大きさなのもあり密度感は十分です。

足裏はぐるっと囲うように肉抜きがありますが一応中央のディテールはしっかりありました。

特徴的な武装のダブルホーン・ファンネルさすがにRG版と比べるとギミックはオミットされている部分があり簡素な構造になっています。
ただ大きさは十分で存在感があり合体ギミックなどは再現されていました。
こちらも配色は一部省略されていて後端部のスラスター周りの黄色など細かい塗装が必要です。

接続部はジョイントで可動しグリップは3mmピンによる差し替え式になっています。
簡素な作りになっていますがその分扱いやすいです。

後端部のフィンは差し替え無しで開閉します。

可動範囲ですが首と腰はBJ接続。
肩は引き出し+BJで肘可動もあるため上半身はなかなか動く作り。

ただ同部はヘルメットがコンテナに干渉するため前後スイングがあまり出来ません。
肩は前後にスイング可能。

脚部は膝関節が無く、股関節と足首はBJです。
接地なども良好で脚も十分上がります。

ノーマルサザビーとの比較。
ノーマルサザビーにダブルホーンファンネル周りの装備を追加したキットとなっているため本体はほぼ同じです。
成型色はRG版もそうでしたが若干変更されFFの方が鮮やかになりレッド2色の色味も近くなっています。

本体の違いですが造形的な違いはファンネルコンテナの上面のみとなります。

他の武装はビームショットライフルとシールドが付属します。

股関節に3mm穴があるので様々なスタンドに対応。
スラスターが集中した後ろ姿も迫力あります。

ビームショットライフルは2パーツのシンプルな構造でスライドギミックなどはないものの
厚みは十分で薄さは感じません。

頭部の前後スイングはある程度制限されますが腕周りは肘可動がある事もありよく動きポーズも付けやすくなっています。
保持力なども問題ありませんでした。

シールドは前腕の3mmジョイントにそのまま取り付けます。
結構大きいシールドでやや干渉しやすい所がありますが表面はしっかり色分けされていました。
また余剰パーツ扱いのビームトマホークのグリップをセットする事もできます。

ダブルホーンファンネルを射出。

ダブルホーンファンネルはそれぞれ3mm軸のスタンドで浮かせて飾る事ができます。
BB戦士版でも変に小さくなる事はなく迫力あるサイズですし
相変わらず個性的なデザインが面白いです。

フィンの一部を閉じ、グリップを差し替えて合体用ジョイントを使う事で

連結された「ハイパーメガ粒子砲モード」となります。

ジョイントを使う事で合体時の安定性も良好。
ずれる事なくカッチリと組み合わせる事ができます。

フィンを閉じグリップを差し替えて「ハイパービームサーベルモード」へ

こちらもグリップだけではなく、前腕のジョイントでも接続するためグラつくような事はありません。
大きい武装ですが扱いやすいです。

RG　FFサザビーのエフェクトを無理やり合わせて。
出来れば簡単な物でもよいのでサーベルエフェクトは欲しかったですね。

エフェクトはありませんが余剰パーツを使う事でノーマルのサザビーにする事も可能です。

以前紹介したRG版MSN-04FF サザビーと並べて。
ダブルホーンファンネルは巨大感を失わず上手くデフォルメされています。

BB戦士版の　RX-93ff　νガンダムと。

ベースがMG Ver.Kaのディテールを取り入れた同時期のBB戦士のため統一感もばっちりで並べても違和感はありません。

・塗装レシピはありませんでした。

以上BB戦士 MSN-04FF サザビー　レビューでした。
νガンダムと同じくノーマル版をベースにしつつダブルホーンファンネルを新規で追加したキットとなっています。
ベースとなっているのは2013年発売のサザビーですが古さは感じず
肉抜きも少ない見栄えの良い仕上がりとなります。
ダブルホーンファンネルのギミックはやや簡略化されているものの分離合体などは可能ですし
RGと異なりシンプルな分簡単に組み上がるため手軽にFFサザビーを手に取れるキットとなっていました。

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