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Get Truth 太陽の牙ダグラム３　プラモデル付き特装版
PLAMAX 1/72　ソルティックH8　ラウンドフェイサー　Ver.GT ペリスコープ/スナイパー仕様　レビュー

MAXファクトリーからキット化が始まっているGet Truth版仕様のコンバットアーマー。
今回新たにラウンドフェイサーVer.GT　ペリスコープ/スナイパー仕様がキット化されました。
こちらはコミックス３巻と一緒になって発売された特装版で価格は4,800円となります。
今回はCOMBAT ARMORS MAXではなくPLAMAX表記でした。

付属品はスナイパーライフル、ハンドリニアガン、共通グリップパーツ、アウラ機用換装パーツが付属します。

シール類は死神マークや白ラインなどを補うシールが付属。
水転写デカールではありません。

また通常のラウンドフェイサーなどに使うと思われるパーツがいくつか余剰となっていました。

Get Truth太陽の牙ダグラムからコミックスとセットになって発売されたラウンドフェイサーVer.GT。
今回はペリスコープ仕様（トラビス機）とスナイパー仕様（アウラ機）の選択式となっています。
こちらはトラビス機で名前通り上方向に伸びたペリスコープを装着しているのが大きな特徴となっています。
トラビス機は観測手仕様となっていて狙撃手に有線ケーブルを繋ぎ様々な情報を流す機体となっています。

カラーは明るいオレンジという派手めのカラーリング。
Ver.GTという事で通常のラウンドフェイサーの面影は残されていますが、多数のディテールが追加され現代的な姿にリファインされています。
キットの作りですが他のVer.GTと同じく割り切った構造が特徴でポリキャップは使われず全てプラ同士の関節となっています。

キットの色分けですが今回もマルチカラーキットのため大部分の配色は成形色で再現されています。
ただ死神のマークや白ラインなどはさすがにシールでの再現となります。
また機体同士を繋ぐケーブルも付属しないため2個買いして再現したい場合はリード線などを流用して自作する必要があります。

頭部アップ。カニの目のように大きく突き出たペリスコープが印象的です。
キャノピーは装甲のようなパーツで丸々覆われていてクリアパーツなどは使われていません。
口のダクトやサイドのパイプは別パーツ化され色分けされていました。
ヘルメット部分は左右分割のため一部に合わせ目が出ます。

普段は隠れますがパイロットのトラビスも再現されています。

胴体はソルティックのデザインをベースとしながらもディテールが程よく追加され密度感が高められています。
ザック類はありません。

肩ですが右肩が小型のシールド、左肩はケーブルを繋ぐ装置が取り付けられています。

前腕には装甲が取り付けられチェーンガンのようなディテールもあります。
前腕の一部には合わせ目あり。

腰アーマーはフロントとサイドが可動。
股関節はBJです。

脚部はVer.GTのダグラムなどと似た構造です。
こちらもやはりディテールが増え、膝関節などにも装甲が取り付けられています。
太ももなどは左右分割なので一部合わせ目が出ますが横に寄せられていてあまり目立たないようになっていました。

足裏は割り切った構造でディテールが無く肉抜きも多いです。

続いてパーツを交換してスナイパー仕様のアウラ機へ換装。
トラビス機との違いは頭部、肩部、前腕のみとなります。

頭部はペリスコープがなくキャノピーが装甲に覆われた物になり、肩はケーブルをお互いに繋ぐ関係でトラビス機とは逆の配置に。
そして前腕の装甲が取り外されています。
換装ですが頭部は分解が必要ですが他は取り外すか入れ替えるだけなので簡単でした。

頭部はキャノピーが装甲に覆われ、パイプフレームでガードされた無骨な形状に変わっています。
ダクト周りなどは変わりません。

パイロットもしっかり再現されこちらにはアウラが搭乗しています。

可動範囲ですが構造がダグラムなどと似ているため動かした感じも同じような印象。
肩は跳ね上げが可能で腰の他胸にも可動ポイントがあり胴体のスイング幅もまずまず。

肩は跳ね上げの他、前方にわずかにスイングが可能。
腰も横方向にスイング可能です。

脚部は腰アーマーが動くので膝立ちなどもやりやすくなり接地も良好。
シンプルな構造ですが可動範囲はなかなかの物です。

Ver.GTではない通常のソルティックと比較。
各アーマーの形状などは意外と引き継がれていますがディテールが増え小顔化されているため頭身も高めになっています。

トラビス機にはハンドリニアガンが付属。

こちらは上下分割で合わせ目の出ない構造です。
グリップは銃持ち手と一体成型されているためこのあたりは塗装して塗り分ける必要がありました。

基本的にアウラ機の隣で情報を送るための機体ですが色々アクションポーズを取る事はできます。
ただフォアグリップは可動するものの、今回も左手は握り手のみのため両手持ちは出来ません。

スタンド穴はないので浮かせたい場合はクリップなどが必要です。
ケーブルは付属しませんがアウラ機の隣にいるような膝立ちのポーズは十分可能になっていました。

アウラ機に換装して。
こちらは巨大なスナイパーライフルを装備しています。

スナイパーライフルですがこちらはモナカ分割のため一部に合わせ目が出ますが砲身などには出ません。
こちらのパーツですがグリップ周りはハンドリニアガンと共用となっているため移し替えて使います。

サブグリップは展開可能ですがバイポッドは固定です。

ダグラムの左足を壊した超長距離狙撃用のスナイパーライフルはかなりの長さで見栄えのする武器です。

劇中のように伏せた射撃姿勢も一応それっぽくはできるのですが
やはり左手に持ち手がないためそのままでは両手で構える事は出来なかったです。

どちらも個性的な頭部が印象的でノーマルソルティックにはない魅力がありますね。

ダグラムと組み合わせて。
ダグラムもそうでしたがVer.GTはポリキャップが使われておらず股関節などが結構緩くなりやすい印象があります。
今回も動かしていたら肩や股関節が結構緩くなったのでそのうち調整は必要になるかも。

同じVer.GT仕様のダグラムやビッグフットと比較。
サイズは大体ダグラムと同程度でした。

HGUCガンダムと並べてキットサイズの比較。
ガンダムより一回り太く少し大きいぐらいです。

・塗装レシピはありませんでした。

以上ソルティックH8　ラウンドフェイサー　Ver.GT ペリスコープ/スナイパー仕様　レビューでした。
カッターアームのダグラムと同じくコミックスとセットになったキットですが
2機セットではなくトラビス機とアウラ機の選択式となっています。
作りはこれまでのVer.GTと変わらないのである程度割り切った作りですがその分サクッと組める物になっていました。
もちろんVer.GTらしいブラッシュアップされたデザインですしペリスコープやスナイパーライフルなどこれまでにない特徴的な装備も魅力的です。
ただやはり付属品などはシンプルなのでできればケーブルや左持ち手もあると嬉しかったですね。

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