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cavico × MARUTTOYS　キャリアロボット「ハコブ/リク」+カート＆コンテナセットパック　レビュー　

独自の世界観で様々なロボットのキットを発売しているマルットイズ。
今回はHAKOBU/RIKU（ハコブ/リク）を紹介します。
これまで自分が紹介した物はコトブキヤ製のキットでしたが
今回のハコブはcavico製となっています。
価格は3,960円でブラックの他、ホワイトVerも発売されています。

付属品はコンテナのみで他のパーツやシール類はありません。

まずはフレーム状態。今回もしっかり中身のフレームが作り込まれています。
滑らかなラインのカウルとメカニカルなフレームとの対比の面白さは今回も変わらず。
フレームはライトグレー単色ですがライト類はクリアパーツでの再現となります。

今回も意外とシンプルな分割でかなり組みやすいキットです。
もちろんスナップフィットが使われているので接着剤要らずです。
また今回はコトブキヤ製と異なりABSは使われておらず、主要な可動部はポリ素材が使われています。

頭部は回転可能で目のようなディテールもありますがこれまでのタモツやノセルなどのデザインとは異なる形状です。

前輪はコンパクトなデザインでステアリングが切れます。
タイヤの他ディスクブレーキのディテールもあります。
後輪はタイヤが2本あり間には牽引アームが装着されています。

後輪フレームを引き出しタイヤを外側に展開する事でワイドトレッド状態の「トライクモード」に変形します。

3輪タイプなのでノーマル走行モード、トライクモード共に安定した自立が可能となっています。

カウルパーツを取り付けてHAKOBU/RIKU（ハコブ/RIKU）の完成。
3輪バイクタイプのキャリアロボットで物資運搬用陸上ドローンという設定で
他のロボットと同じく滑らかで綺麗なラインが特徴的。
今回はブラックVerを組みましたが、カウルのプラは特にグロスなどにはなっておらず
派手なツヤは無いですが指紋などが気にならず遊びやすいタイプです。

カウルはフレーム同様単色でブラックのみとなります。
2色+クリアパーツという構成ですがほとんど配色は再現されていて
足りないのはテールランプの赤やウインカーのオレンジと後頭部の黒色ぐらいのようなので
組んだだけでほとんどイメージ通りに仕上がります。

これまで紹介したタモツやマモルなどは同じようなデザインで半球状のカウルに目のような穴があるデザインだったのですが
今回はこれまでとは異なるデザインでカウルには複雑なカーブがつけられ目のようなセンサー部分も独特のデザインに変わっています。

首はBJ接続で引き伸ばす事である程度傾ける事ができます。

タイヤ周りは前後輪共に側面がカウルで覆われます。
またアーム部分にもカバーがあります。

カウルを付けた状態でもステアリングが切れます。
また前輪後部のインテークのような部分は奥にもしっかりモールドが入っていました。

カウルは大きめのパーツが多いですが合いなども問題なく換装もしやすいです。

後輪のフレームを開きトライクモードに変形。
タイヤはそれぞれ軽やかに回転します。

トライク時はタイヤを大きく傾ける事ができるのでダイナミックな姿勢を取る事ができます。

続いて付属のコンテナ。
こちらは1基付属していてハコブ/リクに牽引させる事ができます。

小さなタイヤが４つついているシンプルなコンテナで
各所には3mmジョイントがありました。

タイヤも3mm軸接続のため回転が可能。

コンテナのハッチは差し替え無しで両面が開閉します。
ハッチ内側にも3mmジョイントあり。

またコンテナ自体を取り外し台車状態にする事ができます。
こちらも3mmジョイントが複数ありました。

牽引させる場合アームを展開し、コンテナのジョイント部分を掴みます。

これでコンテナ牽引状態の完成です。
ボディカラーに合わせコンテナももちろんブラック仕様。
ブラックのRIKUは高級ホテルや各国の王室などに納品される特別仕様という設定です。

コンテナのタイヤももちろん回転可能です。

台車（カート）モードでは色々な物を乗せる事が出来ます。
これまで発売されているタモツやノセル、マモルなどを手軽に組み合わせる事が出来るのは楽しいですね。

コンテナ内部もある程度スペースがあり色々な物を積み込めます。

マルットイズシリーズのタモツやノセルとサイズ比較。
本体はこれらと比べると一回り小さい感じですがコンテナがあるので全体的なボリュームはそこそこあります。

今回は別売のカート＆コンテナセットも用意しました。
こちらはカート＆コンテナを2セット追加できるキットで価格は1,980円です。

コンテナ自体は本体付属の物と共通。
特にオプションパーツやシールなどもありません。

こちらを用意する事で好きなだけカートの連結が可能になります。
1セット追加するだけでもだいぶボリュームが増しますね。

またコンテナは縦にも積み上げる事ができます。
3mmピンで接続するため縦に積み上げてもこのぐらいの数ならしっかり固定可能です。

スケールは1/12となります。
30MM＆30MSやHGクラスのガンプラなど色々なキットと組み合わせやすく遊びやすいサイズです。

30MMなどの機体を寝せて運びたい場合はカートが２つ必要でした。

本体のギミックはトライクモードのみでマモルのような派手な展開ギミックなどはありませんが
色々な物を積み込んだりできるのは他のロボットとは違う楽しさがあります。

もちろん3mm穴が本体、カート＆コンテナに多数あるので様々な武装などを取り付けてカスタムも可能。
ただ一部の3mm穴は結構キツめだったので調整が必要になる場合があるかも。

以上cavico × MARUTTOYS HAKOBU/RIKU（ハコブ/リク）ブラックVer.　レビューでした。
今回はコトブキヤ製ではなくcavico製のキットとなりますが、スナップフィットが採用されていて
パーツの合いなども良好で組み立てやすさがあり配色も十分再現されているため手軽に楽しめるキットとなっています。
これまで通り内部フレームまで細かく再現されメカニカルな魅力も変わらずありますし3mm穴によるカスタムも可能でした。
またコンテナが別売されているため好きなだけ連結できるのも良いですしタモツやノセルなどこれまでのロボットはもちろん
様々な物を載せる事が可能なので単体でのディスプレイはもちろん、他の物と組み合わせても面白いキットでした。

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