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Figure-rise Standard あばたーふみな　レビュー

フィギュアライズスタンダードで新たにキット化されたあばたーふみな。
価格は4,180円です。

付属品は交換フェイスパーツ×２、センサーカチューシャ、ビルドファイターズトライ時用髪パーツ、
手首オプション（平手、持ち手の他握り手もあります）、
3mmピン付きリングパーツ、ショートビームライフル、RX-81ふみなアーマーが付属します。

シール類はセンサー類を補うホイルシールのみです。

後は自由に使えるPOM製のジョイントパーツがあります。

「ガンダムビルドメタバース」よりガンダムメタバースプロジェクトの広告大使を務めるためのアバターである「あばたーふみな」が新たにキット化されました。
こちらはフィギュアライズスタンダードブランドでのキット化となっていますが
中身は30MSと言って差し支えない作りで高い互換性も確保されています。
またこれまでのフィギュアライズの場合タンポ印刷１種類+デカール化２種といった構成が多かったのですが
今回はタンポ印刷済み3種というこちらも30MSと同じ内容になっています。

30MSからのフィードバックもあり表情などはこれまでのふみなシリーズの中でも一番の出来になっていると思います。
本体デザインはやはり30MSに近いデザインでボディスーツを着たような派手な突起や飾りのないシンプルな素体です。
肌のカラーは30MSでだとカラーAと大体同じです。
また手足にはリングパーツがあり3mmピンありのものと交換可能。
関節の作りも30MSと同じで可動部はほぼKPSですが、手首ジョイントはPOM製のパーツが使われていました。

前髪周りのパーツを交換することでビルドファイターズトライ時の長さに変更する事が可能。
一気に懐かしい見慣れた印象の髪型に変わります。
本体のカラーリングですがセンサー類はシールのみで後はパーツ分割のみで配色が再現されていました。

頭部アップ。共通規格になったため30MSと同じバランスになりました。
髪型は十分シャープで通常の髪型だと長くなった前髪が印象的です。

交換フェイスですがこちらは左目線の笑顔。
口腔内は別パーツ化されこちらも塗装済みです。

もう一つの交換フェイスは左目線の照れ顔。
チークなども印刷されています。

タンポ印刷はリシェッタなどに近いクッキリしたラインです。
ポニーテールは球体ジョイント接続で回転と若干のスイングが可能。

トライ時の髪型はクッキリ眉が見えるようになります。

胴体ですがクリアパーツがあるのが特徴的ですが、首元のエンブレム状のパーツや
背面のジョイント穴など30MSとほとんど同じ印象のデザインです。

腕部はリシェッタなど初期の30MSに近い構造で若干のメカらしさも残る作り。
ただ上腕は新しい30MSと同じタイプの合わせ目が出ない作りです。
手首は平手、持ち手、握り手のみとなります。

脚部はスパッツ状のデザインで太腿や脛のパーツは合わせ目の出ないタイプで見栄えも良好。
膝は30MSのレッグパーツとなど同じく球体関節です。

股関節もBJパーツを押し込む比較的新しいタイプの作り。
足首のディテールも細かくカカトの肉抜きもあまり気にならない小ささです。

可動範囲ですが胴体はかなりしなやかに動き胸部と腹部で回転も可能。
肩はBJで派手な飾りなどもないので動かしやすいです。

もちろん胴体の左右スイングや肩の前後スイングも可能。

脚部ですが接地も良く股関節も十分動きますが、
膝は30MSのレッグパーツなどと同じく1軸タイプなので100度ぐらいが限界です。

30MS第一弾のリシェッタと比較。
頭身バランスや四肢の長さなどはほぼ同じでフィギュアライズと言うよりは30MSと言ったほうが良いぐらいです。

もちろん互換性があるため表情や四肢など様々なパーツを交換する事ができます。

足首が結構大きめで安定性は良好。
脚部は素足部分が多いのでジョイントも無く、スッキリとまとまっています。

顔の出来も良好で可愛らしく仕上がっていました。
初期のフィギュアライズはシールのみだったりシール＆デカールだったりしたので
こうしてタンポ印刷済みになるのはありがたいです。

30MSと同じく頭頂部のパーツを外す事でセンサーカチューシャを取り付ける事が出来ます。

物によっては取れやすかったりする頭頂部のパーツですが今回は適度な保持力があり扱いやすかったです。

続いて「RX-81ふみなアーマー」の取り付けです。
こちらは腰部＆背面の2ブロック構成となっていて
それぞれ腰と背中の3mmジョイントに取り付けます。

RX-81 ふみなアーマーを取り付けた姿。
こちらはRX-81を意識したアーマーとなっていますが、カラーはこれまでの物を踏襲したイエローとなっています。
また細かいディテールも色分けされ引き締まった立体感のある構造。
各アーマーは背面と腰に纏められて接続されるため換装も簡単です。

背面にはガトリングスマッシャーとプロペラントタンクが装着されています。
自立も十分可能でした。
またこちらには3mmジョイントがいくつかありカスタム可能な作りになっています。
一部のセンサーはシールで再現します。

肩アーマーは背面のアームで繋がれスイングさせて逃がせる作り。
各ジョイントは基本的に3mm軸なので組み換えもしやすそうです。

ガトリングスマッシャーは合わせ目の出ない作りで砲口は丸軸なので回転可能。
こちらもスイング出来ます。

バックパック接続部は4本のジョイントでそれぞれのユニットを繋いでいます。

プロペラントタンクは合わせ目が段落ちモールド化され基部でスイング可能。

腰アーマーはすべて繋がっていますが3mmジョイントとBJで繋がっているため
それぞれ可動する作り。
こちらも細かく色分けされています。

意外とシンプルなアーマーですがガトリングスマッシャーやプロペラントタンクがあるため十分なボリューム感があります。

各アーマーは簡単に逃がせる構造で可動の妨げにはなりません。
またアーマーは2点に纏められているため、換装もしやすくかなり遊びやすいです。

付属武器はショートビームライフル。
ジーラインのライフルをイメージしたコンパクトなライフルでセンサー類はシールで再現します。

ガトリングスマッシャーも前方に向けて構える事が可能。

30MSと同じ作りのため各部位の保持力も良好。
アーマー類もポロポロ外れる部分はありませんでした。

もちろん30MSやガンプラなど色々なパーツが無改造で流用可能。
髪型もこれまで発売された膨大な種類から選ぶ事が出来ます。

ピンありリングパーツがあるため30MSのアーマーももちろん取り付けられますが、
前腕や脛に角形ジョイントが無いため取り付けられないパーツもあります。

頭身バランスが共通のためアルファシスターズファンタズムなどのアイドル衣装ももちろん似合います。

肌の色は異なりますが一応同じフィギュアライズスタンダードのスペシャルウィークとも表情の互換性があります。

最近キット化されたHGUC ジーラインと。
アレンジが加えられていますが各パーツの特徴的なシルエットは引き継がれています。

最後にHGBF すーぱーふみな、HGBF ういにんぐふみな、FRSホシノ・フミナと比較。
9年間でどんどん構造や造形がアップデートされ完成度が上がっています。

以上フィギュアライズスタンダード　あばたーふみな　レビューでした。
段々30MSに近づいてきたフィギュアライズ枠の美少女プラモですが
今回は30MSと全く同じ構造に変わっています。
そのためか３つの表情全てがタンポ印刷済みになっているのはありがたいです。
もちろん可動や色分けも素晴らしい出来栄えで、
30MSフォーマットを生かし膨大な量がある30MSなどのパーツを使いカスタムが楽しめるようになっています。
初期のすーぱーふみなからの進化も感じられるのでそちらを持っている方にもおすすめのキットです。

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