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HG イージスガンダム レビュー
HGでキット化されているイージスガンダム。
今回は再販された物ですが
こちらは初版が2011年発売のHD版でナンバーは「R05」となっており、元のHGは2002年発売の物で価格は1,320円です。
付属品は60mm高エネルギービームライフル、シールド、それにスタンドジョイントのみとなります。
余剰パーツはありません。
ツインアイの部分を使ってしまっていますがシール類はツインアイとトサカのセンサーを補うホイルシールと
HD版で新たに付属するマーキングシールが付属します。
アスラン・ザラが乗り、第1期GAT-Xシリーズの1機となるイージスガンダム。
X300系のフレームが使われ、5機の中では唯一変形機構を兼ね備えた機体となります。
変形機構があるため独特の形状をした部分が多いMSで手足のクロー状の突起はビームサーベルとなるのも特徴的です。
キットでも簡単な差し替えでMA形態への変形が出来ますし、
MA形態でも巡航形態と攻撃形態の切り替えももちろん可能です。
今回のキットはHD版となり、マーキングシールを追加され成型色を変更した物となります。
他の機体と同じく関節はメタリックの成型色となっています。
変形ギミックがあるため関節の可動はある程度制限がある所はありますが、逆に股関節周りなどは柔軟な作りになっています。
使われるポリキャップはPC123プラスとPC-20。今回ABSは使われていませんでした。
ベースが2002年発売のキットではありますが機体の色分けはなかなか優秀です。
肩や膝周りのフレームも色分けされていますし股間の黄色なども別パーツ化されています。
ただアンテナの中央部分やバインダーのグレー、各所のスラスターダクト内部などは塗装が必要となります。
頭部アップ。頭部はアンテナやトサカが長いですがヘルメット自体はコンパクトで小顔です。
アンテナの中央部分やトサカより下&後頭部のセンサー、イーゲルシュテルンなどは塗装が必要です。
ヘルメットは前後分割で合わせ目あり。
胴体は変形ギミックがあるため独特の形状で腹部にあたる部分は
カバーするパーツが無く、MGと違いかなり細め。
バインダーを繋ぐアームなどは一部ポリキャップがむき出しになる所があり胸部側面などには合わせ目が出ます。
ただ色分け自体は細かく再現度は良好。
背面も独特な形状で上下に伸びた突起のようなユニットが特徴的。
こちらも一部合わせ目が出ます。
サイドのスラスター周りは塗装が必要です。
左右のバインダーは適度なメカモールドが入っています。
一部グレーは塗装が必要ですがダークブルーやホワイト部分は色分けされています。
バインダーにはシールドやライフルを取付可能。
こちらもスラスター部分は塗装が必要ですし、ディテールをまたぐ合わせ目があります。
肩アーマーは前後分割でフレーム部分は別パーツ化され色分けされています。
前腕は足首が付いたような変わったデザインで側面にはシールド取り付け用の3mm穴があります。
手首は1種類のみで平手などはなし。
また肩と前腕には合わせ目が出ます。
股関節は軸関節でフロントアーマーが可動します。
脚部は足首などもスマートなデザインですがつま先にビームサーベルになるクローが装着されています。
脛周りなどは左右分割で一部合わせ目が出ますがフレームなどは別パーツ。
また太腿にロール軸があり動かしやすくなっています。
膝関節は二重関節っぽく見えますが一軸です。
足首は肉抜きはカカト部分に少しあります。
変形ギミックがあるためつま先が独立可動します。
可動範囲ですが上半身はだいぶ制限があります。
首はBJですが腰は固定となり回転などはできません。
肘は80度ほど曲がり、肩は大きく跳ね上がるものの前後スイングは出来ません。
下半身は比較的動かしやすく開脚はかなり出来ますし
太腿のロールもあるのでポーズが付けやすいです。
ただ接地は並ですし膝も90度ぐらいしか曲がりません。
MGイージスガンダムと画像サイズを合わせて比較。
変形周りは流石にMG版の方が細かく腹部のパーツなどもあり人型らしいバランスで
HGは異形さを感じられる姿になっています。
MG SEEDシリーズという事でMG版はかなりアレンジや追加ディテールが入っています。
武器を装備させて。
スタンドジョイントは股関節に取り付けるタイプで3mm軸に対応。
最新キットと遜色ない飾りやすさです。
「60mm高エネルギービームライフル」はデュエルやストライクの物より口径がやや大きいという設定で砲身なども長いです。
グリップを収納する事で3mmピンが出てきてバインダーに装着する事ができます。
少し手首から抜けやすいですが重さに負けるような事はありません。
HGなのでライフルはモナカ分割。センサーは塗装の必要があります。
シールドは細長い形状で先端が鋭くなっています。
黄色い▼部分なども色分けされていて裏面以外は色分けされていました。
腕部のジョイント穴に挿し込んで固定するため回転は出来ますが角度調整などは出来ず、自由度は低め。
ただ上に長い形状ではないので干渉自体は気になりません。
手足のサーベルエフェクトは残念ながらオミットされています。
そのうちリニューアルされる時があったら付けて欲しいですね。
続いてMA形態への変形ギミックですが一度バインダーを取り外し手首も外しておきます。
バックパックの突起を跳ね上げバックパック基部ごと後ろに倒したら
首を前方に倒し収納します。
手足のクロー部分は折りたたまれていた部分を展開させておきます。
手足を伸ばし回転させたら
胸部アーマーと腰アーマーを動かしスキュラを展開します。
その際下に回した腰アーマーは回転させ前方を向けるようにセット。
スタンドジョイントもフレームに取り付けます。
後は手足を曲げ、先端を揃えバインダーを再度装着。
ライフルやシールドも取り付けておきます。
これでMA形態の完成です。
こちらは手足を伸ばした巡航形態となり鋭いシルエットに変形します。
変形ギミックはある程度割り切った作りのため独特の変形ではあるもののサクッと変形可能です。
先端のクローを揃えるのは結構大変なのですがやはり独特の変形は見ていて面白いです。
こちらもスタンドジョイントが使えるため楽に飾る事ができます。
この形態では手足にロックなどはありませんが特にプラプラしたりするような事は今のところはありません。
変形させたMG版との比較。
MGの方がシャープな姿になりますが、
MG版は変形ギミックが細かく、細長いヒンジが多用されているため気を使う所があります。
もちろん手足を開けば「攻撃形態」にモードチェンジが出来ます。
巨大な手のような形状に変わり、中央には「580mm複列位相エネルギー砲 スキュラ」が露出します。
もちろん手足の可動をそのまま生かせるので掴みかかるようなポーズも可能。
スキュラの砲口は別パーツ化されていませんが十分な立体感があります。
攻撃形態でMG版との比較。
どちらも変形MSであまり見ない変わった形状やギミックが魅力的です。
HGCE ストライクやHGバスターとサイズ比較。
HGCEシリーズと比べると小さい事が多い当時のHGですがこちらは肩や背中のパーツのボリュームがあるせいか小ささは感じません。
ストライクと組み合わせて。
さすがに可動範囲は今だと物足りなく感じる所がありますしサーベルなども無いのでHGCEでリニューアルして欲しいですね。
以上HG イージスガンダム レビューでした。
こちらも当時のHGとなり構造は古いのですが特徴的な変形ギミックを少ないパーツの差し替えで再現されています。
変形ギミックがあるためどうしても上半身の可動が制限される所はありますが
その分太腿のロールがあったりしてバスター同様同じ時代のキットより動かしやすくなっている部分がありますし
変形後のクローも大胆に動かせます。
第1期GAT-Xシリーズはどれも個性的で組んでみると面白い部分があって楽しいキットですね。
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