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HG 境界戦機ウェポンセット５　レビュー

HG境界戦機シリーズの武装やユニットをまとめてキット化している境界戦機ウェポンセット。
今回はウェポンセット５が発売されました。
価格は1,320円です。



付属品は200mm戦闘杭射出機×２、180mm背部懸架型自動擲弾砲×２
超熱振式戦闘湾曲刀×２、装甲パーツ一式、それに左銃持ち手×２となります。
今回ですが新規パーツは無いものの、ホビージャパン付録となっていた1/72ウェポンセットを２セットまとめて一般販売した物となります。




まずは200mm戦闘杭射出機。
いわゆるパイルバンカーで接続用のジョイントは3mmピンとなっています。
本体部分は左右分割なので合わせ目あり。
パイル部分はHGですが十分シャープに成形されています。
２セットあり、マガジンの位置を変更する事で左右が選べます。



もちろんパイル部分はスライド可動するので射出状態も差し替え無しで再現可能ですし




マガジンも取り外し可能。
こちらは両方にマガジンを取り付けたりする事も可能でした。




180mm背部懸架型自動擲弾砲。
こちらも２セット付属しマガジンの位置を左右から選べるのは戦闘杭射出機と共通。
接続軸はやはり3mmピンとなています。



分割はシンプルなモナカのため合わせ目も出ます。
マガジンは取り外せますが戦闘杭射出機のように両側につけたりする事はできません。



超熱振式戦闘湾曲刀。
日本刀タイプの武器で刀身も十分鋭く作られていました。






後は装甲類がそれぞれ左右分２セット付属。
基本的にビャクチに対応した物となっていて3mmピン接続の物もありますが角型ダボ接続の物もあります。



後は左銃持ち手が２つ付属。
こちらは手甲が色分けされていません。



メイレスビャクチに取り付けた姿。こちらを装備する事でメイレスビャクチの最終決戦装備を大体再現可能となります。
ただHJ付録キットと同じく、突入用スパイクを装着したアサルトライフルは無く
成形色もダークグレー一色となります。





装甲は基本的に3mmジョイントで組み付けるため面倒な所はありません。
装甲は肩、大腿部、膝から脹脛横にかけて取り付ける形になっています。
武装や装甲が盛られるためフルアーマービャクチといった印象の機体になります。
またパーツはダークグレーなのでシンプルですが多くの機体に合わせやすいカラーになっていました。
ただ設定通り再現したい場合ブルーなどで塗装する必要があります。



武器はアームに接続する事で大きく角度を付けられます。
特に重い訳でもなく垂れ下がるような事もなかったです。



肩には巨大なシールド状の装甲と左腕には200mm戦闘杭射出機を装着。
3mmピン接続なので回転も可能です。



脚の装甲ですが基本的にビャクチに合わせられていて太もも正面の装甲などはあまり汎用性のない形状です。



今回はホビージャパン付録キットの流用なのですが、それぞれ２セット付属するため
擲弾砲や戦闘杭射出機をダブルで装備可能。
更に重装備感が増します。




擲弾砲は根本に回転軸があり様々な向きに構える事が可能。
かなり自由度は高いです。




戦闘杭射出機はパイルの長さも十分で射出状態も見栄えが良いです。
収納時は杭が肩に干渉しやすいですが基部で回転できるのであまり気になりません。




湾曲刀もダブル装備が可能。
ただ単色成形なのでどうしても刀身などは塗装が必要です。



装甲が２セット入ってはいるのですが、連結できるような構造でもないですし
各所のハードポイントをほとんど使ってしまうためこちらはちょっと持て余す感じでした。



左銃持ち手は２つあるので他のメイレス系機体に使ったりしても良いと思います。




境界戦機オプションセット４で作ったゴウヨウっぽい機体に色々取り付けてみました。




こちらはビャクチベースですし3mmジョイントも多いので比較的盛りやすいです。
ただ太もも正面の装甲はしっかり取り付ける事が出来ず、軽くはめ込んでいるだけです。




肩の装甲や武器などは使いやすいので後々リリースされるプロトゴウヨウのカスタムなどにも活躍しそうです。





3mm穴があればガンプラにも使えます。
ザウォートヘヴィにつけてみましたが武器はもちろん使いやすいのですが
肩に付ける装甲板も結構大きめなもののシールドとしては使いやすいです。




30MMのレヴェルノヴァ（陸戦強化仕様）と。
30MMは数多くの3mmジョイントがあるので取り付けはガンプラよりも楽ですが
装甲板が結構大きめなので使う場所は選ぶ印象です。




30MSのパワラリーと。30MSの場合手足のリングが3mmピンのため3mm穴に変換するジョイントなどがないと本体には付け辛い感じです。
ただ大きめのパイルバンカーや使いやすい擲弾砲などはやはり魅力的でした。



・塗装レシピはありませんでした。
以上HG 1/72境界戦機ウェポンセット５　レビューでした。
今回も新規パーツは無く流用なのですが、一般販売品ではなくホビージャパン付録キットを２セットまとめた物となっています。
そのためメイレスビャクチの最終決戦装備を大体再現できる物となっていて
装甲のデザインなどもそちらに合わせられています。
装甲はビャクチに合わせられているため一部流用しにくい物はありますが
戦闘杭射出機や擲弾砲などは使いやすく２セットあるのは良いです。
付録のキットがベースなので当時知らなかった方も手に入りやすくなるのは嬉しいですね。

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