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HG R12 モビルバクゥ レビュー
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映画を控えているからか最近はSEEDのHGがよく再販されています。
自分も持っていなかったラゴゥなどを買ったのですが、そちらを組む前に今回は積んでいたHG バクゥを組んでみました。
こちらは2012年に発売されたHGリマスター版で価格は1,540円です。
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付属品はミサイルポッドパーツとサーベル刃のみで余剰パーツはありません。
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シール類はモノアイ周りやウイングや武装などの黄色部分を補う物です。
また今回はリマスター版のHGなのでマーキングシールも追加されています。
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機動戦士ガンダムSEEDキット化されたザフトの四足歩行型のMS、バクゥ。
犬のような姿が特徴的な機体ですが、こちらは頭部にビームサーベルが追加された後期型としてキット化されています。
それぞれの脚には無限軌道が装備されていてキットでも差し替え無しで走行形態へチェンジする事が可能です。
背中の武装は2種類付属していて好みで選択可能。
こちらは450mm2連装レールガンを装備した姿です。
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背中に取り付けられているスラスター付きのウイングなどもしっかり再現され大きさも十分。
四足歩行型の機体という事もあり通常のMSにはない魅力と新鮮さがあります。
関節の作りですが今回はポリキャップは使われておらず、関節はABSが使われています。
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こちらは400mm13連装ミサイルポッドを装着した姿です。
機体の配色ですが比較的シンプルな配色ではあるものの、さすがにウイングの黄色や武装類の黄色ライン、
それにビームサーベルやレールガン基部などの細かい色分けは再現されていません。
ウイングの黄色や武装の黄色ラインはシールがありますが
レールガンの基部やエンジン周りのグレー、サーベル部分などは塗装が必要となります。
ですがスラスターダクト内部や足の黄色など塗り分けが面倒そうな所は別パーツ化され色分けされていました。
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頭部アップ。後期型でサーベルグリップを咥えたような形状を再現しています。
モノアイやセンサーなどはシールでの再現となりますが
サーベル周りなどは塗装が必要となります。
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モノアイもシールでの再現となり特にディテールはありません。
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首周りですがリード線にそれぞれの節パーツを通して組んでいく自由度の高い作り。
また下部のケーブルは合成ゴム製で可動の妨げにはならないようになっています。
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胴体ですが上下分割で一部に合わせ目あり。
胴体は中央で引き伸ばす事ができ、引き伸ばす事でスイングが可能になる作り。
また脚の接続部はダブルBJとなっています。
下部のカバーを外すと3mm穴がありスタンドが使えます。
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胴体前方のダクトは別パーツ化され色分けされています。
後端部のダクトのような部分はディテールをまたぐ合わせ目があり処理はちょっと面倒そうです。
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履帯が装着された脚部。
前脚後脚共に左右分割で関節は挟み込みのため合わせ目が出ます。
無限軌道は差し替え無しで真っ直ぐ伸ばす事が可能ですし脚の爪部分も色分けされているのは良いですね。
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無限軌道の履帯は回転はできませんが合成ゴム製となっていて簡単に組み上がる作り。
足裏にもディテールがあり肉抜きなどはありません。
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ウイングは黄色の色分けはシールで補います。
エンジン部分のグレーはシールがないので塗装が必要となります。
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ウイングはもちろん下げる事が可能。
上げる場合はストッパーがあり、角度がしっかり揃うようになっていました。
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胴体の武器接続穴は丸軸なので回転可能な作りとなっています。
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450mm2連装レールガン。
こちらは砲口が別パーツ化され合わせ目はエッジ付近にあるので極力目立たないようになっています。
左右の砲身はそれぞれスイング可能ですが基部周りのグレーなどは塗装が必要です。
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砲口は内側のディテールも適度に入っていて黄色ラインはシールで補えます。
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400mm13連装ミサイルポッド。
こちらも黄色ラインはシールですが弾頭は別パーツ化され取り外しは出来ないもののしっかり色分けされています。
また上下スイングも可能です。
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可動についてですが首と腰は上下左右にスイング可能な作り。
胴体はさほど大きくスイングできませんが首は90度ぐらいは曲げられます。
ただあまり曲げすぎるとゴムのケーブルが外れる場合がありました。
脚部は足の爪や膝にあたる部分まで細かく動かせますし可動範囲も十分です。
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足の付根はダブルBJなのでハの字に開いたり逆に閉じたりする事もできますし
足首もBJとなっているので接地も良好。
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武装は比較的シンプルなのですがMSでは珍しい四足型という事もあり新鮮ですし
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格好良さもありますがポーズによっては可愛らしさも有り動かしていて楽しい機体です。
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各所の保持力も今の所ほとんどの部分は良好ですが
胴体の上下スイング部分はあまり保持力が無くちょっと動いてしまいやすいです。
ウイングなどはきちっと揃えられますし勝手に垂れ下がるような事もありません。
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ミサイルポッドに換装。
1キットで両方の姿を再現できるのは良いですね。
武装のボリュームも十分で小さく感じる所は無かったです。
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ビームサーベルやクリアパーツ製の刃が2本付属。
そのまま口のサーベルにはめ込む方式です。
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首を縮め、履帯部分を真っ直ぐにして脚を伸ばすことで
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走行形態に変形可能。
簡単な変形なので差し替え無しで行えます。
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ミサイルポッド装備時の走行形態。
どちらの武装でもどことなく愛嬌のある姿です。
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特にロックなどはありませんが脚の保持力は十分で曲げるだけなので特に困るような所はありません。
シンプルながらも用途の違いは一目で分かる楽しいギミックです。
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バルトフェルドが乗り込むラゴゥの方もHGリマスター化され最近また再販されているのでそちらも後日紹介しようと思います。
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HGCE ストライクと大きさ比較。四足歩行タイプという事もあり全高は低く
意外とコンパクトに感じるサイズです。
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最後にストライクと組み合わせて。
どちらも良く動くので組み合わせても遊びやすいです。
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以上HG R12 モビルバクゥ レビューでした。
今回はHDリマスター版という事で通常のHGバクゥの成形色を若干変更しマーキングシールを追加した物となっています。
ベースとなったケルベロスバクゥハウンドやリマスター前のバクゥは2006年~2007年のキットなので
多少合わせ目が目立ったりする部分はあるのですが、可動自体は良好で珍しい4足歩行型の機体という事で組んだり動かしてみたりするのも新鮮です。
またレールガンとミサイルポッド両方が付属しますし、走行形態の変形もスムーズ。
犬のような姿は格好良さもありますし愛嬌もある良い出来のキットでした。
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