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HG ガナーザクウォーリア（ルナマリア・ホーク機）レビュー

映画を控えているからか最近再販が活発になっているHG SEEDシリーズ。
今回はHG ガナーザクウォーリア（ルナマリア・ホーク機）を紹介します。
こちらは2005年発売のキットで価格は1,430円です。



付属品はビーム突撃銃、ビームトマホーク、それに銃持ち手と平手のみとなります。
余剰パーツはありません。



シール類はオルトロスや背面のタンクの赤部分、それにモノアイを補うホイルシールが付属します。



HGでキット化されているザクウォーリア。
今回はガナーウィザードを装備し機体が赤色に塗られたルナマリア機を紹介します。
キットは2005年発売ですが多少分割に古さを感じる所はあるもののプロポーションなども上手くまとまっていると思います。
またもちろんウィザードには互換性のある作りです。





キットの作りはPC123プラスとPC-7というポリボールが使われていますが
オルトロスの可動部など一部にはABSも使われています。
ガナーウィザードも小さすぎる感じではなく十分な大きさがありました。



もちろんウィザードは簡単に取りはずし可能。
機体の配色ですが本体の大まかな配色はしっかり成形色で再現されています。
ただ各ダクト＆スラスターの内部は色が足りずグレーやパープルなどで塗装する必要があります。
またガナーウィザードは赤いラインなどはシールで再現する方式となっています。




頭部アップ。ザクを意識したデザインで口元のパイプなども別パーツ化されています。
モノアイはシールでの再現となりモールドはありません。



ヘルメットを外して動かすことでモノアイが回転可能。
ただ個体差もあると思いますが結構固めなので少し削ったりして調整する必要があるかも。



胴体はダクトやスラスター周りが別パーツ化されていますが内部は再現されていないので塗装する必要があります。
ウィザードは左右のダボと中央のポリキャップで固定する方式です。



ガナーウィザードですがオルトロスのケーブルはリード線で再現されています。
左側のタンクは単色で合わせ目が出ます。
こちらの赤ラインはシールで補えますが、両端の白は塗装が必要です。



オルトロスのアームはポリボールとヒンジで可動。
アーム反対側は一部肉抜きがあります。



ウィザードはもちろん互換性があり他のウィザードを装着する事ができます。



腕部ですが右肩にはスパイクアーマーが装着されています。
作りはシンプルで肩周りや前腕には合わせ目が出ます。



左肩にはシールドが装着されていてこちらもアームがポリボールで繋がれていてそれぞれ回転と角度変更が可能。
比較的自由度の高い作りです。



シールドの表側はしっかり色分けされていますが裏面は中央部分をピンクで塗装する必要あり。
また裏面のフチには肉抜きもありあます。
裏面のスペアマガジンはどちらも取り外し可能です。



股関節はBJでアーマー裏も特に裏打ちなどはありません。
またスタンド穴も無いです。



腰部のスライドカバーを上げるとジョイントが出てきます。
こちらにマガジンを下げたビーム突撃銃をマウント可能。




脚部はパイプのあるデザインでHGUCザクなどと同じくパイプは柔らかめのプラで一体成型されています。
分割は左右分割で太腿はディテールになっていますが脛には合わせ目が出ます。



アンクルアーマーは可動しますし足裏は裏打ちパーツがあり肉抜きのない作りです。




可動範囲ですが腰は回転の他わずかにスイング可能。
肘は90度ほど曲がります。



最近紹介したHG SEEDの物は肩可動が無い物が多かったですが今回はポリボール接続となっていて上下左右にスイング可能となっています。



脚部は股関節がBJなので極端に大きくは開脚できませんし接地も並です。
ただ膝は深く曲がるようになっていました










武器を装備させて。



スタンド穴はないので今回も浮かせたい場合はクリップなどが必要となります。





ビーム突撃銃はモナカ分割ですが砲口は別パーツ。
サブグリップが可動しマガジンも着脱可能。
シールドのマガジンと交換できます。





今回は肩関節がスイング可能になっているため両手持ちもさせやすい作り。
肩関節がスイングできるのはやはり良いですね。



持ち手は通常の持ち手と銃持ち手があり武器をしっかり固定出来ます。




腰のハンドグレネードは全て取り外し可能。




シールドも基部が両側ともBJのため自由度が高く構えやすい作りです。




ビームトマホークですがこちらはさすがにシールドへの収納ギミックはオミットされています。
またビーム部分や白部分なども色分けされていないため塗装が必要です。




動かしているとちょっと膝が抜けやすい印象がありましたが保持力自体は良好。
オルトロスも今のところプラプラするような事はなかったですが
アームのヒンジ部分が緩むと不安定になるかも。





M1500オルトロス高エネルギー長射程ビーム砲。
普段は折りたたまれていて差し替え無しで展開できます。
基本的にモナカ分割となっていて中央に合わせ目が出る作り。



もちろんアームに取り付けたままグリップを握る事が可能。




こちらも問題なく両手で構える事ができます。
ケーブルはリード線なので可動の妨げにはなりません。




ただオルトロスはグレー単色で赤色部分はシールで補う方式。
ただ砲口やセンサー、◯ディテールのホワイトはシールもないため塗装が必要となります。



とはいえ十分な大きさがあり迫力がありますし
窮屈にならず構える事ができるので良い出来です。





後に発売されるMG版のガナーザクウォーリアと比較。
HGなので派手なアレンジもされずプレーンな作りです。
また成形色もHGはピンク寄りです。





最後に先に紹介したHG セイバーやHGCE フォースインパルスとキットサイズの比較。
当時のHGとしては標準的でHGCE組と比べるとわずかに小さめです。




以上HG ガナーザクウォーリア（ルナマリア・ホーク専用機）　レビューでした。
今回も当時のHGという事で分割はちょっと古さを感じる所はありますが
武装以外の色分けは十分で再現度は良好。
プロポーションなどもプレーンですしウィザードの互換性などもしっかり確保されています。
また今回は肩関節がスイングできるためポーズなども付けやすく動かしても遊びやすい良キットになっていました。


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