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HGUC ジムクゥエル　レビュー

今回紹介するのは昔組んだまま紹介しそびれていたHGUCジムクゥエルです。
価格は1,320円で2007年発売のキットとなっています。



付属品はジム・ライフル、シールド、銃持ち手左右分の他、
サーベル刃が2本付属しますが1本余剰扱いとなります。



シール類ですがセンサーや鎖骨部分のダクト、それに股間のV字を補うホイルシールの他、
ティターンズとT3部隊のマークを補うマーキングシールが付属します。



また余剰パーツもありベースキットのヘイズル改で使わるパーツがいくつか余りますが別な機体に組んだりする事はできません。



HGUCでキット化されているジムクェル。
こちらは0083名義ではなくAdvance of Z名義でキット化されています。
ティターンズカラーに加え、バイザーはツリ目で普通のジムよりもだいぶ強そうな印象のある機体でヘイズルの基となっています。
キットですがこちらは先に発売されたヘイズル改のパーツが一部流用されています。



キットですが関節の作りはヘイズル系と共通です。
手首ですが右サーベル持ち手、左平手、左右銃持ち手のみで握り手がありません。
使われているポリキャップはPC-123プラスですが関節の一部にはABSも使われています。



機体の配色ですが大部分は成形色で再現されているものの、頭部や脛下のセンサー類などはシールでの再現となります。
鎖骨部分の黄色もシールがありますがバーニア内部の赤色などは塗装が必要です。
また股間のV字などもシールでの再現となります。



頭部アップ。
ジムカスタムと同じく鋭い目つきが再現されています。
額部分は別パーツ化されていますがバルカンやダクトなどは塗装が必要です。
ヘルメットは前後分割で一部合わせ目が出ます。



内部パーツがダークグレーなので余り目立ちませんが内部センサーの造形もあります。



胴体は連邦系の機体らしい比較的スッキリとしたデザイン。
大小のバーニアは細かく塗り分ける必要があります。


バックパックの大きいバーニアは別パーツ化されています。
フチも結構薄めに成形されていてあまり野暮ったさはありません。



肩アーマーは前後分割で合わせ目あり。
横のスラスターダクト内部なども塗装が必要です。



前腕も同様に合わせ目が出ます。
手首は平手がありますが前述した通り握り手がありません。



股関節は昔のキットという事もありシンプルなBJです。
アーマー裏も特にディテールなどはありません。




脚部は膝から下がボリュームあるデザイン。
足首はスリッパ状になっています。
膝裏のパイプなども再現されていますが造形は簡素です。



足裏はフタパーツがあり肉抜きが無く見栄えは良好です。



可動範囲ですがヘイズル系の関節なので動かした印象も共通です。
肘などは深く曲がり、腰は左右スイングこそ出来ませんが前後にもある程度スイング可能で回転もしっかり出来ます。



肩は上に跳ね上げる事が出来ませんが前後には少しスイング可能。



股関節はBJですが結構可動範囲が広く接地もまずまず。
ただ膝は90度ちょっとしか曲がりません。





ベースとなったHGUC ヘイズル改と。写真のヘイズル改はプレミアムバンダイで受注されたVerです。
関節や腕部、足首や太腿など一部の装甲パーツが共通で頭身バランスなども同じです。







武器を装備させて。
武装はシンプルでジムライフルとシールドが付属します。




昔のキットのためスタンド穴は無くクリップなどを使う必要があります。





ジムライフルはモナカで合わせ目が出ますが砲口部分は別パーツ。
銃持ち手があるのでトリガーに指がかかりますし左手を添える事が可能です。




ただデザイン的にどうしてもマガジン周りが干渉しやすいので塗装した場合は擦れに注意が必要です。




シールドは表面は色分けされていますが裏面のグレーは塗装が必要です。




前腕に取り付けるジョイントは2箇所にシールドをマウント可能。



回転も可能ですし比較的構えやすいです。




ビームサーベルは今はあまり使われない短めのタイプの刃が付属。



1本余剰となるので好みで曲げたりしても良いと思います。





バックパック接続穴などは基本的にヘイズル系と共通のため好みで色々装備させる事ができます。
こちらはHGUC ヘイズル2号機のトライブースター




フンドシ部分のパーツを交換してHGUCフルドドの一部のパーツを取り付け。
昨今はAOZのキットが一気に充実したのでこういった遊びも楽しいです。




少し前にリニューアルされたMG ジム・クゥエルと画像サイズを合わせて比較。
膝周りなどはHGUCの方がどっしりしている印象です。




最後にHGUCガンダムやHGUCガンダムMk-IIとキットサイズの比較。
大きさは標準的ですが膝下周りが太く安定感があります。




以上HGUC ジムクゥエル　レビューでした。
2007年発売のキットですがヘイズル系の作りが流用されているため意外と可動面は良好でポーズなども付けやすいです。
ただ分割がシンプルな分合わせ目が目立つ部分はあります。
特に大掛かりなギミックなども無く武装もシンプルな機体なのですが
最近はAOZ系のキットが一気に充実しているためそちらと並べたり、ヘイズル系の流用が効く構造なので様々な強化パーツなどを取り付けて
オリジナル＆好みの武装パターンなどを試しても楽しいキットですね。

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（駿河屋）

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