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HGUC ドムトローペン レビュー



2000年にHGUCでキット化されているドムトローペン。
サンドブラウンは組んでいたのですが、こちらも以前再販された物を組んでみました。
価格は1,650円です。



付属品はラケーテン・バズ、ヒート・サーベル、予備マガジン3つで余剰パーツはありません。



シール類ですがモノアイ周りを補うホイルシールが付属します。




機動戦士ガンダム0083よりキット化されたドムトローペン。
こちらは2000年発売と今となっては昔のHGUCとなります。
説明書によると熱帯地方、特に砂漠地帯の環境への最適化を目標に再設計されたという機体で
ドムから情報量が増え現代的なデザインにリファインされたような姿になっています。
キットですが古いキットなのでポリキャップはPC-123プラスが使われていて関節構造はシンプル。
ABSは使われていません。




ドムトローペンは後にパーツを追加したサンドブラウンなどが発売されていますが
こちらはドムのカラーリングを引き継いだようなパープルメインのカラーリングとなっています。
機体の配色ですが成形色でほぼ再現され再現度は十分。
ただバーニアやマルイチ内部、足裏の塗り分けなどは塗装が必要となります。




バックパックにはヒート・サーベル、
スカートアーマーには予備マガジンを3つ装着可能。
バズーカのマガジンなので大きく腰回りのボリュームがさらに増します。




頭部アップ。頭部はモノアイカバーのクリアパーツやモノアイ可動などもないシンプルな作り。
ただ合わせ目は出ない作りになっています。



モノアイ周りのパーツにはディテールなどもなくシールでの再現となります。



胴体はガッシリとしたデザインでスカートアーマーなども大きめ。
アーマーにはジョイントが複数ありスペアマガジンなどを装着可能。



肩軸はシンプルな棒軸でスイングギミックなどはなし。
前後分割なので合わせ目は出ます。



バックパックですがバーニアは別パーツですが内側を塗装する必要があります。
昔のキットなので今のキットのように簡単なパック交換は出来ません。





腰に装着するスペアマガジンは裏側が全て肉抜きになっていますが刻印が入っていて取り付ける位置を間違えないようになっています。



肩アーマーは赤部分も別パーツで再現されていますが合わせ目は出る作り。




腕部は肩アーマー内部の肩ブロックに合わせ目は出ますが上腕や前腕には出ません。
手首ですが人差し指のみが可動する物で銃持ち手も兼ねる事ができます。



腰アーマー裏は特にディテールはありません。
股関節軸はBJで可動ギミックなどもありません。




ホバーユニットなどを内蔵しているため非常に広がりがあり太くなっている脚部。
太腿や脹脛周りなどに合わせ目が出ますが十分なボリュームがあります。



足首は特徴的なダストフィルターが追加されています。
フレア内部はシンプルな作りで接続はBJ。
足裏はホバーユニットが再現され肉抜きもありませんが細かく塗り分ける必要があります。



可動範囲など。
昔のHGUCなので可動は控えめです。
肩スイングはありませんし腰も回転のみ。
首はBJなのである程度角度もつけられますが肘は90度ほどです。



下半身は股関節や足首がBJなものの、意外と接地なども良いです。
ただ膝はデザインの関係もあり45度ほどしか曲がりません。





2002年に発売されたサンドブラウンVer.と。
(サンドブラウンはまだ紹介していないのでリンク先はUC版ですが成形色とグレネード持ち手が追加された以外は同じです)
基本的にカラバリでほとんど違いが無いように見えますが



サンドブラウンVerはスカートアーマー裏にバーニアユニットが追加されています。



また今回の武装の他、マシンガン&マガジンやシュツルムファウスト、それに左平手なども追加されています。



武器を装備させて。
ドムトローペンによく似合う巨大なラケーテン・バズが付属しています。
マガジンは説明書で指定されている所の逆側などにも取り付ける事ができます。



スタンド穴などはないためもし浮かせて飾りたい場合はクリップなどを使う必要があります。



脚が大きい事もあり安定感は抜群です。





ラケーテン・バズは中央に合わせ目が出ますがマガジンは取り外し可能ですしグリップも可動します。



そのため肩に担ぐ構えも楽にこなせます。



両手持ちも出来ますが肩スイングが無いのでどうしても窮屈な所はあります。




パワードジムを撃破。
平手はサンドブラウンの物を使っています。




ヒート・サーベルは1パーツで再現されています。
白熱化状態を再現したい場合塗装が必要です。



一応両手で持てると言えば持てますが振り回すような動きを付ける事は無理で構えはかなり限定されます。






武装は比較的シンプルなのですが、サンドブラウンの武装が流用できるため
そちらがあれば色々な装備やシーンを再現可能になります。




最後にHGUC GP-02AサイサリスHGUCドムとサイズ比較。
ボリュームはHGUCドムと同程度でした。




以上HGUC ドムトローペン レビューでした。
2000年発売のキットという事もあり関節などはシンプルなものの
意外と足首や股関節は良く動きますしバズーカも構えやすいです。
色分けなども十分ですしドム系らしい広がりのある重厚なシルエットは健在で格好良く立体化されていました。
ただ付属品については110円の値段差でサンドブラウンの方がかなり充実していますし平手もあったりするため
成形色は特に気にせず、プレイバリューを重視したい方はサンドブラウンの方が良いかもしれません。

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