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MG 百式　Ver.2.0［メカニカルクリア］　レビュー

ガンダムベースなどで発売され以前プレミアムバンダイでも受注されたMG 百式Ver.2.0［メカニカルクリア］。
前回紹介したスモークマシンやカラーLEDと組み合わせてみたら楽しそうだと思い積んでいた物を組んでみました。
価格は5,280円です。

付属品はクレイ・バズーカ、ビームライフル、サーベル刃2本、
クワトロ・バジーナフィギュア、交換カメラアイパーツ、それにバリュートパックジョイントとスタンドジョイントが付属します。
ランナーの都合でアンテナやバズーカの弾頭、それにパイロットフィギュアも1セット余ります。

シール類は特に変わらずセンサー類を補うホイルシール、転写式のガンダムデカール、それにマーキングシールが付属。

以前発売されたMG百式Ver.2.0をベースに成形色を変更。
外装の色を全て透明度の高いクリアパーツに変更したメカニカルクリア版。
最近のクリアキットは半透明で元の配色を再現していたものが多いのですが
メカニカルクリアは外装が全て無色クリアになっているのが特徴的です。

外装が全て透明度の高いクリアのため機体のディテールなどはちょっと確認し辛いのですが
内部のフレームが全て見えるようになっていて中身の詰まったMGとは相性が良いと思います。
造形的には特に変更点はなく、スマートでスタイリッシュなVer.2.0準拠のプロポーションになっていました。

ノーマル版はつや消しメッキだったのですが、今回は全て成形色のため値段も7480円から5280円に下がっています。
クリアパーツは全て無色クリアですしダボの位置やパーツの向きがちょっと分かりにくかったりするので組み立てはノーマル版より若干気を使う印象です。

頭部アップ。こちらはツインアイのモールドがあるカメラパーツを使っています。
シールは変わらず付属しているので瞳を赤く発光したイメージにする事ができます。

ノーマルのモールドがないバイザーや走査線モールドが入った物も付属していて簡単に交換できます。

胴体のアップ。
MGはフレームがあるためスカスカした印象はありません。
サーベルグリップやバーニアの内側のパーツもクリアになっています。

バックパックのノズルは若干スイング可能。
腰のサーベルグリップもそのまま取り外せます。

コクピットハッチも開閉可能。
立ちポーズのクワトロフィギュアも付属しています。

バインダーは回転やスイングが可能なのも変わらず。
このパーツは流石にフレームが一部しかないので大半が透明になっています。

腕部は指が全て可動する構造。
フレームはメタリックグレーになっています。

腰アーマーも裏打ちパーツあり。
股関節もスイング可能です。

脚部は一部がフレームむき出しのデザイン。
膝装甲は膝の動きと連動します。
膝のパイプなどはクリアパーツになっていました。

脛のシリンダーももちろん可動。
足裏は肉抜きがありません。

ノーマル版と比較。ノーマル版はつや消しメッキで質感が楽しめます。
メカニカルクリアは高透明度の装甲が独特で装甲の色が無くなったため配色は一気にシンプルになりました。

これまで通りビームライフルとクレイ・バズーカはバックパックにマウント可能です。

武器を装備させて。
可動範囲はノーマル版と変わりませんのでこちらのレビューを参照してください。

スタンドジョイントは股関節に取り付けるタイプ。
本体は比較的軽めなのでさほど不自由は感じませんがあまり力をかけたりすると外れる場合があります。

ビームライフルも本体と同じ成形色の変更が加えられています。
こちらはダークブルー部分がクリアになり若干途切れているようにも感じる見た目に。
クレイ・バズーカ共々合わせ目の出ない分割です。

クレイ・バズーカはぱっと見ほとんど違いはわかりません。
見えませんが弾頭はクリアパーツになっていました。
グリップが可動するため持たせやすい構造なのは変わらず。

ビームサーベルはクリアイエローでこれだけ色が残っているため結構目立ちます。
武器はすべて保持ダボがあり滑り落ちるような事はありません。

白背景で。
最近はノーマルの半透明クリアカラーばかり組んでいたのでこういったカラーのキットは新鮮です。

黒背景で。

一応ブラックライトで照らしてみましたが激しく反応するような事はなかったです。

以前紹介したHGUCペーネロペークリアカラーと同じくカラーLEDで照らしてみました。
そうするとクリアカラーの装甲に一気に色が付きガラッと印象が変わります。

半透明のクリアカラーでも多少は印象が変わりましたが
こちらは無色透明のパーツなので照らした色がストレートに反映されるためかなり楽しいです。

前回紹介したスモークマシンでエフェクトをつけて。

カラーLEDで照らすだけでも楽しいのですが、
装甲をクリアカラーやメタリック、蛍光カラーなどで塗装したりしても面白そうですね。

・説明書は流用なのでカラーレシピは変わっていませんでした。
以上MG 百式Ver.2.0［メカニカルクリア］レビューでした。
通常のクリアカラーは半透明で元の配色がある程度再現される事が多いのですが、
今回のメカニカルクリアは装甲が全て透明度の高い無色のクリアパーツに変わっており
内部のフレームなどがよく見えますし配色なども単色クリアになるため大きく変化しています。
色が無いため好みのクリアカラーなどで塗装しても良さそうですし色々な光で照らしても非常に綺麗なキットになっていました。

(プレミアムバンダイ)