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SDEX　ライジングフリーダムガンダム　レビュー

HGCEと同時にSDガンダムEXスタンダードシリーズでもライジングフリーダムが登場。
価格は660円です。

付属品は高エネルギービームライフル、フラッシュエッジG-3　シールドブーメラン、
それにヴェルシーナビームサーベルが2本のみとなります。

シールはホイルシールが1枚付属しますが
かなりの部分の色分けをシールに頼るため量は多いです。

SDガンダムEXスタンダードシリーズでもキット化されたライジングフリーダム。
特徴的なウイングなども再現され体型などもうまくSDフォーマットに落とし込まれています。
ただEXスタンダードシリーズなので作りはかなり簡素な物となっていて
各種武装ギミックもオミットされている所が多いのですが一応変形などは可能となっています。

キットですが関節の作りはSDEXフォーマットでレジェンドBBなどに使われているPC-303-Cが流用されています。
作りも基本的には同じでほとんどの関節がBJ接続となっていますが肘にも可動ポイントがあり意外と動かしやすい作りなのも変わらず。
ただ配色については最小限といった感じで大まかな配色しか再現されておらず
大部分はシールで補う形となりますし、シールだけでは再現できない所も多く塗装も必要となります。

頭部アップ。
ライジングフリーダムらしいスリットのないマスクやストライクフリーダムに似たアンテナなども再現されています。
成形色での色分けは最小限ですがアンテナも大きめで格好良くまとまっていました。

ツインアイや顎部分は別パーツ化されツインアイのモールドもあります。

胴体は首と腰がBJ接続。
背面のパック接続部は2穴タイプとストライカーパックのような1穴タイプ両方に対応する形です。

ウイング周りですが機首部分や左右のブースターなどは別パーツ化され再現。
一応ウイングの白ライン部分などはモールドもあり塗り分けしやそうな作り。

ウイングはもちろん差し替え無しで展開できますが
シュトゥルムスヴァーハーやブースター周りは肉抜きが目立ちます。

ウイングはBJ接続なので回転とある程度の角度変更が可能。

シュトゥルムスヴァーハーはウイングと一体化されているため展開は出来ません。

腕部はSDEXシリーズでは標準的な作り。
一部肉抜きはあるものの肘が可動するので動かしやすいタイプです。
手首は1種類で平手などはありません。

腰のヴァイパー3レールガンやヴェルシーナビームサーベルも固定で展開や取り外しは不可。
股関節はBJで下から上に差し込むタイプです。

脚部は足首はBJですが膝可動が無いタイプ。
また裏面は造形が省略され大きな肉抜きとなっています。
足裏は肉抜きがありますが3mmジョイントもあります。

可動範囲ですが他のSDEXシリーズと同じく上半身は比較的動かしやすく
肩スイング幅なども十分。
胴体もスイング幅は広めです。

下半身も膝こそ動きませんが足首はしっかり伸ばせる作りで開脚や接地などもまずまずです。

武器を装備させて。
このままだと少し味気ないので

シールを貼ってみました。
全て貼っても細かいダクトや頭部の機関砲シュラークファングなど塗装が必要な部分はありますがだいぶカラフルになります。

ただウイングや機首周りなど背面側のシールはほとんど無いのでこのあたりも気になる場合は細かい塗装が必要です。

高エネルギービームライフルは1パーツでの再現。
そのため厚みがかなり薄めでカラーも単色でシールも無いので塗装が必要なものの
目立つ大きな肉抜きはありません。

手首も1パーツのためグリップガード周りの造形は省略されています。

フラッシュエッジG-3 シールドブーメラン。
こちらも1パーツなのですが一応シールがあります。
ただ各所の展開ギミックやビームエフェクトは省略されていました。

背面には3mm穴があるので一応浮かせて飾る事は可能です。

ヴェルシーナビームサーベルですが腰のグリップは一体成型されているものの、手持ち用の物が2本付属。
ただ白一色のためビーム刃部分は塗装が必要です。

グリップは手首に合わせられていてスポッと抜け落ちる事はありませんでしたし
差し替え無しの連結も可能でした。

MA形態への変形ギミックですがこちらは白い機首ユニットを一度取り外し、180度向きを変えウイングを付け直す事で変形時の機首を再現します。

後は再びバックパックを付け直しつま先を伸ばせばMA形態の完成です。
さすがに頭部は機首に収納出来ず、ブースターユニットや機首のウイングの展開なども省略され
簡略化された変形となります。

特に凝った機構ではないので保持力などは十分。
通常の変形ではシールドとライフルを胴体に取り付けるのですがこちらも省略されていました。

元々シンプルな変形なので上から見ればそれなりに雰囲気は出ていますし
もちろんこの形態でもウイングの展開は可能です。

一応バックパックには互換性があるのでHGCEの物を取付可能。
こちらならシュトゥルムスヴァーハーの展開も出来たりします。

SDEXシリーズではお馴染みのオリジナルギミックで各ユニットを組み合わせた武器を作り、HGなどのキットに持たせる事が出来ます。

同シリーズのSDEX フリーダムVer.GCPと比較。
同じブランドのためサイズや作りは大体同じです。

同時発売されたHGCE版とも。
SDという事もありサイズは手頃です。

以上SDEX ライジングフリーダムガンダム　レビューでした。
ライジングフリーダムの特徴的なマスクやウイング形状＆展開などは十分再現されなかなか格好良く仕上がっています。
ただ最近のSDキットの中でもシンプルなフォーマットのSDEXシリーズのため色分けやギミックはだいぶ簡略化されている所はあります。
シールを使えば全てを再現できる訳ではありませんが結構イメージ通りになりますし、
可動もSDとしてはかなり動かしやすくポーズが付けやすい部類だと思います。
後はできればハイマットフルバースト用のパーツなどがあれば嬉しかったですね。
とは言え一応MA形態の変形なども再現されていますし低価格でパーツ数も少なく手軽に組んで遊べるキットになっていました。

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