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30MM eEXM-17FA フルアーマーアルト　レビュー

30MMシリーズでアルトを強化した機体、フルアーマーアルトが登場。
価格は2,178円です。

付属品はフルアーマーパーツ一式、交換頭部＆肩アーマー、キャノンブレード×２、ロイロイ＆ロイロイ強化パーツの他、

ランナーの都合で交換頭部パーツ、バックパック、胸部アーマー、ロイロイ強化パーツがもう1セットとノーマルアルトのアンクルアーマー、
それに各種ジョイントパーツ（色々使われているJA1ランナー）のパーツが付属。
これらはカスタムに使う事ができます。

こちらが新たに追加されたフルアーマー用のランナー。
多色成形で地球連合のエグザマクスに使いやすいパーツが多数あります。

まずは素体となるアルトから。
今回はノーマルアルトに近い機体に色々な装甲パーツを取り付けていく形となります。
この状態だとほぼアルトと同じパーツになっていますがバックパックが丸ごと交換され
脛は延長パーツが取り付けられていて脚が長くなっています。

新規のバックパックは多数の3mmジョイントがあり、両脇のバーが回転可能。
また今まで通り通常のロイロイも付属します。

脛の延長パーツですが足首の接続部に被せる形となっています。
そのため足首のスイング軸は使えなくなりBJでの可動のみとなります。

この状態だとほとんどアルトと変わらないのですが脚が長くなった事かなり細長くなった印象に。
また通常のアルトの武器は付属しません。

アンクルアーマーも付属しているため脛延長パーツを外せばさらにノーマルアルトに近い姿にする事ができます。
ただバックパックと武器は付属しないので完全なノーマルアルトに換装する事は出来ません。

続いてフルアーマーにするためにさらに装甲を換装します。
肩、腰のサイドアーマー、膝のアーマーを外し、ライトグレーのアーマーを取り付けます。

これで「中間アーマー」を装着したアルトの完成です。
中間アーマーには3mmジョイントやC型ジョイントがありさらにカスタムしやすい構造になりました。
フルアーマーはもちろん、好みのカスタムにも活躍しそうな装甲パーツです。

中間アーマーの換装も手軽で特に困るような所は無かったです。
各所の関節はアルトの流用なのでこれまでと特に変わりなし。
関節部分で色々入れ替えたりも出来る構造ですが、
肘や膝はC型ジョイントのため何度も組み換えしていると緩くなり調整が必要になります。

ノーマルアルトと比較。多数のジョイントがある中間アーマーを装着しているためちょっと細長くなっていますが無骨な印象も強くなりました。
カラーですが地球連合で言うホワイトのカラーパターンが採用されています。
ノーマルアルトと比べると色味が結構違いますが、こちらは「フルアーマーアルト限定の特別なカラーリング」との事です。
ただこのノーマルアルトは2019年に組んだ物で多少変色している可能性もあると思うので参考程度にしてください。

武装ですが「キャノンブレード」が2本付属。
こちらは小型のシールドにブレードが取り付けられたような形で反対側がキャノンになっています。

キャノンブレードは3mmジョイントで接続されていて回転する事でキャノンモードになります。
また各所の接続も3mmジョイントとなっていて接続部は3mm穴に3mmピンジョイントを取り付ける形のため
3mm穴と3mmピン両方に対応可能。

前腕の3mmジョイントに装着します。

回転させるだけでキャノンモードとブレードモードに切り替え可能。
取り付け基部のシールドのようなパーツを表面にする事も出来るので（右手側）様々な使い方が出来そうですし
ブレードの大きさも十分です。

そしてフルアーマーアルトへの換装。
中間アーマーを取り付けたアルトにブルーの装甲パーツを取り付けていきます。

脚部は脹脛を囲うように装甲を取り付け、アンクルアーマーと膝にも装甲を追加。

腰部分には小さめの装甲をサイドアーマーに４枚追加。

胸部は中央の白い装甲を外し大型の装甲を装着。
肩アーマーは片側３枚の装甲パーツを取り付ければ

フルアーマーアルトの完成です。
「アルトに追加装甲、新規武装、補助推進装置を装備させた総合強化機」という設定で装甲はアルト専用とは名言されておらず、
他エグザマクスへの転用も考えられて設計されているそうです。
白い機体に青い装甲が多数装着されガラっと色が変わるのが面白いですし、
脚が長くなりそのままだとちょっと細長かった印象のアルトもガッシリとした強化機体らしいプロポーションに変わっています。

各装甲は基本的に3mmジョイントで接続されているため換装も手軽ですしカスタム性も高いです。
また装甲自体は細かく分離できるためこのキットだけでも色々カスタム出来る内容となっています。
武装パーツは少なめですがプレバンのカスタム系30MMに近い印象を受けました。

この状態でも所々に3mmジョイントやC型ジョイントがあり武装なども盛りやすくなっています。
デザインも地球連合らしいエッジが立ったデザインでディテールも適度に入っているため
本体とのマッチングも良好で地球連合系の機体に使いやすい物になっています。

頭部アップ。頭部はノーマルアルトと変更なり。
バイザーの奥にもディテールがありますしバイザーは蛍光グリーンでブラックライトなどに反応します。

胴体は胸部アーマーが追加されマッシブな印象に。
腰アーマーはサイドアーマーに取り付ける形式で回転可能な作りです。

胸部アーマーは青いパーツを外すと3mmジョイントのあるグレーのアーマーが出てくるのでこちらだけでも使う事ができます。

肩アーマーは前後面に装甲が追加され、さらにサイドに大型の装甲が追加。
こちらはC型ジョイントと3mmジョイントの組み合わせでフレキシブルに可動します。

腕部は武装を取り付けなければノーマルアルトと変わりません。

股関節はいつも通りスイング可能。
スタンドが使える3mm穴もあります。

一番追加装甲が取り付けられている脚部。
脹脛には大きめのバーニアも追加され一気に複雑なデザインになりました。
膝アーマーなども大きく迫力のある形状になっています。

脹脛のスラスター回りも可動します。
足裏は特に変わらず流用となっています。

可動範囲ですが肩の大きなアーマーは十分逃がせる構造のため上半身は意外とノーマルアルトとほぼ変わらないです。

肩もある程度前後にスイング可能ですし腰の横方向スイングも可能。

ただ下半身ですがアーマーを装着した関係で膝がノーマルほど曲がらなくなっていますし
足首の横スイング軸が固定されたため接地性がかなり狭まりました。
膝は気にならないですが足首はちょっと窮屈に感じるかも。

フルアーマー状態でもノーマルアルトと比較。
装甲が付いた事でカラーの印象や全体的なボリュームもかなり違います。

またロイロイにも強化パーツが付属し被せるように取り付ける事でロイロイの強化が可能。
センサーのような部分もクリアパーツが使われ豪華な作りですし3mmジョイントがあり武器なども取り付けやすいです。

ロイロイと一緒に。
どちらもよりヒロイックな姿になりました。

キャノンブレードはどうしてもブレード側が肩などに干渉しやすい部分があります。
逃がせる所が多いのでそれほど気になりませんが塗装したりする場合は擦れに気をつけたほうが良さそうです。

ブレードモード。
フルアーマー状態でもブレードの大きさは十分で迫力負けしません。

ブレードのジョイントは長方形のジョイントのため
色々砲身などを流用して組み替える事ができます。

サイズアップした事もありマクシオン系と絡めても小ささは感じません。

また肩アーマーとマスクですが、以前発売されたX777部隊所属機の物が付属していて換装が可能です。

肩アーマーのカスタム性は多少落ちますがこちらも格好良いデザインです。

アルトX777部隊所属機と。
どちらも脛が伸びているので全高は同程度ですがボリュームはフルアーマーの方があります。

これまで通りロイロイを頭部として使う事も出来ます。

フルアーマーアルトにあるパーツだけで組み換え。
装甲パーツは細かく分割可能でどこに取り付けても合うようなデザインのためかなり自由度は高いと思います。

ラビオットに盛ってみました。
胸部アーマーなども地球連合系の機体に合う作りになっているので流用可能ですし
やはりアルト以外の地球連合系エグザマクスにピッタリ合うデザインで使いやすかったです。

以上30MM　フルアーマーアルト　レビューでした。
今回はアルトの強化バージョインの機体となっていて換装可能なアーマーが多数付属します。
フルアーマー化するとカラー含めた機体の印象がガラっと変わりロイロイもしっかり強化可能な所も細かいです。
また装甲パーツは地球連合系にマッチするデザインかつ3mmジョイントで取り付けやすい構造のため色々流用も可能。
単体でも色々組み換えが出来ますし1体あるとかなり便利なキットになっていると思います。

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