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30MM ヴェルデノヴァ［グリーン］　レビュー

30MMシリーズでバイロン軍の新たな機体、ヴェルデノヴァが発売されました。
特にカラバリは無く今回はグリーンのみとなります。
価格は1,848円です。

付属品はデュアルライフル、平手、角度付き持ち手、交換頭部、交換バックパック基部パーツと

自由に使えるジョイント類が付属。
ジョイントは大量にあり色々なパーツを盛るのに役立ちます。

バイロン軍では初となる飛行タイプの機体「bEXMー21 ヴェルデノヴァ」が30MMシリーズでキット化されました。
今までのバイロン軍の機体は最初のポルタノヴァを除きどこか異形さがある機体でしたが
今回は一気にヒロイックなデザインになり格好良く仕上がっています。
初の飛行タイプという事でバックパックには大きなウイングが装着されている他、
胴体と脚部にはエネルギー伝達を流動的にし空中での機動力を獲得するという設定のエネルギーチューブが装着されているのも特徴となっています。

カラーはバイロン軍では一番オーソドックスなグリーンカラーです。
機体の作りですが、今までのバイロン軍と異なりアルト＆ポルタ系フレームではなくマクシオン系のフレームが使われています。
そのため角度付きの右手や平手も付属し表情も付けやすくなっていました。
背面が結構重くなるデザインですが、カカト部分が後ろ側に伸びているため自立は十分可能です。

また今回は交換頭部が付属し、アンテナの有無やモノアイorツインアイが選択可能。
バイロン軍はオプションパーツを除けばこれまでモノアイの機体ばかりだったのでツインアイタイプの頭部があるのは新鮮です。
またウイングユニットなどは多数のジョイントがありカスタムもしやすい作りになっていました。

頭部アップ。
頭部は小顔でどちらも精悍な顔つき。
片方はモノアイで片方はツインアイでどちらもクリアパーツが使われています。

庇部分は交換可能でモノアイとツインアイどちらの頭部もアンテナありにする事が出来ます。

胴体のアップ。
胸部はクリアパーツも一部に使われていますし機首のような鋭いデザインが特徴的。
鎖骨部分にはエネルギーチューブがあり背面は2穴タイプにも対応するジョイントがあります。

胸部の先端は外すと3mm穴あり。
キャノピーやモノアイなどのクリアパーツは蛍光パーツでかなり明るく見えるようになっていました。

バックパックのウイングは若干厚みがあり程よい大きさになっています。
また下部には色々な武器などを懸架出来るジョイントもあり。
ウイング基部はC型ジョイントで接続されています。

腕部はマクシオン系の関節で平手あり。
前腕には小型のデュアルシールドが装着されています。

股関節はマクシオンタイプですが股関節軸はやや幅広の物でスイングももちろん可能です。

脚部ですが太腿にスラスターなどがあり意外とボリュームのあるデザイン。
また太腿にはエネルギーチューブが接続されています。
足首はカカト部分が長く伸び逆向きにしても使えそうなデザインです。

脚部のフレア内部にもスラスターがあり別パーツ化されています。
スラスター接続穴は3mmでした。
足裏は軽くディテールが入っていますが特に3mmジョイントなどはありません。

可動範囲ですがマクシオン系のフレームが使われているためかなり動く作りです。
特に腰のスイング幅は広く大きく仰け反ったりする事が出来ます。

横方向にも腰はかなりスイング可能。
ただ肩関節は引き出しギミックが無く、BJ接続のみとなるのでスイング幅は控えめ。

脚部は股関節周りは柔軟で膝も干渉するまで曲がります。
ただ足首のC型ジョイントは前後に回転するタイプで横方向はBJのみの可動となるため接地は並でした。

バックパックにはデュアルライフルを懸架可能。
また翼は基部で折りたたむ事ができます。

カラーは見慣れたグリーンですが白いエネルギーチューブが良いアクセントになっています。

デュアルライフルは左右共に同じ造形ですがフォアグリップが3mm軸なので左右どちらにも取付可能。
本体と同じく合わせ目は基本的に段落ちモールド化されています。

今回は武器の持ち方でそれぞれ名称が異なっていて、ライフルを両手で持つと「高機動型装備」となります。

1挺だけ持って構えると「中距離戦闘型装備」となります。

機首のような胸なので武器によっては少し干渉しやすかったりしますが両手持ちも十分可能です。

最後はバックパックに装着したままヴェスバーのように構えると「遠距離戦闘型装備」となります。

ライフルは特に砲身周りの分解などはできませんが、角型ジョイントがあるのでセンサーパーツなどを追加できる構造。

胴体周りなどの可動は優れていますが、腰のBJが重さに負け仰け反ってしまいやすいです。
また個体差かもしれませんが自分の物は左肩がちょっと抜けやすかったです。
マクシオン系はどうしても腰が緩くなりやすいので軽く調整すると遊びやすくなると思います。

付属のバックパックジョイントを交換する事でよりコンパクトな飛行ユニットとして組む事もできます。
パーツが干渉するような場合に活躍しそうですね。

バックパックは胸部パーツをバックパックに取り付ける事で飛行ユニットにする事もできます。
砲身を後ろ向きにすれば「通常飛行モード」、前に向ければ「戦闘モード」となります。

2穴ジョイントなので色々なキットに無改造で取り付ける事が出来ます。

もちろん装甲の取り付け位置や向きを変える事で多少カスタムする事もできますし、様々な武器も問題なく持てます。

もちろんこれまでと共通の規格のため様々なカスタムパーツを盛る事もできます。
最近はあまり出ていませんが、専用のカスタム装甲パーツなども是非出して欲しいですね。

30MM アルト（空中戦仕様）と
今回はグリーンでしたが後にネイビーもキット化されます。
その場合こちらと組み合わせたカスタムなども楽しそうですね。

最後にポルタノヴァやシエルノヴァと比較。
ポルタと比べると少し大きめの機体で関節なども異なるため最新鋭の機体といった印象です。

以上30MM　ヴェルデノヴァ　レビューでした。
これまでは異形さや癖のある機体が多かったバイロン軍ですが今回はスタイリッシュで格好良いデザインとなっています。
カラーはバイロン軍では一番多いグリーンですが明るいクリアパーツやホワイトのエネルギーチューブが良いアクセントになっていました。
バイロン軍初の飛行タイプという事ですがバックパックも使いやすく盛りやすい構造ですし
腰の補強は必要になってくると思いますが、マクシオン系の関節パーツが使われているため動かしやすくこれまでにない機体に仕上がっていました。

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