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ヘキサギア オルタナティブ ハードシェル レビュー

コンパクトなサイズとシンプルな設計で組み立てやすさを重視したという
ヘキサギア オルタナティブシリーズで新たにキット化されたハードシェル。
価格は3,080円です。

付属品は3mmピンジョイントのみとなり余剰パーツやシール類などはありません。

また今回は2機セットとなっています。
どちらも違いはなく造形やカラーなども共通です。

小型のヘキサギアを立体化しているオルタナティブシリーズ。
今回キット化されたハードシェルは小型無人タイプのヘキサギアとなっていて
掘削作業用やレアメタルの採掘などに使われているという機体なものの、
「甲殻類形態」「ローバー形態」「クロー形態」の3形態に変形する事が可能です。
こちらは「甲殻類形態」でザリガニのような形態ですがサソリっぽさもあります。


シンプルさが特徴のオルタナティブシリーズですが意外と可動部位は多く、ハサミや脚の他に尻尾部分なども動かせます。
掘削や採掘用のため重火器などのは装備されていないのも特徴的ですが
タイヤにもなる破砕用のローラーが力強いデザインです。


キットの成型色ですがグリーンとフレームなどに使われるガンメタルの2色成形となります。
他のヘキサギアと同じくやはり細かい所は再現されず
クロー&脚部部分などのシルバー、ローラーやシリンダー周りのゴールド、センサーなどのレッドなどは塗装が必要です。

ボディ部分は無機質なデザイン。
細かいセンサーや3mm穴のフチなどは塗装が必要です。
上面には複数3mm穴がありカスタムなどもしやすくなっています。


ローラーが並んでいるハサミ部分は先端のクローも可動。
物を掴む動作も可能です。


またローラー部分を大きく引き伸ばす事も出来ます。
基部は軸接続なので色々な方向に動かせますしロールも可能です。


尻尾部分もローラーの造形があり、サソリの尻尾のような向きにしたり真っ直ぐ伸ばしたりする事も可能ですが
左右に振ったりする事は出来ません。


脚パーツは4本とも共通の造形。
付け根と膝にあたる部分で曲げられます。
膝部分は大体90度ほどです。

脚の付け根はそれぞれ回転も可能。
色々な角度に出来る自由度の高い作りです。

センチネルVer.2.0と。
2体セットという事もありますがガバナーに近いサイズ感でヘキサギアの中では最小クラスです。


脚の自由度が高いので不安定なベースなどにも飾りやすくなっています。
形状もシンプルなハサミなどではなくローラーを内蔵しているのが面白いですね。


もちろんクロー部分を使えば軽い物なら掴んで持ち上げる事が出来ます。
多脚タイプの機体はあまり大きいと脚が重さに負けてしりもちをついたりするのですが
こちらはかなり軽いのでそういった心配は無さそうです。


同じ多脚タイプのアビスクローラーと。
ヘキサギアの周りに置いても支援用無人機といった雰囲気が出て良い感じです。

続いてローバー形態への変形ギミック。
まずはハサミを取り外します。


脚や尻尾の位置を調整し、足の基部を前方に回転させます。


ハサミはローラーを伸ばしてタイヤが並んでいるような配列にして

後は本体に取り付けるだけです。



これで「ローバー形態」の完成です。
車両タイプの機体になりますがこちらはタガメのようなデザイン。
丸みのある本体の先端には長いクローがあり土砂の廃土を目的とする形態だそうです。

上から見るとタガメっぽさが際立ちます。
下から見ると内部は空洞になっていますがそのお陰で上手くボリューム感が出されています。


特に大掛かりなギミックはありませんが変形はシンプルで小さいですがパーツの移動に困るような事はありませんでした。
ローラーは一応回転可能ですがスムーズに回転する訳ではありません。

こちらも物を掴んだり出来ますがちょっと重さのある物だとリアが浮いてしまいます。

胴体の可動を使えば大きく持ち上げたりする事も出来ました。

クローは自由度が高いので様々な向きにセット可能。
より攻撃的な姿にする事も出来ます。

組み立て自体はシンプルですが、キットは小さいジョイントが多く予備も無いので紛失には気をつけたほうが良さそうです。

続いて「クロー形態」ですが
ボディ内側の3mm穴にピンジョイントを挿すか

脚の基部裏側にピンジョイントを取り付けるか選んでから

好みのヘキサギアの腕などに取り付ければ完成です。
こうする事で作業用マニピュレーターとして機能するようになります。
クローを前方に向け、尻尾を伸ばし、サイドのローラー部分は機体の形状に合わせて好みで配置すれば完成となります。


ヘキサギアは色々な部位に3mm穴がある事が多いですし、ヘキサジョイント穴があれば3mm穴に変換出来るので簡単に取り付け可能。
手首軸が3mmならそのまま手首に取り付ける事も出来ます。

単体では小さいですが、強化パーツとしてなら大きさは十分にあり、
巨大な武威登龍 "凱風快晴”でも小ささは感じない適度なサイズ感です。


最近発売されたルクスエイプとの組み合わせ。
クローやローラーのせいかより凶悪な雰囲気に変わります。


ガバナーのヘヴィアーマータイプ:ルークに取り付けて左手もボリュームアップ。
サイドのローラー周りも逃がせますし様々なキットに無理なく装着する事が出来ます。



もちろん3mm穴があればヘキサギアに限らず色々なキットに簡単に取り付けられます。
標準的なガンプラや30MSだとちょっと大きく感じますがそこまで重くないので意外と保持は出来ます。


30MMACぐらいのサイズだと使いやすいかも。

最後に同じオルタナティブのメッサーフロートやHGUCガンダムとサイズ比較。
小さいので2体セットでも場所は取りません。


以上 ヘキサギア オルタナティブ ハードシェル レビューでした。
小型&シンプルさが特徴のオルタナティブシリーズですが
今回のハードシェルはトラックダウンと同じく2機セットとなっています。
ザリガニのような甲殻類をモチーフにした姿に破砕用のローラーが無数にあり武器も装備されていないのですが
「甲殻類形態」「ローバー形態」「クロー形態」の3パターンに変形可能。
タガメのようなローバー形態や3mmジョイントで簡単に取り付け可能なクロー形態など地味にプレイバリューが高く遊べます。
はじめから2機セットなのもあり両腕をクローにしたりも出来ますしクロー自体も程よい大きさで合わせやすいキットになっていました。
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