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ヘキサギア ガバナー パラポーン・センチネル Ver.2.0 レビュー

少し前に紹介したポーンA1 Ver.2.0と同時に発売されたヘキサギア ガバナー パラポーン・センチネルVer.2.0。
価格は3,080円です。

付属品はショットガン、サブマシンガン、ハンドガン、マチェット、ハンドアックス、メイス、シールド
マスクヘッド、“Dr.ハインライン”イメージヘッド、バックパックの他

PVC製の手首が付属。
手首は握り手2種、平手2種、指さし手、握り手があります。

シール類は瞳などを補う水転写デカールが付属。

余剰パーツはポーンA1の頭部の一部が余ります。


Ver.1.0の頃からポーンA1と同時に発売されてきたガバナーのパラポーン・センチネル。
今回こちらもVer.2.0に進化しました。
ポーンA1と同じように元のセンチネルのイメージは残しつつ一気に造形が複雑化。
シンプルな形状だったアーマーは複雑なラインに変化しディテールも多くなっています。
またプロポーションも一新され、より人間的な自然なプロポーション&関節に作り直されていました。


基本的な仕様はポーンA1 Ver.2.0と変わらず元のセンチネルからの流用パーツはありません。
また一部のパーツはポーンA1と共通になっているのもこれまでと変わっていませんでした。
関節はABSがメインで使われ一部のジョイントにはPOM、手首にはPVCが使われています。


また今回は頭部にバリエーションがありマスクヘッドと“Dr.ハインライン”イメージヘッドが付属します。
マスクヘッドは顔部分が色分けされていますがDr.ハインラインヘッドは単色なので細かい塗装が必要です。
両方とも瞳や眉毛はデカールあり。
本体の色分けですが大部分は成型色で再現されていますが各アーマーの縁取りのグレーなどは塗装する必要があります。




頭部アップ。
今回は1.5と比べていきます。
頭部は造形が一新されかなり複雑なラインとディテールになりました。
どちらかというとエクスパンダーなどにも通じるデザインに見えます。
独特の目の形状などは引き継がれていますが今回塗装済パーツはありません。




マスクヘッド。
こちらはポーンA1と異なり肌部分が色分けされていました。
ただ頭頂部などに合わせ目は出ます。




続いて“Dr.ハインライン”イメージヘッド。
物語のキーアイテムである「レイブレード」の謎を握るDr.ハインラインをイメージしたヘッドパーツだそうです。
こちらは中年でヒゲの生えた造形となっていて髪の毛などもサイズを考えれば十分シャープ。
単色のため塗装は必要ですがこういったバリエーションがあるのは良いですね。




胴体のアップ。
基本的にこれまでのセンチネルと同じくポーンA1と同じ形状になります。
2.0は一気に情報量が増し、単調な板状の装甲も複雑化。
スーツにも細かいディテールが加えられています。




腕部はやや細くなりました。
前腕に合わせ目が出るのは変わりません。
肩アーマーの3mm穴が無くなっているのはポーンA1と共通です。




脚部も大部分はポーンA1の流用となります。
膝アーマーが異なりますが関節などの作りも共通。
もちろん足首が単純な棒からメカ的な関節パーツに置き換わっていますし
膝を曲げた時も自然です。

足首はコンパクトになり足裏のディテールも変更されています。

ポーンA1と同じく脚を閉じたりしやすく、股関節も広げられる可動軸があり
ヘキサギアに乗せやすくなっています。




可動についてはポーンA1と変わりません。
全体的に関節が自然に動くようになっていて隙間も目立たなくなっています。



ベースとなっている先に紹介したポーンA1と比較。
多くのパーツが流用ですが頭部、肩部アーマー、膝アーマーが異なります。



同じセンチネルのVer.1.0やVer.1.5と比較。
こちらも1.0と1.5は素材の変更やクリアランス調整などの小変更でしたが
2.0は流用パーツのないフルリニューアルとなっています。

バックパックはポーンA1と共通。
こちらも付属する武器をセットする事が出来ます。

またシールド裏面にも武器を収納可能です。


武器を装備させて。
今回はシールドまで含めると7種という多彩なバリエーションの武装が付属します。


まずはハンドガン。
こちらは1パーツで成形されています。
今回付属する中で一番小さい武器です。

手首はBJから棒軸に変更。
そのため一気に抜けにくくなりポーンA1と同じく遊びやすさが大きく向上しています。



続いてサブマシンガン。
こちらも1パーツ成形です。

センチネルの武装は全体気に小ぶりですがバリエーション豊か。
これまでのセンチネルには無かった武装も色々付属するのが楽しいです。




続いてショットガン。
こちらはこれまでのセンチネルにもあった武装ですが小型化され自然な大きさになりました。
スペアの弾は別パーツですが他は1パーツ成形です。
持ち手は2種あり角度付きの物があるのでこちらも持たせやすくなっています。


次は近接武器のマチェット。
1パーツ成形のため刃などは塗装が必要です。
角度付きの持ち手を使えば真っ直ぐ伸ばしたり付くような角度で構える事も可能。

PVC手首で指が結構細いため曲がってしまいやすいですが武器自体が軽いため保持は問題無かったです。



ハンドアックスですがこちらはこれまでのセンチネルにも付属していた物です。
ですが形状が変わり、石斧っぽい形状から鋭い斧に変わりました。

アーマー同様3mmジョイントは無くなっています。
また刃などの塗り分けも必要です。



そしてメイス。
こちらも1パーツ成形のシンプルな武装となっています。

どれも連結ギミックなどのないシンプルな物ですがこれだけ多彩だと遊び甲斐があります。




最後はシールド。2.0は小型化した物が多いですがこちらはかなり大型化されています。
砲身のようなディテールは無くなりましたが裏面にグリップが付き持ち手で保持するようになっています。


ボルトレックス・ラースと。



バイクタイプのコクピットの場合、ハンドルが「ハ」の字になっている事があるのですが
今回は角度付き持ち手があるため手首軸が棒軸でも無理なく握らせる事が出来ます。


もちろん各関節もしっかりしていて股関節の隙間も広げられるため様々な物に乗せやすくなっています。
関節のポロリもかなり抑えられているので扱いやすいガバナーなのはポーンA1と変わりません。

もちろんタイトなバルクアームαなどにも突起が無いため問題なく収まります。


手首が棒軸になった事により抜けにくくなり、バルクアーム系の操縦桿などもかなり握りやすくなりました。
初期のガバナーでこのようにグリップを持たせる事は苦労した覚えがあるので一気に扱いやすくなったのはありがたいです。

以上 ヘキサギア ガバナー パラポーン・センチネルVer.2.0 レビューでした。
これまでと同じくポーンA1と同時にVer.2.0としてキット化されたセンチネル。
多くのパーツがポーンA1と同じな所も変わっていませんが、1.5から2.0へ変わった事で大幅に進化していて
プロポーションもより自然になり交換ヘッドにより多彩な飾り方が出来る他、ディテールも一新され
細かいディテールはもちろん隙間なども目立たなくなり完成度は大きく上がっています。
またヘキサギアに乗せる事もストレスなく行えるようになっていますし
干渉の少ないデザインのため機体を選ばないのでガバナー最初の1体目としてもおすすめできるキットになっていました。
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