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コトブキヤ ヘキサギア ヴェローチェ レビュー その2【ビークルモード&インターセプターモード編】

前回ヒューマノイドモードを紹介したヘキサギアのヴェローチェ。
今回はビークルモードとインターセプターモードへの変形ギミックを紹介します。
まずは胴体から「腕部」「脚部」「エアマニューバスラスターユニット」「肩アーマー」ユニットを外します。
変形ギミックですが基本的にこれらのユニットを外し変形した後に再び胴体に取り付けるといった形となります。


まずは矢印部分の腰部にある股関節ジョイントを後方に回します。


そしてテールユニットを前方に回転させ、胴体と一体化させたら矢印の肩ジョイントを一度取り外し付け替えます。

そして胴体の先端にライフルを2本接続します。

続いて脚部ですがまずはカカトのタイヤユニットと太腿横のフェンダーユニットを外したら脚をまっすぐにしてつま先も伸ばします。

次につま先に収納されているヘッドライト部分を起こします。


続いてタイヤユニットを開き真っ直ぐにしたら脚部につけ直します。


続いてフェンダーユニットもまっすぐに伸ばし、タイヤユニットの上に取り付け。
これで脚部ユニットの変形は完了です。


続いて腕部ですが肘や肩の走行を曲げ、矢印の変形用ジョイントを組み込みます。
これで腕の変形は完了です。

続いて肩アーマーですがこちらはアーマーを2分割し、接続されていたエアマニューバスラスターユニットも外します。

エアマニューバスラスターユニットはジョイントやスラスターの位置を調整。


そして胴体部分に「脚部ユニット」と「エアマニューバスラスターユニット」を接続。
脚は前輪に、エアマニューバスラスターは後輪になります。
脚部を取り付ける場合は矢印の変形用ジョイントを使いしっかり固定させます。

そして後輪の前側に「腕部ユニット」を取り付けたら

その部分を囲うように「肩アーマーユニット」を装着。


後は頭部ユニットを持ち上げぐるっと回転させ後方にセットすれば



「ビークルモード」の完成となります。
こちらは6輪タイプのビークルで長距離、長時間の移動に適した形態となります。
スポーツカーのような車高が低い鋭いシルエットでタイヤもコンパクトにまとまっています。


上下から見ると手を折りたたんで胴体や脚をまっすぐにしたような形状なのが分かります。
各部位は変形用ジョイントを併用する事でカッチリと接続され十分安定しています。

ヘッドライトなども展開するのが凝っていますが奥まった位置にあるためあまり目立ちません。
前方にはライフルの砲口がありこの状態でも攻撃可能な構造です。


もちろんハッチも問題なく展開可能。
ガバナーはこの形態だと仰向けになります。


転がし走行は出来ませんがタイヤがプラ製になった事で扱いやすくなっています。
自分はボルトレックスのタイヤを少し癒着させてしまったので個人的にはプラ製の方が癒着を気にしなくて良いのでありがたいですが
質感は流石にゴム製の方が良いと思います。ただ塗装はプラ製の方がしやすいです。


形状は安定していて脚が曲がってタイヤ以外が地面に付いたりどこか分解しやすいといった所はありません。
ですが変形自体は結構複雑でした。

底面には5mm穴があるのでフライングベースネオが使えます。

続いてバルクアーム・グランツなどにはない第三の形態、「インターセプターモード」への変形です。
こちらもまず胴体から各ユニットを一度取り外します。

脚部ユニットは一度タイヤとフェンダーユニットを取り外し

膝を曲げつま先を回転させます。

続いて片側にタイヤユニットを付け直し

逆側に再び折りたたんだフェンダーユニットを装着。
これで脚部の変形は完了です。

肩アーマーユニットは再び2つの装甲を合体させます。


エアマニューバスラスターユニットは軸やスラスターの位置を調整します。


腕部ユニットですがまずは矢印の肩ユニットをぐるっと180度回転させ

肘などを深く曲げておきます。

その際変形用ジョイントを肘部分に取り付けておきます。

変形が終わったユニットを再び胴体に取り付けていきます。
まずは脚部ユニット。

後方に腕部ユニットとエアマニューバスラスターユニット。
胴体以外のユニット形状は変わりましたが付ける場所は同じです。


そして肩アーマーユニットを被せたら腕の位置を調整しつつ前方に回転させながら腕と繋げます。

・追記
最後に機首部分を展開します。
こちらの展開を忘れていました申し訳ありません。
そして教えてくださった方ありがとうございます!


これで「インターセプターモード」の完成です。
第三世代ヘキサギアをはじめとした飛行型機動兵器への対抗策として案出されたというモードで
航空機のような姿に変形します。
胴体の形状などはビークルモードを踏襲していますが、各ユニットの形状を変更する事で上手く戦闘機のようなフォルムに変えられていました。


こちらは三角形のシルエットが特徴で他の形態と同じくシャープなデザイン。
後輪部分を横にする事で巨大なスラスターとなるのも面白いです。
また前輪はランディングギアのように胴体下部に配置されています。



ビークルモード同様5mm穴が下部にあるため問題なくスタンドが使えます。
こちらの形状も安定していてどの形態もカッチリまとまっているのは良いですね。


武装はシンプルですがヘキサギアには珍しい三段変形が可能なタイプのためプレイバリューは高く
大きなキットという事もあり満足感がありました。
また9月発売となりますがこちらの改造機となるヴェローチェ改もあります。

もちろんこの形態でもかなりの大きさ。
横幅もあるので飾るのは結構スペースが必要でした。



以上コトブキヤ ヘキサギア ヴェローチェ レビューでした。
バルクアーム・グランツと同じコンセプトが見られる機体という事ですが
姿は全く異なり、バルクアーム系の無骨さのある姿から一転、シャープでヒロイックなスタイルで纏められていました。
またボリュームもかなりの物でどのモードでもヘキサギアの中ではかなり大きめのサイズで迫力も十分です。
変形は細かくパーツを変形させ付け直すタイプなのでやや複雑な部分はありますが
三段変形は遊び甲斐があり可動範囲も良好でポーズも付けやすく上手く纏まったキットとなっていました。
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執筆者:星丸
ガンプラやプラモデル、模型用ツール&マテリアルのレビューをしています。
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