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HG 超竜神 レビューその2




前回氷竜と炎竜のそれぞれのモードを紹介しましたが
今回はシンメトリカルドッキングさせ超竜神にしていきます。



とは言っても変形はかなり割り切った形となります。
こちらの変形用フレームパーツにそれぞれのパーツをセットしていく形で
やはりこちらも複雑な作業は必要なかったです。



まずはそれぞれビークルモードにしておきます。
基本的に左右共にやる事は変わらないため写真では氷竜側を中心に紹介します。



まずはこのようにジョイントを外し分解します。




まずは氷竜の脚部ですがこちらは超竜神の肩部となります。
まずはフロントパネルを外し、脚を左右に分割したら太腿周りのパーツを外します。



太腿を外した脚部パーツを肩アーマーとして装着。



前後にそれぞれ取り付けたら再びフロントパネルを装着し腕部の完成です。



続いて氷竜の腕部を胸部部分ごと胴体から外します。




バックパックは前後に分割し青いパーツのパネルを展開します。



氷竜の腕とバックパックのパーツを超竜神の脚パーツに組み込んでいきます。



まずは太腿フレームに氷竜の腕パーツを装着しバックパックのカバーで固定したら




脛のフレームで挟み込み脚部の完成です。



これで手足が揃いました。




後は氷竜のクレーン基部のパーツを分解しバックパックにして装着。




クレーン&ラダーを腰の太いピンに装着して




最後にミラーシールドの取っ手を外し、黒いパーツと一緒に胸部にはめ込んでシンメトリカルドッキングが完了します。



超竜神時に余るパーツ一式。
大胆な差し替えのためかなりのパーツが余ります。




氷竜と炎竜がシンメトリカルドッキングして巨大な「超竜神」の完成です
右半身が氷竜、左半身が炎竜で構成される印象的な姿を立体化。
合体フレームはほとんどの部位があらかじめ出来上がっているためプロポーションもヒロイックかつパワフルな姿で変形時の破綻も無く格好良くまとまっています。





ほとんど関節も別物となっていて炎竜と氷竜の関節を使わないためサイズアップしても安定感は十分。
こちらも関節部は全てKPSとなっています。
またしっかりとした造形の握り手もあり武器を持たせない場合も格好良く飾れます。




各所の配色も十分再現はされていますが前腕のシルバー部分はシールまたは塗装での再現となります。
変形時に氷竜&炎竜のパーツを組み込んだ部分もガッチリロックされるため
変形部分が不安定に感じるような事は一切無かったです。




頭部アップ。
頭部はマスクをつけたような頭部で氷竜&炎竜のような口はありません。
額のパーツはクリアパーツが使われヘルメットは左右分割ですが段落ちモールド化されています。



ミラーシールドを取り付けたため輝きのある成型色が良いアクセントになっている胴体部。
ほとんど変形フレームで構成されるため各所の可動ポイントもしっかり作られています。



肩部はビークルモードのキャビン周りがそのまま付いたような形。




腕部はまるごと変形フレームのため格好良いバランスで造形されています。
また前腕にはダブルガンの砲身があります。



ラダー類の接続は太い丸軸で保持力は十分。
腰アーマーは独立可動し裏打ちパーツもあります。




脚部ですがヒザ下に氷竜炎竜のパーツを収納しているため関節の可動に支障はなくこちらもよく動く作り。
収納部分もロックされ勝手に開くような事も無かったです。



足裏はこちらも肉抜きはありませんでした。


可動範囲ですが肩が巨大なためどうしても腕はあまり横に上がらない部分はありますが
肘は肩に干渉するまで曲がりますし腰のスイングも可能。



胴体の横スイングも出来ますが肩の前後スイング幅はわずかです。



脚部は開脚や接地は良好で膝も深く曲がるものの
脛が長いデザインなので膝立ちなどは厳しめでした。





この形態になるとかなりの大きさになり重さもありますが
変形フレームは太い軸で構成されるため安定感は良好。



3mm軸のスタンドが使えますが結構重いのでしっかりした物を選んだほうが良いと思います。



ダブルガンを構えて。
腕もロール可能ですし超竜神ではありますが普通のアクションフィギュアのように気軽に動かす事が出来ます。




握り手の他、持ち手もありクレーンとラダーを持つ事で
クレーントンファーとラダートンファーになります。




肩が大きすぎるので流石に干渉する場合はありますが保持で困るような事はなかったです。



ただ自分の物は股関節のパーツが動かしていると左右にバラけてしまいやすかったです。
スタンドが刺さっている左右のフレーム部分が広がって外れていきます。
保持力自体に関わる部分ではないのですが自分のようにパーツがバラけやすい場合はピンの調整などが必要かも。




腰のクレーンとラダーを前方に向けてダブルライフルに。




腰の角度にもよるのですが「ハ」の字に大きく開けないのでできれば開く方向に動く軸があれば嬉しかったかも。




ここまで大胆な変形だと好き嫌いはありそうですが合体後でもアクションフィギュアのように気楽に動かして遊ぶ事が出来ます。




RGガオガイガーと並べてサイズ比較。
頭頂高はガオガイガーより低いですが肩のボリュームがあるためそちらに匹敵する大きさになります。




RGガオガイガーとゴルディマーグからしばらく音沙汰が無かったですがHGでこれから色々出していくのかも。



HGUCガンダムとも一応サイズ比較。
ガオガイガーに匹敵する大きさなので実物は迫力あるサイズのキットです。




以上HG 超竜神 レビューでした。
RGではなくHGでのキット化となった超竜神。
そのため各所のラインなどは流石にシールでの色分けとなっていますがプラスチックシールも多用され
ウインドウや額部分などは質感よく仕上がっています。
HGなので変形は差し替えで思った以上に大胆にパーツを交換するため多少好き嫌いは分かれそうですが
氷竜&炎竜時も超竜神時も可動域が十分に確保されていて変形メカであることが気にならない扱いやすさは良い感じでした。
実質3機セットに近い内容なので組むのはなかなか大変ですが
差し替えによって気軽にシステムチェンジやシンメトリカルドッキングが楽しめる内容になっていました。

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