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HG スターゲイザーガンダム レビュー【機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-】




「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-」からHGでキット化されたスターゲイザー。
キットの初版は2006年発売で価格は1,760円です。



付属品はビームガン、ヴォワチュール・リュミエールエフェクト、ディスプレイスタンドのみとなります。
スタンドは昔のキットで良く使われた支柱の角度などが固定タイプの物でカラーはブラックです。
・ランナーについてはこちら



シール類ですがセンサーや額の赤色部分の他、各所のスリットの非発光状態を再現するホイルシールと
発光状態を再現するホログラムシールが付属します。
このシールは選択式で発光もしくは非発光をどちらか選ぶ必要があります。




SEEDのOVA作品、「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-」からキット化さたスターゲイザー。
こちらは深宇宙探査開発機構DSSDが開発し「セレーネ・マクグリフ」と「ソル・リューネ・ランジュ」の2人が乗り込む機体です。
惑星間推進システム、ヴォワチュール・リュミエールを搭載し背面には巨大な円形の「トーラス」を装着しているのが大きな特徴となります。
また各所のスリットはヴォワチュール・リュミエールのサブシステムで発光するのも印象的。
今回は発光状態で組んでいます。



キットは当時のHG SEEDシリーズでも後半のリリースとなっていて関節の作りなどはストライクノワールなどによく似ています。
関節はポリキャップとABSの組み合わせとなり
背面のトーラスを繋ぐアームは展開が可能で多彩な位置に移動させる事が出来る凝った作りです。



機体のカラーリングですが額の赤色や一部のセンサーはシールでの再現となります。
また頬などの一部のダクトは塗装が必要ですが基本的に白一色に近いカラーのため配色はHGとしては十分再現されています。
各所のスリットは全てシールですがホログラムシールが採用されているため独特の光り方が綺麗です。




頭部アップ。頭部にも発光スリットがあり頬の形状などが特徴的。
頬ダクトの内部などはグレーの塗装が必要ですが額の赤色はシールあり。



胴体のアップ。胸部ダクトの黄色部分は別パーツ化されています。
背面のバックパックジョイントはちょっと笑顔にも見えますが最近主流の2穴ジョイントとは微妙に幅が異なり、無改造でパックの移植は出来ません。
胴体にも多数のスリットがありますが全てシールで補えます。



首はポリキャップでBJ。
胴体側面などはフレームが見える作りです。




バックパックのトーラス。
巨大な円形の構造で中央で半分に分かれる作り。
接続用のダボがあり、円形状態でもピタっと合わせる事が出来ます。




バックパックは収納式のアームがありトーラスと繋がっています。
このアームや基部は回転やスイングが可能。
色々な位置にトーラスを固定出来ます。




トーラスは前後2パーツ構成で側面のディテールも再現されていますが
場面によってはトーラス側面のスリットも発光するので再現したい場合は塗装が必要です。



肩アーマーはスリットがある以外はシンプルな構造。
前後分割で合わせ目が出ます。



腕部は前腕が左右分割で合わせ目あり。
赤色部分は成型色で色分けされています。
手首は1パーツのみで平手などはありません。



肩はストライクノワールなどと同じくアレイ型のダブルボールジョイントです。



股関節はBJで基部で回転可能。
カバーを外すとスタンド穴が出てきます。
腰アーマー裏は特に裏打ちなどはありません。




一部フレームがむき出しになっているのが特徴の脚部。
フレームやブースター部分に若干合わせ目が出ます。



脹脛には収納式のブースターがありカバーとブースターの展開が可能。
足裏は肉抜きが無く見栄えの良い仕上がりです。



可動範囲など。
肘は90度ほどで首はBJでそこそこ動きます。
胴体は腰が回転可能ですがスイングはほとんど出来ず。
肩はダブルボールジョイントである程度色々な方向にスイングできる作り。



肩の前後スイングも可能です。



脚部は股関節がBJで太腿のロール軸も無いので可動範囲は今のキットと比べると控えめ。
足首の接地や膝の可動域は良好でした。






武器を装備させて。
武器はビームガンのみという宇宙探査機らしいシンプルな内容です。




股関節には3mm穴があり様々なスタンドが使用可能。




「ビームガンKSM71/J」
シビリアンアストレイなどと同タイプのビームガンでコンパクトな作り。
特にギミックはありませんが砲口などはしっかり色分けされています。
分割はモナカなので合わせ目が出ます。



各所のホログラムシールですが、そこそこ厚みがあり曲面や折れ曲がった部分は時間が経つとどうしても浮いてきます。
しっかり追従させたい場合はあらかじめ折り目やカーブをつけるかシール自体をピンポイントで接着したりする必要があります。





背面のトーラスですが足元に配置したり




2つに分割したりと様々な配置で楽しむ事が出来ます。




肩のBJやバックパックの展開する部分は経年で緩くなり垂れ下がる時があるので調整が必要になるかも。



本キットの一番の特徴となるヴォワチュール・リュミエールエフェクトパーツ。
こちらは金属シャフトで3本の円形リングエフェクトが繋がれ、クリアパーツで再現されています。





各リングは白いジョイントパーツ部分に接続され、このパーツには股関節接続用の3mmピンがあります。
リングは外側のリング2本が回転可能で劇中のような姿を再現可能。




サイズ感もちょうどよく見栄えも良いです。




しっかりしたジョイントなので若干目立ちますがその分強度はあり安定した保持が可能。
また接続部は3mmジョイントのため付属のベース以外でも様々な3mm軸のスタンドが使えます。



股関節のジョイントが合い、リングに干渉しなければ様々な機体に流用可能。
こういったエフェクトは珍しいので結構楽しいです。




ストライクノワールと組み合わせて。
同時期に発売されたキットなので組み合わせても違和感はありません。





同じシリーズで戦う事になるHG ストライクノワールや百式にヴォワチュール・リュミエールを組み込んだHGBF ルナゲイザーガンダムと比較。
トーラスが巨大ですが機体自体は標準的なサイズです。




以上HG スターゲイザーガンダム レビューでした。
武装こそシンプルなのですが、深宇宙探査機という特異なMSのためトーラスや発光スリットなど今までに無いタイプのデザインが面白く
発光部分もちょっとシールが浮いてくるのが気になりますがホログラムシールが採用され綺麗に仕上がります。
もちろん特徴的な円形のヴォワチュール・リュミエールエフェクトも綺麗で劇中のようなリングを再現可能。
他の機体とは異なる楽しみ方が出来る良いキットでした。

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執筆者:星丸
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