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HGAB ビルバイン レビュー

2000年あたりに展開されていたHGABシリーズ。
R3ビルバインが発売されるので今回は積んでいたのを組んでみました。
今回は2000年当時のキットではなく再販された物でABS製の関節がKPSに置き換えられています。
価格は1,650円です。

付属品はオーラ・ソード・ライフル、オーラ・ソード&鞘、オーラ・ソード・ライフルエフェクト
それに左右分の持ち手が付属。

シールですがウイングキャリバーの機首部分を補う物と頭部を補うホイルシールが付属します。

「聖戦士ダンバイン」よりHGABシリーズでキット化されたビルバイン。
ナの国が開発したオーラバトラーでショウ・ザマがダンバインから乗り換える機体です。
これまでのオーラバトラーとは異なり猛禽類のような要素が加えられ
翼も2種類ありデザインが異なっているのが特徴的です。
カラーはレッドと緑がかったホワイトがメインカラーです。



翅パーツやキャノピー周りにはクリアパーツがしっかり使われています。
スタイルはマッシブで四肢も太く力強い姿です。
キットでは極端なメリハリはつけられず腕も脚も比較的ストンとしたシルエットになっていました。
まだ可動範囲がかなり狭く脚も「ハ」の字にほとんど開くことができないので
脚を開いて立つにも画像ぐらいが限界です。


オーラコンバーターなどを取り外した姿。
関節はABSがKPSに置き換えられた物でポリキャップも併用されています。
機体のカラーリングですが頭部ヘルメットやマスク部分などはシールで補います。
また各所の細かいモールドやダクトのような部分やオーラキャノンの一部などは塗装が必要です。




頭部アップ。ヘルメット部分は左右分割で中央に合わせ目が出ます。
上部のホワイトやマスクの黒、目部分などは全てシールです。
シールはモールドを覆う部分も多いので塗装した方が綺麗に仕上がるかも。

目部分などには特にモールドは入っていません。


胴体のアップ。こちらも左右分割のパーツがあり合わせ目が出る部分が多いです。
キャノピーはクリアパーツですがガンプラで言うビームサーベルのような柔らかめの素材でした。
背面にはオーラコンバーターやオーラキャノンが装着されています。

オーラコンバーターはBJ接続。
背面は筋肉のようなデザインですが腰部はディテールをまたぐ合わせ目があります。


オーラキャノンは砲身が段落ちモールド化されていますが基部などに合わせ目が出ます。
また後端部のイエローなどは塗装が必要です。
こちらはアームでスイング可能ですが一部ポリキャップが丸見えになる所がありアームの裏面は肉抜きとなっています。

コクピットは開閉可能でショウ・ザマが乗っています。
こちらも単色成形のため塗装が必要です。


オーラコンバーターは2種類の翅がありそれぞれ細かいディテールが刻まれています。
またコンバーター裏面も裏打ちパーツがありました。

ダクト部分も開口され別パーツ化されています。


腕部は肩アーマーなどに合わせ目あり。
肩のダークグレー部分は塗装が必要です。
ショットクロー部分は回転可能ですが射出ギミックはオミットされています。
手首は持ち手の他平手も付属。


股関節はBJで軸を隠すカバーがあります。
ただこのカバーがあると可動範囲が狭まります。




鋭い鳥類の爪のような足首やパイプがあったりして独特なデザインの脚部。
こちらは左右分割のパーツが多く太腿や膝関節、脹脛などに合わせ目が出ます。
太腿のグレー部分は色分けされていないのでそちらは塗装が必要です。

足首は軸やポリキャップが見えますが裏打ちパーツがあり肉抜きはありません。
クロー部分は閉じるように可動します。


可動範囲ですがかなり狭めです。
肘は90度弱曲がりますが腕はほとんど横に上がらず、腰のスイング幅もわずかで回転はほとんど出来ません。
肩もBJ接続ではありますがほぼ回転のみとなります。
ただ首のスイング幅は良好です。


脚部ですが脚はほとんど開く事が出来ません。
膝は90度弱曲がり脚も良く上がります。
接地はさほど良くありませんが脚が大きく開けないので特に気にならないと思います。

武器を装備させて。
股関節のカバーを外せば軸が見えてしまうものの、僅かに脚を広げられるようになります。


古いキットなのでスタンド穴などもありません。
浮かせる場合はクリップなどを使う必要があります。



「オーラ・ソード・ライフル」
精密射撃が可能なオーラ・ライフルとオーラを刃にするソードジェネレーターを組み合わせた武装です。
モードチェンジが可能でこちらはオーラショット形態。

銃口は別パーツ化されていますが分割はモナカなので合わせ目が出ます。



ストック部分を回転させエフェクトを取り付ける事でオーラ・ソード形態へ。
エフェクトは十分な長さがあり迫力は十分です。

持ち手にはしっかりはまりグラつく事はありません。

オーラキャノンは前方に展開させる事が可能です。


オーラソードは1パーツ成形で鞘に収納可能です。

持ち手はオーラソードライフルに合わせられているのでこちらのグリップには合わずスカスカなのでちょっと安定しません。


一応両手持ちも可能と言えば可能でしたがこのぐらいが限界で斬りつけるようなポーズは出来ませんでした。

続いて「ウイングキャリバー」への変形ギミックです。
まずは手首を取り外しクローの向きを整え胸部装甲を開きます。

そのまま機首部分を頭部ごと回転させます。

後はランディングギアとなる腕を曲げ

膝をクランク状に曲げて足首を閉じれば完成です。



これでウイングキャリバーの完成です。
シンプルな変形のため手首を取り外す以外は差し替え無しで変形可能。


ロックはありませんが特に困るような部分はありません。
こちらの形態も3mm穴などはないので浮かせて飾るのは若干面倒な所はあります。

シールを貼っていますが目のような部分はモールドが入っています。



材質がKPSになったからなのかは分かりませんが、コンバーターの接続アームがかなり固めでねじ切りそうでした。
少し削って調整しましたが気を付けたほうが良いかも。


各関節は基本的に十分な保持力がありましたが腰のポリパーツは重さに負けるので気になるようだったら調整が必要になると思います。


HGダンバインを乗せて。
固定ジョイントなどはありませんが一応乗せて飾る事は出来ました。



最後にHGABダンバインやHGダンバインとサイズ比較。
サイズはダンバインより一回り大きくマッシブさが印象的です。


以上HGAB ビルバイン レビューでした。
オーラソードライフルやウイングキャリバーの変形は面倒な差し替えも必要なく
これまでのオーラマシンとは異なるデザインなども特徴的です。
ただ2000年発売のキットがベースなので分割は合わせ目が目立つ部分があり
可動範囲もかなり狭めでそのあたりは今のキットに慣れていると気になると思います。
今度リリースされるR3は大スケールの1/35なので1/72のこちらとはスケールが合いませんが
現在の技術でキット化するとどのぐらい進化するのか楽しみですね。
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