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HGCE デュエルブリッツガンダム レビュー
映画「ガンダムSEED FREEDOM」より新たにHGでキット化されたデュエルブリッツガンダム。
価格は2,970円です。
・7/21 ミーティアとの組み合わせを追加しました。
付属品は高エネルギービームライフル、サーベル刃2本、
グレイプニールII用ワイヤー(右下に写っているのはランナーの都合で余剰となるグレイプニールIIのクローです)の他、
アサルトシュラウド一式と
グレイプニールIIを浮かせて飾るためのスタンドが付属します。
シール類は各種センサーとアサルトシュラウドのスラスター内部、それにオレンジ部分を補うホイルシールが付属します。
まずはデュエルガンダム状態で。
こちらは映画ガンダムSEED FREEDOMに登場する機体で廃棄される予定だったデュエルガンダムを極秘に改修したという設定の機体です。
とは言え素の姿は通常のデュエルとほぼ変わりません。
ですがコクピットはザクウォーリアと同じものに換装され核動力に変更されているそうです。
キットはもちろん完全新規で古いHGデュエルガンダムからの流用パーツはありません。
関節の作りも最新の物でABSやポリキャップは使われずKPSのみの構成となっています。
また今回はアサルトシュラウドも付属しているためもちろんそちらを装着した姿に換装する事も可能です。
デュエルガンダムの色分けも進化していて
肩のフレームなどもしっかりグレーで色分けされていますし本体部分に使うシールはセンサー類のみで
そのままでもイメージ通りに仕上がります。
合わせ目なども分割が進化して極力出なくなっている他、
ディテール化や段落ちモールド化されていて目立たないようになっています。
頭部アップ。HG版と比較していますがヘルメットの下側が全体的に窄まりシャープなシルエットに変化しています。
今回は頭頂部カメラなども色分けされていますがイーゲルシュテルンは流石に色分けされていないので塗装が必要です。
ツインアイはもちろんクリアパーツ化されています。
そのままでもかなり明るい蛍光クリアグリーンになっていました。
胴体胸部ダクトなども色分けされ最新キットらしいバランスで立体化されています。
バックパックはサーベルラックが回転可能。
角型のスラスターは塗装が必要です。
外側もですが内部はフチをオレンジで塗る必要がありそのあたりはちょっと面倒な部分だと思います。
また背面のパック接続穴は2穴タイプなので
様々なパックが流用可能ですし
オプションパーツセットガンプラ01のエールストライカーなどは2穴変換ジョイントがあるため
そちらのストライカーパックも装着可能です。
肩のフレームなどもしっかり別パーツ化された腕部。
肩アーマー横の装甲なども可動しますし前腕の合わせ目は段落ちモールド&ディテール化されていました。
股関節は軸を下げられるギミックがあり、下げる事で膝立ちなどがしやすくなります。
脚部もスマートな形状になりフレーム周りもしっかり色分けされています。
足首などは他のHGCEの機体と合わせるようにHGと比べると小さめのバランス。
こちらもヒザ下の合わせ目などは段落ちモールド化されています。
足裏は蓋パーツがあり肉抜きはありません。
可動範囲ですがこちらも良く動く作りで腹部のスイング幅も広いです。
もちろん肘は干渉するぐらいまで曲げられますし、肩はBJと軸関節を組み合わせた物で細かく動かせます。
肩の前後スイングも良好で腹部は横方向にもスイング可能。
また脚部の自由度も高く接地は良好で股関節を下げるギミックがあるため膝立ちなども無理なく可能です。
HG デュエルガンダムとの比較。
プロポーションはバランスが良くなり色分けも進化。
それと他のHGCEと同じく若干大きくなっています。
上半身のアップ。
棒軸が見えていた股関節や腕のジョイント穴など細かい部分の見栄えも良くなっています。
足回りのアップ。
もちろん合わせ目なども極力目立たないようになりました。
脚の長さは同じぐらいですが足首がかなりコンパクトになっています。
武装はビームライフルのみでシールドはありません。
いつも通り股関節に3mm穴があるので様々なスタンドが使えます。
「175mmグレネードランチャー装備 57mm高エネルギービームライフル」
こちらは当時のHGと比べると若干大型化されていますがグレネードは変わらず固定です。
分割はモナカなのですが大部分が段落ちモールド化されています。
「MA-M99E ビームサーベル マグナセクティオ」
サーベル刃は一般的な長さのクリア刃が2本付属。
バックパックのグリップはそのまま引き抜いて持たせる事ができます。
素のデュエルはシンプルな分動かしやすく遊びやすい物になっていました。
続いてアサルトシュラウドへの換装です。
脚部は片側2ユニットのパーツを装着。
腕周りは肩のフレームに装甲板を取り付けその上に武装が収納されたユニットを被せるように装着。
前腕にはそれぞれ武装が取り付けられた装甲を取り付けますが
手首側の装甲も青い物から黒い物に交換します。
胴体は4つのユニットで胸部と腰部、バックパックにそれぞれ被せるように取り付けます。
これでデュエルブリッツガンダムの完成です。
素のデュエルはほとんど変更が無かった印象でしたがアサルトシュラウドは武装や形状が大きく変化。
両腕にはブリッツガンダムを思わせる武装が装着されているのが特徴的です。
また肩には武装が収納されている長いユニットが装着されているのも大きな変更点で
右肩には高エネルギービーム砲、左肩にはサーベルとミサイルが内装されています。
アサルトシュラウドもかなり細かく色分けされ各所のオレンジやイエロー部分も極力別パーツ化されています。
ただ腰アーマーのオレンジや脚のスラスター内部の黒、
それにグレイプニールIIのウイングなどの色分けはシールで補う形となります。
アサルトシュラウドですが胸部と腰部の装甲が分割され、フロントアーマーも動くようになっているため
HGのアサルトシュラウドよりかなり動かしやすい構造になりました。
また胸の黒部分などもしっかり別パーツ化されていますが
肩の後ろにあるダクトなどは塗装が必要です。
右肩に収納されている「MA-M1600/D2 高エネルギービーム砲」
こちらは角型の砲身でグリップが展開可能。
合わせ目は段落ちモールドになっています。」
左肩は前側にサーベル、後ろ側に「AIM-627G 自立誘導中距離空対空ミサイル トーレンス」が内蔵されています。
サーベルは1本のみでデュエル時のバックパックにあったグリップをこちらに収納。1本は余剰となります。
どちらも差し替え無しで展開しますがミサイル部分は塗り分けが必要です。
右腕には「XM61 超高速運動体貫通弾 ランサーダートII」が2本装備されています。
左腕には「XM-53S ピアサーロック グレイプニール」を装備。
こちらのクローは全て独立可動し爪の中央部分も可動。
バーニアは別パーツ化されていますがウイングのフチはシールでの再現となります。
クロー内側の根本部分は肉抜きがありますがディテールっぽくなっていました。
脚部は下にある大型のスラスター内部のブラックはシールで補えますが
他のスラスターやダクト内部は塗装が必要です。
可動についてですが、アサルトシュラウドを取り付けると上半身は結構制限される部分が多いです。
腰はさほど気になりませんが、肩はかなり制限がかかり肩アーマー横にある青い装甲がほとんど上げられなくなるため腕があまり横に上げられません。
またアンテナなどにも干渉しやすくなるためそのあたりも注意が必要です。
ただ下半身はフロントアーマーが動くため気になる所は特にありませんでした。
アサルトシュラウド状態での比較。
シールや塗装が必要な部分はあるもののかなり配色は細かく再現されるようになりました。
素のデュエルと異なり、こちらの形態はだいぶ形状や武装などが変更されています。
上半身のアップ。武装の追加や肩周りなどに大きな違いがありますが
バックパックも下方向に伸びるスラスターがなくなり変わりに腰に装甲が追加されています。
脚部も取り付け位置自体は同じですが装甲のデザインはかなり変化し
アンクルアーマーにもオレンジ部分が追加されていたりするのが特徴的です。
こちらも手持ち武器はライフルのみとなります。
各アーマーはほぼ全てカッチリと取付可能でグラつきなどもありませんでしたが
自分の物は個体差なのか右前腕部の装甲がポロリしやすかったです。
なので場合によっては調整が必要になるかも。
ライフルは腕があまり開けなくなるので構える角度は結構限定される部分があります。
正面には問題なく構えられますが腕を外側に向けるような構えだと厳しい場合があります。
肩の装備を展開。
高エネルギービーム砲はグリップが展開できるため取り外し手に持たせる事ができます。
サーベルも一本になりましたが形状などは特に変わりません。
ピアサーロック グレイプニールIIは付属のリード線で射出状態を再現可能。
グレイプニールを腕から外し、リード線を差し込むだけで面倒な分解作業などはありません。
付属のスタンドもしくは3mmピンのあるスタンドを使えば浮かせて飾る事ができます。
ただリード線は細いためスタンド無しでの保持は出来ません。
ですが差し替え無しでクローが細かく動かせるのは良いですね。
艦橋を突き刺したランサーダートII。
こちらはそれぞれ1パーツ成形ですが後端部のノズルなどもしっかり造形されています。
もちろん取り外し可能ですが擦れるので塗装される方は要調整だと思います。
最後はHGCE マイティーストライクフリーダムやHGCE インフィニットジャスティス弐式と。
サイズはインフィニットジャスティスぐらいでした。
HGミーティアとの組み合わせ。
腕の武器がグリップ周りに干渉しやすい部分がありましたが問題なくドッキング可能でした。
こちらを付けると大迫力ですね。
以上HGCE デュエルブリッツガンダム レビューでした。
今回はアサルトシュラウドが色々変更され名前通りブリッツの要素を加えたデザインとなっているのが面白いです。
肩周りなどが干渉する所はあるものの、収納可能になったビーム砲やミサイルなどはギミック的に面白いですし
装甲は極端に着ぶくれするような感じもなく上手くフィットします。
またもちろんアサルトシュラウドの取り外しも可能で素デュエルにする事も出来ますし
そちらも洗練されたプロポーションと可動で遊びやすく分割などもよく考えられ昔のHGから大きく進化したキットとなっていました。
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