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MODEROID チェインバー レビュー



グッドスマイルカンパニーから展開されているMODEROIDシリーズ。
今回新たに「翠星のガルガンティア」からチェインバーがキット化されました。
価格は7,500円です。




付属品はビームライフル、ガトリングガン、ピニオンハルバード、5連装ミサイルランチャー、
握り手の他に平手、銃持ち手、持ち手、それにディスプレイスタンドと飛行エフェクトが付属。
余剰パーツはありません。
・ランナーについてはこちら



シール類ですが水転写デカールが付属し細かい白ラインやオレンジ部分などをこちらで補う形となります。



MODEROIDシリーズで新たにキット化された主人公のレドが乗るマシンキャリバーのチェインバーがキット化されました。
2016年にPLAMAX版のチェインバーが発売されていましたが、そちらは1/48だったのに対しこちらはスケール表記無し。
PLAMAX版から一回り以上小型化されサイズ感はガンプラで言うと若干大きいHGクラスです。
コクピットを兼ねた大きめの頭部やボリューム感のある大腿部などもしっかり再現され
一部に塗装済パーツも採用されています。



各部のウイングなどもシャープに再現され胴体の装甲が折り重なった複雑な形状も程よいパーツ数で再現されています。
キットはスナップフィットで特に接着箇所はありません。
関節ですが今回はポリキャップが使われておらずABSが採用されています。
また今回は印象的な飛行エフェクトも付属しています。



機体の配色ですがそれなりに色分けはされているものの、
元が非常に細かい配色かつ細いラインなども多用されているため完全に再現したい場合はなかなか大変だと思います。
ただ細いラインなどはデカールで補う事も出来ます。



こちらが説明書の作例です。
オレンジ部分なども白ラインが走っていて複雑なカラーリングです。




頭部アップ。こちらは合わせ目が出ず目部分もメタリックグリーンで塗装済み。
細いヒゲのような部分も一部塗装されています。



コックピットブロックは分離可能ですがPLAMAX版のように内部のレドなどは再現されず開閉は不可。
首はBJとスイング軸の組み合わせです。



胴体のアップ。
細かい装甲が折り重なった胴体も細かく再現されています。
腹部にある「グラビティ・ウェイバー」の砲口は特にクリアパーツなどは使われずモールドでの再現となります。



肩アーマーは前後分割で合わせ目あり。
3本のフィンは軸接続でBJと異なり位置決めがしやすいです。
腕部は多少色分けされていますがさらにデカールや塗装で補う必要があり前腕に合わせ目が出ます。



股関節はBJでスイングや引き出しギミックなどのないシンプルな作り。




脚部アップ。
大きな大腿部にスラスターユニットが接続されるためかなり特徴的なバランスになっている脚部。
膝のホワイトが塗装済みです。
こちらも細かい塗り分けかデカールでの仕上げが必要ですが大まかなラインは色分けされています。
スラスターはBJで自由に可動する他、膝なども動きに連動し綺麗に曲がります。
こちらも脛などは挟み込みなので一部合わせ目あり。



大腿部の装甲の一部は可動します。
足裏は若干肉抜きがありますがモールドは細かいです。



可動範囲ですが腰と胸部がBJで可動するためスイング幅は良好。
ただ回転は干渉があるためそこそこ。
肩アーマーは跳ね上がり腕も十分上がります。
肘は140度ほど曲がります。



胴体は左右スイングも可能。
肩はBJですがある程度スイング出来ます。



脚部ですが股関節がBJなので派手な開脚は出来ません。
足首の接地は開脚幅に合わせた印象で膝は深く曲がります。



それと太腿にロール軸が無いので脚を上げようとすると斜めに上がる感じになります。





ビームライフルを装備させて。
腰のカバーを外す事で3mm軸のスタンドが使えます。
付属の物は小型でネジでのテンション調節なども出来ませんが使いやすい物です。





また今回は印象的な飛行エフェクトを再現するパーツも付属。
塗装済みのクリアパーツのリングが3つ重なっています。
こちらはクリアの支柱で支えられ、背面のオレンジのパーツごと交換します。




エフェクトは支柱部分で前後にスイング可能。
位置の調整が出来ます。





「ビームライフル」は黒一色でブレード部分の塗装が必要です。
ただ合わせ目は段落ちモールド化されていました。




手首は軸接続で銃持ち手には保持用のダボがあるため重さに負ける事はなくグラつきもありません。
ブレード部分も非常にシャープに仕上げられています。





「ピニオンハルバード」
こちらも非常に尖っていて引っかかりそうな形状なので取り扱いは要注意。
グリップのブルーや刃のシルバーなど細かい塗り分けが必要ですが
レバーやトリガーなども細かく造形されています。



持ち手は手首に丸穴があるタイプでしっかり持てますが
手首が軸接続、そしてグリップを持つ部分も丸穴のため微調整が出来ず遊びが無いので両手持ちは結構制限されます。



ワイヤーはありませんが射出も可能です。





こちらは「ガトリングガン」。
基部はディテール化されているところもありますが合わせ目もあります。
砲身はシンプルな分割で各バレルの間が開口されていたりはしません。




脚部に取り付ける「5連装ミサイルランチャー」
ジョイントパーツを使い脛部分に取り付けます。
合わせ目は出ませんがハッチの開閉などは出来ません。



ガトリングガンや5連装ミサイルランチャーを取り付けてフル装備に。




各武装は十分シャープで見栄えは良好。
PLAMAX版にはなかったエフェクトがあるのも嬉しいですね。



保持力は十分で今のところプラプラするような部分はありません。
脚が少し開きにくく感じますがこのボリュームとデザインなのでしょうがないのかも。



手持ちのエフェクトを使ってバニシング・スマッシャーっぽく




PLAMAX版チェインバーと並べて。
サイズがかなりコンパクトになっているのが分かります。




コクピット開閉ギミックはありませんが分離自体は可能なので
ストライカーとの決着シーン直前の姿を再現出来ます。



HGUCガンダムも加えるとこのぐらいのサイズです。
コンパクトになっていますが標準的なHGのガンプラよりは一回り大きい印象。





画像サイズを合わせて比較。
PLAMAX版は肩や腹部などにクリアパーツも使われ大サイズを生かした凝った作りですがMODEROID版はそういった部分はシンプルです。
プロポーションはMODEROID版の方が脚がシャープでスラッとしています。
また色分けのパーツ分割も結構変わっていてMODEROID版は塗装済みパーツも採用されているのが特徴です。




以上MODEROID チェインバー レビューでした。
先にPLAMAX版がキット化されていてチェインバーですが、今回のMODEROID版はサイズが1/48からノンスケールになり扱いやすいサイズになりました。
ただやはり色分けはPLAMAX版と同じくかなり細かいデザインなのでどうしてもデカールや塗装が必要な所は多めです。
クリアパーツは使われておらず、コクピットの開閉などオミットされているギミックもありますが
ただ単に縮小してシンプルにしたという訳ではなく、塗装済みパーツの採用やPLAMAX版にはなかったピニオンハルバード&飛行エフェクトの追加などがあり
特に飛行エフェクトは印象的なので付属するのは嬉しいですね。

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執筆者:星丸
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