■TOP
プラノサウルス テリジノサウルス レビュー

様々な恐竜を立体化しているプラノサウルスシリーズ。
今回はテリジノサウルスが発売されました。
価格は1,540円です。

付属品は恐竜モード用手パーツとベース、それに足固定パーツのみとなります。

シール類は瞳や舌の他、くちばしの先端の黒を再現するマーキングシールが付属します。

プラノサウルスシリーズで新たにキット化された「テリジノサウルス」。
こちらは白亜紀後期に登場した大型獣脚類で
約90cmに達する史上最長のカギ爪を持つという恐竜です。
今回ももちろん「骨格ビルド」と「恐竜ビルド」の2パターンの選択が可能。



骨格ビルドでも長いカギ爪は健在。
全長は最大10mほど、体重は3~5tに達するそうです。
カギ爪のイメージから凶暴そうに見えますが草食の恐竜です。
キットの作りですが今まで通り可動部は全てKPS。
タッチゲートも変わらず採用されニッパーいらずで組み立てる事も出来ます。




頭部アップ。
近縁種と同じく植物食に適した頑丈なクチバシや細かい歯があったと考えられているそうですが
頭骨はまだ未発見だそうです。
それでもプラモデルではそれらしく再現されています。


高所の葉などを食べられるよう首は長くなっています。
シンプルな分割ですがきっちり開口もされています。


胴体の骨はいつものプラノサウルスらしく割り切った構造で
骨の多くは一体成型されていて組やすさ重視です。


鉤爪が特徴的な腕部。
骨格状態でもかなり目立つ部位です。

尻尾は付け根部分でスイング可能で他の恐竜と変わらない作り。


脚部は二足歩行のためかがっしりとした作り。
もちろん各関節は可動します。


可動については首がBJでスイング可能。


腕も肘と肩が可動します。付け根部分はBJなので開く事も可能。


脚部の付け根もBJで比較的自由度が高く骨格モードは干渉するパーツが少ないので膝にあたる部分なども十分曲がります。

二足歩行のため基本的にベースが必要となります。
ジョイントは片足だけを固定するためポーズを付ける事自体は十分可能。

ペンギンのような立ち姿で高所の草を食べる事もあったそうです。


骨格状態でもカギ爪のインパクトは抜群。
個性的で目立つ部位のある恐竜は組んでいても面白いですね。


続いて「恐竜ビルド」への換装です。
脚部は全6パーツで骨を挟み込むようにして取り付けるいつもの方式です。



腕部ですがさすがにカギ爪部分までガワを被せると野暮ったくなってしまうためか
爪の無い骨格に交換してから表皮パーツを取り付けます。


胴体と尻尾はそれぞれ2パーツ。
尻尾は上下分割です。


舌も含めると頭部は4パーツ。首は2パーツを取り付け恐竜モードの完成となります。

テリジノサウルス恐竜ビルド。
今回もシンプルな換装ギミックで手早くモードチェンジが可能。
この状態でも巨大なカギ爪はしっかり再現されています。
またプラノサウルスでは尾羽根のあるデザインが採用され尻尾なども派手な造形です。



カラーリングも結構独特で頭部や脚部などはブルーの成型色。
クチバシは黒ですがこちらはシールがあります。
ただ各所の爪などは別パーツ化されていないのでそのあたりは塗装が必要となります。




頭部アップ。
頭部は凹凸が少なく滑らかな形状。
瞳部分はシールで舌の造形もあります。

シールなしでも一応モールドはあるので塗装もしやすい作り。

首は羽毛のようなディテールがあり全体的に毛で覆われています。


胴体なども同様ですが腹部は椅子のようにして使われた考えられている恥骨の出っ張りが再現されています。


尾羽根は尻尾の先端で派手に広がるデザイン。

胴体は首と尻尾がBJなので多少横方向にもスイング可能。


骨格ビルドほどは曲がりませんが体を反ったりする事ももちろん可能です。


腕部はやはり体毛に覆われたデザイン。
腕部は多少可動域は狭まりますが肘なども変わらず可動。


脚部も表皮のディテールは相変わらず細かく自然に再現されています。
ほかと同様に多少可動域は狭まりますがそれなりに動きます。

恐竜ビルドのジョイントは足裏に取り付けるタイプです。


長いカギ爪はナマケモノと似ていて木の枝などを掴む目的で使われた他武器としても役立ったようです。

一応ベースに固定しなくても立てると言えば立てますがこれ以上前傾させると倒れるのでかなり角度は限定されます。


攻撃的な姿に見え素早そうですが実際は4本の足の爪を使いゆっくりのしのし歩いたと考えられているそうです。

一応座るようなポーズも可能でした。
このような座り方だったのかは分かりませんが突き出た恥骨部分が確かに支えになっています。

外装の一部を外してカットモデル風に。
骨格があるとこういった遊びが出来るのは相変わらず良いです。


同じプラノサウルスのティラノサウルスやトリケラトプスと比較。
ティラノサウルスの全長がおよそ13m、テリジノサウルスが10mほどなので若干テリジノが大きめに作られている感じです。



一応他の人型キットを乗せたりは出来ますが流石に30MFあたりだとかなり小さく感じるバランスでした。

以上プラノサウルス テリジノサウルス レビューでした。
今回はなんといっても巨大なカギ爪が特徴で骨格ビルド恐竜ビルド共にかなり目立つ部位になっています。
それ以外にも首が長く原始的ながら羽毛があったりするほか、
出っ張った恥骨を椅子のように使っていたなどユニークな部分が多く、
組みやすい構造ながらそういった部分を立体で確認できる良いキットになっていました。
[広告](プレミアムバンダイ)
MG F80 ガンレイド
(amazon)


(駿河屋)

プラノサウルス テリジノサウルス

(DMM)
ガンプラ予約、再生産予約9月分など
(あみあみ)
(楽天でじたみん)
![]() |
プラノサウルス テリジノサウルス プラモデル バンダイスピリッツ (ZP137216)
価格:
1,280円
感想:0件 |

■ガンプラレビュー一覧(カテゴリ別)

■ガンプラ以外のプラモレビュー一覧(メーカー別)
■レビュー一覧はこちら
■レビュー更新履歴(レビュー置き場TOP)
■ブログTOP