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SDW HEROES GF ガンダムアストレア タイプーB & GF ガンダムアストレア タイプーF レビュー


前回キャプテンクアンタGFを紹介しましたが、今回は残るGFガンダムアストレア2種を紹介します。
価格はどちらも1,540円です。

付属品はどちらも「GFソードVII」と「GFシールドVII」のみとなります。

タイプBのシール

そしてタイプFのシールです。
どちらもクアンタ同様多くの色分けをシールに頼る形となり量はかり多め。
目のシールですがどちらも2種類あり、瞳孔のフチが緑の物と赤の物を選べます。

余剰パーツはフレームランナーのジョイントとタイプFのみ手首パーツがランナーの都合で余ります。


今回のGFアストレアですが本体は頭部以外違いがありません。
頭部もアイパッチ状のセンサーがあるかバイザーがあるかぐらいの違いで形状自体はほぼ共通となります。

一番異なるのは装備でこちらをそれぞれ取り付ける事で大きく差別化させるようになっていました。

まずはGFガンダムアストレア タイプーB。
背面に巨大な「GFハインドレッグ」を装着した姿となります。
2機共にクアンタを支える次世代型支援メカとなっていて自立思考型AIを搭載し自我を持っているという設定です。
背面のハインドレッグは超高出力武装で長距離射撃や大規模作戦で活躍するようです。
自我があるという設定ですが説明書によれば「大胆さと慎重さを絶妙に併せ持った性格」との事です。



デザインはもちろんアストレアモチーフ。
キャプテンクアンタと同じく胴体にはクリアパーツが使われ額にはエンブレムがあったりと統一感のあるデザインです。
タイプーBとありますがアストレアにGNアームズの一部を背負わせたような形状となり3機の中では一番ボリューム感があります。
GFハインドレッグはかなり大きく重量があり、支えとなるフレームを使う事で自立が可能ですが
左右のアームの位置によっては後ろに倒れやすい部分があります。

続いてGFガンダムアストレア タイプーF。
こちらの機体は格闘・高速戦闘に特化した装備が装着され説明書には特に記載はありませんでしたが
アヴァランチダッシュユニットのようなユニットが取り付けられています。
またタイプーFという事で顔がバイザー顔になっていました。
性格は「作戦時には超高速で回路が運用されるため、非警戒時には省エネルギーモードでのんびり屋になる」との事です。」



こちらはアヴァランチユニットのような装備を肩と足首に装着。
タイプFモチーフですがカラーはホワイト&ブラックメインで他の機体と合わせられています。
キットの構造はどちらも三国創傑伝系が使われた物でキャプテンクアンタなどと変わらず。
もちろん可動部は全てKPSです。




機体の配色ですがクアンタと同じく大まかなベースカラーは大体再現されています。
ですが大部分の色分けをシールで補うためシール量が多く
めちゃくちゃ細かい配色なのでシールだけでは補いきれずやはり背面や武器を中心に細かい塗装が必要になります。




頭部アップ。ベースはどちらも同じですが
アイパッチ状のセンサーとバイザーで違いが表現されています。
目の色は警戒状況により緑から赤に変化するようなので好みの物を貼り付けます。
多少アレンジはされていますが耳部分が長くアストレアらしい形状です。


本体はどちらも共通なので並べず紹介します。
胴体はこちらもアストレア風の胸部や腰アーマーなどが特徴的。
もちろんディテールは非常に細かく小さいながらもびっしりモールドが入っています。


腕部はシンプルな構造でジョイント穴などは無し。
いつも通り肘は固定です。

共通フレームのため股関節の作りも変わりません。




脚部は膝可動あり。
クアンタと同じような構造で、膝下のパーツは正面から装甲を被せるため内側の肉抜きが目立たなくなっています。
ダッシュユニットなどを取り付ける関係でソール部分のジョイント穴は3mmではありません。


可動範囲ですが三国創傑伝系共通フレームのキットのため
特に大きく変わったような所はなく胴体や肩なども細かく動かせる構造。
肩はもちろん前後スイングも可能です。


脚部はリアアーマーが細いので膝可動にあまり干渉せず動かしやすいです。


そしてタイプーBのハインドレッグ。
こちらはジェネラルフォートレス時の胸部や頭部になる部分に脚の一部を取り付けたユニットとなります。


ハインドレッグは軽く「ハ」の字に開いたり関節部分を曲げたり回転させる事でスイングさせる事が出来ます。

中央には胸部となるユニットの中に頭部が収納されているためアンテナが少し見えます。


こちらはタイプFのアヴァランチダッシュユニットのような追加装備。
肩アーマーはシンプルですがロックがありしっかり取り付ける事が可能。
元ネタのように細かく展開したりする事は出来ません。




脚部に取り付けるユニット。
こちらはカカトにあたる部分がスイング可能。
つま先の奥にはGNバーニアのようなパーツが見えます。


素体同士でキャプテンクアンタGFと並べて。
この状態では支援メカらしい印象でカラーもしっかり統一されています。

手持ち武装はどちらも共通となります。
こちらはクリアパーツが使われた「GFソードVII」
シンプルな小型の剣で細かい塗り分けが必要です。


シールドの「GFシールドVII」ですが
こちらは裏面のジョイントを差し替える事で手持ち用のピンの角度を90度変える事が出来ます。

また裏面にソードを収納可能です。


特に派手なギミックは無い武器なので軽くシールドなども問題なく保持可能です。
必殺技はハインドレッグを背面に展開して標的に突撃するという「ジェネラルバレット」。

タイプ-Bのハインドレッグは背中に装着され重さはありますが手足の可動を妨げません。
ただどうしても浮かせると腰の関節が負ける場合があります。


ハインドレッグの先端にはGFソードを取り付け可能。

ちょっとしたギミックですがハインドレッグが良く動くのでなかなか楽しいです。


タイプーFはカカト部分が動くぐらいで大きなギミックはありませんがこちらも肩や足首に装甲が追加されるぐらいなので動かしやすく
また重さに負ける事もありません。


必殺技は超速から放たれる連続剣技「ルミナルリアクション」
バイザーの透明度が高く、しっかり目が見えるのは良いですね。


フル装備で3機並べて。
フル装備だとアストレアが一気にボリュームアップ。
特にタイプ-Bは大迫力です。


合体も良いですがこうして3機並べるのも良い感じです。

続いて3機揃える事で再現出来る「ジェネラルフォートレス」への合体ギミック。
まずはアストレア本体をそれぞれバラバラにします。


ハインドレッグとアヴァランチダッシュユニットも同じく画像のように分解しておきます。

コアとなるキャプテンクアンタ。
本体はそこまでバラバラにしませんが装甲の多くは取り外して組み替える形となります。

武器類はシールドを分解しておきます。

まずはアストレアの下半身ですがフロントアーマーとサイドアーマーを180度回転。
脚を後ろに伸ばしておきます。


そしてアストレア頭部のエンブレムとハインドレッグの一部と合体させます。


続いてアストレアの腕部をハインドレッグ部分にあったフィン状のパーツに取り付け、

足首があるハインドレッグ先端部分に収納します。

後は先程作ったアストレアの下半身部分を合体させ脚部の完成となります。

続いてクアンタにアストレアの武装で作ったサイドアーマーを取り付け脚部に合体させるのですが
その際股関節を選択します。通常の物でも良いですがアクション重視にするにはハインドレッグに収納されていた
幅広の黒い股関節パーツに交換します。

サイドアーマーを取り付けソール部分に脚部パーツを接続。



クアンタのシールドで作ったフロント&リアアーマーをさらに取り付けます。


続いてハインドレッグ基部にあった胸部パーツを使いまずはクアンタの背面に被せ


アンテナ&胸パーツをさらに前方に被せます。


後はアストレアの胸部とアヴァランチダッシュ二ユニットを使い腕部を作ります。

続いて収納されていた頭部にはクアンタのアンテナを装着。

頭部と腕を取り付けたら


残ったアストレアの頭部、リアアーマー、クアンタの肩アーマー、そしてハインドレッグの接地フレームを使いバックパックを作ります。

あとは背中に取り付けてジェネラルフォートレスの完成となります。
3機合体させる事でSD体型からリアル体型の巨大MSに変形。
実サイズも大きめかつ小顔なためかなりの巨大感が楽しめます。
また各関節も可動し繊細な部分は多いもののポーズを付けて遊ぶ事も可能。



変形ですが変形というよりは全身バラバラにして組み替えるような印象なので少し大変な部分もあります。
とは言えここまでガラっと姿が変わるのは面白いですね。
造形も派手で正面から見ると胸部には顔があるようにも見えるためインパクト抜群の姿です。




頭部は小顔になりましたがHGなどと同じような作りで隈取や顎部分はしっかり別パーツで再現。
アンテナはシャープ化したい人は大変そうですが金の成型色で豪華です。

胴体にはクリアパーツが集中していてクアンタのアンテナがクラビカルアンテナのような配置になっています。
腕部も太く力強さは十分。

背面のバックパックはアストレアの顔があるのですが上手く顔が隠れるような配置になっていました。


脚部も腕部同様がっしりとした作り。
クアンタの脚にとんでもない長さの下駄を履かせたような作りが面白いです。


可動についてですが腰と股関節はクアンタの関節をそのまま使います。
そのためある程度腰のスイングなども可能。
肩はさすがに回転のみです。

上腕にロール軸はありませんが肘にロール軸があり
位置を調整する事で肘が90度ほど曲がります。


脚部は股関節がクアンタの物なのである程度開きますし膝も80度弱は曲がります。
また接地もこの姿にしてはまずまずでつま先も伸ばせます。

もちろん3mm軸のスタンドも使用可能ですがしっかりした物じゃないと若干危ういです。


また腰と股関節はクアンタの関節をそのまま使うのですが流石に無理があり自分はきつめに調整しました。
調整しないと自分の物は保持や自立が厳しかったです。
かなり重量がかかり個体差も多少あると思いますが動かす時は慎重に動かした方が良いと思います。


パーツの保持ですが基本的にはそこまでポロリする部分は無い印象。
ですが腰アーマーはズレて外れやすい上、ポーズを付ける時つい触ってしまう部分なのでこのあたりは付け直す事も多かったです。



手持ち武器ですがクアンタのライフルとレールガン、それにガントレットを組み合わせて作ります。


クアンタの武器は結構大きめに作られているのですが、それでもジェネラルフォートレスに持たせるとやや小ぶりに感じるほどの本体が巨大です。


最後にレジェンドBBコマンドガンダムやHGUCガンダムとサイズ比較。
全高はHGUCガンダムのおよそ2倍で3機合体させるだけありかなり大きいです。

以上SDW キャプテンクアンタGF、GFガンダムアストレア タイプーB、GFガンダムアストレアータイプF レビューでした。
それぞれの機体はモチーフの特徴を上手く取り入れていますし、SDWシリーズらしい密度あるディテールは見ごたえがあります。
ただやはり色分け自体は厳しい部分があり、シールだけでも補えないため完全に再現したい方は大変だと思います。
装備自体はどれも比較的シンプルですがハインドレッグは単体でもグリグリ動きなかなか楽しい装備でした。
それと今回一番の目玉となる「ジェネラルフォートレス」への変形ギミックですが変形というよりは組み換えという感じです。
クアンタの関節をそのまま使う所があり、どうしても繊細な部分はあるのですが合体させてみるととんでもない迫力でした。
3機揃えるというハードルはありますが大掛かりなギミックがあるのは良いですね。
・キャプテンクアンタGF編はこちら
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