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■HGUC Gパーツ[フルドド] レビュー

前回紹介したヘイズル改と合わせ発送されたフルドド。
価格は1,188円でプレミアムバンダイでの受注品となります。

付属品は各種ジョイントパーツとランナーレスのスタンドのみです。

ヘイズル改同様デカールは水転写デカールになっていました。

また後日発送される実戦配備カラーでヘイズル・ラー第二形態を組む時に使うと思われるパーツが余剰扱いとなっています。



HGUCでもキット化されたフルドド。
今回は付録キットのような単色成形ではなくマルチカラーキットとなっています。
もちろんヘイズル改との合体や2機合体ギミックもあり組み換えで様々な形態を再現できるものになっています。
こちらのキットにはポリキャップは使われておらず、ジョイントなどにはKPSが使われていました。


キットは色分けを補うシールもなく成形色でかなりの部分が再現されていました。
ノーズセンサーユニットのグレーなどが一部足りませんが、黄色いスラスター部分などはきっちり色分けされています。


機体下部に取り付けられているロングブレードライフル。
こちらはブレードが別パーツになっています。
ブレードパーツ単品だと若干反っていましたが白いパーツに取り付ければ気にならなくなります。


ブレード部分は差し替えで飛び出た状態も再現可能。


ノーズセンサーユニットまわり。上下分割で合わせ目が出ます。
右側がMG版ですがそちらと比べるとグレー部分が一部再現されていないのでこちらは塗装が必要です。


ウイングとクローユニット先端にある胸部装甲版も一部のグレーが省かれています。
それとシリンダー状のディテール部分には肉抜きがありました。


ウイングユニットは黄色いスラスター部分も別パーツ化。
ジョイントも太めで保持力もしっかりあります。


クローユニットはもちろん開閉可能。
内部のビームキャノンも再現されていました。


またアーム部分は差し替え無しで引き出し可能。
ウイング&クローユニットはそれぞれ上下にスイング可能。


2箇所の軸でスイングも出来ます。


ウイング&クローユニットの基部には一部合わせ目があります。


ディスプレイする場合機体中央のノズルにジョイントを取り付ければ3mm軸のスタンドが使えるようになっていました。

ヘイズル改と並べて。
成形色も合わせられていて違和感はありません。


もちろんビームキャノン部分にはヘイズル改に取り付けられているサーベル刃をセットできます。

MGと同じく各ユニットに細かく分解が可能。
2機用意して合体させる事も可能です。


合体方法は用意されたジョイントを使いつつ各パーツをはめ込んでいくだけで
複雑なパーツの分解などの作業はありません。
まずはノーズユニット同士を合体させ


クローユニットとウイングユニットを左右対称になるように取り付けます。


そしてブレードライフルの後端のピンを画像のように起こした状態に差し替えて
クローユニットに装着。



これで2機合体状態の完成。
戦闘機的なデザインから一気にMAのような迫力のある形態に変わります。


各ジョイントはKPSが使われているのでパーツの着脱はスムーズです。
特にポロリするような所もなくサクサク組み替えられます。


2機合体なのでMGほどではないですがHGでもなかなかボリュームのある形態です。
可動部位はウイングとクロー部分ぐらいなのですが
サーベルを取り付けたりできるので単体でもそこそこ遊べます。


続いてヘイズル・ラーへの組み換えギミックです。
こちらはヘイズル改の胸部にある赤いパーツを外し、胸部装甲を取り付け。
ジョイントパーツを使い、ブースターポッドの接続穴にノーズセンサーユニットを取り付けます。


ロングブレードライフルは一度分解しライフルに取り付け。
刃は飛び出した状態にしておきます。

後は背中にウイングユニットとクローユニットを取り付けてヘイズル・ラーの完成です。
ライフルとノーズセンサーユニットがあるので高さなどはさほど変わらないものの、前後の幅が凄い事になります。
また背面の重さがかなり増すのでスタンドで支えないと腰のポリキャップが重さに負け、ちょっと仰け反った状態になってしまいます。




一応スタンド無しでの自立はMGよりさせやすかったのですが
それでもやはり長時間立たせておいたりちょっとした振動で倒れたりするためスタンドは使ったほうが良いと思います。


ライフルは後部にもかなり伸びるためポーズには制限がかかり
砲身を左右に振る事があまりできなくなります。
またウイングユニットとシールドも干渉しやすいです。

多少個体差もあると思いますが、動かしているうちに肘関節がライフルの重さに負けるようになりました。
後々調整が必要になるかもしれません。


もちろんこの状態でもクローユニットは開閉可能。


軸が八角形なので一度抜く必要はありますが
ウイングユニットなどの角度変更も可能です。

クローユニットにはライフルを取り付ける事もできます。
大きめのダボで固定するので簡単には外れなかったです。


余剰扱いのジョイントを使えばアドバンスド・ヘイズルを使って再現する
ヘイズル・ラー第二形態のような姿も一応可能。

フルドド2機を合体させたヘイズル・ラー第二形態のような姿。
腰部にはクローユニットを2基、背面にはウイングユニットを2基取り付けます。
片方のノーズセンサーユニットにはシールドブースターを2枚取り付けますが
ヘイズル改にセットされているのは1枚なのでもう1キット必要です。



こちらでもやはり迫力は凄いですが、クローユニットが腰に付くおかげで自立させやすいのはMGと変わらず。


干渉がさらに増え、HGですがやはりあまりグリグリと動かすには向きません。
ですがクローなどが細かく動かせるのは良いですね。


MG版(右)と。
さすがにMGの方が色分けが優れている所はありますが、それでも遜色のない出来だと思います。


以上HGUC Gパーツ[フルドド] レビューでした。
ヘイズル改の方はABS関節をKPSに置き換えられています。
それ以外は特に変わらないので若干古さを感じる構造ですが足回りなどは意外と良く動き色分けも十分です。
フルドドの方はMG同様各ユニットの分解も手軽かつスムーズで
ジョイントにはKPSが使われているため気兼ねなく組み替える事ができます。
価格もHGなので比較的安価で複数揃えやすいですし、
かなりのボリュームになるヘイズル・ラーもMGより置き場所を気にせず手軽に楽しむことが出来ました。
後日発送される実戦配備カラーの方も楽しみです。
■ヘイズル改のレビューはこちら

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