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MG ネモ　レビュー

HGUCより前にキット化されたMGネモ。
価格は3,080円です。



付属品はビームライフル、シールド、パイロットフィギュア、サーベル刃2本のみとなります。



シール類はマーキングシールと最近付属する事が少なくなった転写タイプのガンダムデカールが付属します。



2006年にMG化されたネモ。
今回は積んでいた物を組んでみました。
こちらはエゥーゴの量産MSでジムの発展型らしいデザインやグリーン＆ダークブルーのカラーリングが特徴的な機体になっています。



プロポーションは適度な太さもあり格好良いバランスだと思います。
また結構昔のMGですが大部分はフレームがありMGらしいシリンダーギミックなども内蔵されています。
関節はポリキャップ＆ABSの組み合わせです。



機体の配色ですがMGだけありほぼ成形色で再現。
額の黄色部分なども別パーツ化されていました。
ただ頭部バルカンや肩や脹脛の角型スラスター内部のグレーなどは塗装が必要になります。





頭部アップ。
バイザーはもちろんクリアパーツで再現され額の黄色部分などもしっかり色分けされています。
ただバルカンや後頭部のセンサー部分は塗装が必要。
またヘルメットは前後分割で合わせ目が出ます。



もちろんカメラ内部のディテールも再現されています。
一応MGのバリュートパックに対応していますが、
自分が所持しているのは単品版ではなく、
百式のセット版だったのでネモ用ジョイントが無く取り付ける事ができませんでした。
ネモに取り付ける場合はプレミアムバンダイで受注された単品版が必要です。



立ちポーズのパイロットフィギュアも付属していました。



ダクトは開口されていて奥にはフィンディテールがあります。
コクピットは開閉可能。
自分の物は随分長い間積んでいたのでABSがギチギチになり
スライド部にグリスを塗らないとスムーズに動きませんでしたが、
普通は問題なく動くと思います。



バックパックはバーニアが別パーツで可動します。
また内部パーツも別パーツ化され赤色が再現されていました。



肩アーマーは合わせ目が出ない分割。
細かいフィンディテールがあり適度な密度感があります。
側面の角型スラスター内部はグレー塗装が必要です。



腕部は肘にもグリーンのカバーが付いています。
手首はちょっと古いMGによくある可動タイプの手首です。



腰アーマーはフロントとサイドが可動し
サイドアーマーにはライフルを取り付ける事ができます。



リアアーマーにはサーベルラックがあり、画像のように展開します。



アーマー裏は裏打ちパーツこそありませんがディテールは入っています。
股関節はBJですが軸のスイングが可能。



脚部は比較的シンプルなデザインですが少し見えるフレームはしっかり作り込まれています。



脹脛の側面にはカバーがあり、外すことでジョイント穴が露出しバリュートユニットを取り付ける事ができます。



脹脛のスラスターは肩同様奥のフィン部分をグレーで塗る必要がありますが赤色自体は再現されています。
また画像のようにカバーが跳ね上がるようになっていました。



脚のフレームにはシリンダーが複数あり可動するようになっています。



普通に立たせている分には合わせ目は目立ちませんが膝関節などに合わせ目があります。
足裏は肉抜きが無く足首なども可動します。




可動範囲など。上半身はまずまずの可動範囲があり肩も大きく跳ね上げられます。
ただ前後スイングは控えめで腰も装甲に干渉するためあまり回転させる事はできません。



脚部は股関節がBJなのもあり、最近の軸関節タイプと比べるとちょっと狭く感じます。
また足首もシリンダーギミックがあるため接地の並。
ただ膝は十分曲がります。



またほぼ全身にフレームがあるためカッチリとした作りになっています。



武器を装備させて。
付属するのはライフル＆シールドでシンプルな内容です。






ビームライフルはジムIIと同じタイプですがセンサーがクリアパーツになっていたりはしません。
またシンプルなモナカ分割なので中央に合わせ目が出ます。




グリップには保持ダボがあり、最新のMGほどガッチリはめ込む感じではないですが十分固定できます。
フォアグリップは可動するので両手持ちも可能です。







シールドは伸縮可能な作りで裏面にもしっかりディテールが入っています。
またL字型のジョイントを介して装備し、取り付け位置が2箇所から選べるため自由度は十分。



ただそれなりに古いキットのためスタンドジョイントがありません。
コの字型のスタンドパーツなどを使って浮かせる必要があります。





ビームサーベルは標準的な長さの刃が付属。
サーベルグリップに保持ダボはありませんが、軽いので今の所十分保持は出来ます。



量産機なので色々な機体と一緒に飾っても良い感じです。





サイズを揃えてHGUC版ネモ（写真右側）と比較。
ダクトなどが開口されていて、色分けもさすがにHGUCより細かいです。
また脹脛スラスター内部の形状などにも結構違いがあります。





MG 百式ver2.0やMGジムIIとサイズ比較。
サイズはジムIIと似たような感じですが、
肩幅が広いためかやや大きめに感じますしヒロイックなデザインの量産機になっています。




以上MG ネモ　レビューでした。
結構昔のキットという事もあり股関節などは少し古さを感じますが、
それ以外はしっかりしたフレームがあり最新のMGに劣らない作りになっていると思います。
追加のディテールなどは控えめですが、スラスター内部や見える足のフレームなどは密度感が十分あります。
プロポーションも程よい力強さがあり格好良い量産機に仕上がっていました。

(プレミアムバンダイ)
HG バーザム レジオン鹵獲仕様 （A.O.Z RE-BOOT版）

HGUC セカンドV　再販2次発送分などが受注されています

(amazon)








（あみあみ）

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