HGUC 量産型ゲルググ/ゲルググキャノン レビュー【機動戦士ガンダム】

2007年にHGUCでキット化された「量産型ゲルググ/ゲルググキャノン」。
昔から比較などに使っていた物がありそちらは紹介しそびれていたのですが、今回あらためて組んだ物を紹介します。
価格ですが、以前は1,760円(税込)でしたが、2026年現在では1,980円(税込)に改定されています。

付属品はビーム・ライフル、シールド、アンテナ付き頭部パーツ、ビーム・ナギナタグリップジョイント2種、
右銃持ち手、左平手、キャノンパック、ゲルググキャノン用頭部、バックラー・シールド、3連ミサイルランチャー、
ビーム・ナギナタが付属します。
・ランナーについてはこちら

シール類はモノアイや頭頂部センサーを補うホイルシールのみとなります。


まずは通常の「ゲルググ」です。
「機動戦士ガンダム」に登場するジオンのMSでビーム兵器を搭載しているのが特徴の量産機で
キットの方は2006年に発売されたHGUC シャア専用ゲルググに追加パーツをセット。
ノーマルゲルググとゲルググキャノンの換装が可能となったキットです。


量産型ゲルググという事でカラーはグレーとグリーンの量産機らしい渋い配色です。
シールはかなり少なめでほぼ成型色で配色が再現されていますが
バーニア内部などは塗装の必要があります。

ゲルググキャノンへの換装ギミックですが、頭部、前腕のパーツ、背面カバー、腰部カバーを交換する事で再現します。
交換パーツは少なく、面倒な分解も必要ないので手軽に切り替える事ができます。


パーツを交換し「ゲルググキャノン」に換装。
開発の遅れていたビーム・ライフルの代わりにキャノンパックが装備され頭部形状や前腕の装備も異なります。
キャノンパックなども十分なサイズで立体化され、追加されたパーツもスッキリとしたディテールで本体に良く馴染みます。


キットの作りですが、HGUCリゲルグあたりからABSだった部位がKPSに変更されています。
今回組んだ物はKPSに置き換えられたタイプですが、関節の大部分はポリキャップによる可動。
ポリキャップはPC-116が使われています。


こちらの配色も十分再現され組んだだけで大体イメージ通りに仕上がります。
やはりバーニア内部などは一部塗装が必要なものの、これだけ再現されていれば十分だと思います。




頭部アップ。両タイプの頭部はそれぞれ別造形で、キャノンの方は大きなトサカやマスク周りの形状が特徴的で
横幅も量産型ゲルググより細いため、あまり縦に潰れていない印象があります。

両方ともパーツを交換する事でアンテナありの指揮官機用頭部に変更できます。


モノアイは両方とも頭頂部カバーを外し回転させる事ができます。
両方ともモノアイはディテールが無く、シールでの再現となります。


胴体のアップ。
量産型ゲルググはシャア専用ゲルググなどと同じでバックパックのないスッキリとした形状。
腹部や胸部のルーバー状のダクトも十分立体的に再現されています。

キャノンパックを付ける際はカバーを外して接続します。

キャノンパックを取り付ける場合、腰のジョイントを交換してこちらにナギナタのグリップを取り付ける事ができます。



「ビーム・キャノン」は上下にスイング可能。
ただ左右には振れません。
砲口は別パーツ化されていますが、砲身はモナカ分割で一部ディテールをまたぐ合わせ目が出ます。


バーニアは一部塗り分けが必要ですがディテール自体は細かくスイングも可能です。


腕部はシャア専用などと変わらず、肩や前腕に合わせ目が出ます。
ディテールはスッキリしていてMGにあるような肩横のダクトなどもありません。



ゲルググキャノンの場合、前腕パーツを一部交換して
右腕には「3連ミサイルランチャー」、左手には「バックラーシールド」を取り付けます。


股関節はBJで内部のバーニアユニットも3基繋がってはいますが別パーツで再現。
股関節軸は回転可能な作りです。




脚部はどちらの形態でも特に変わらず、フレアの大きいボリュームのあるシルエット。
装甲の一部や関節に合わせ目が出ますが正面から見ればあまり気になりません。


フレア内部のバーニアもしっかり再現されていますが、やはりバーニアが3基繋がって成型されています。
ほとんど見えない部分ですが、気になる場合は切り離すと良いかも。

足裏は蓋パーツがあり肉抜きはありません。
またバーニアのディテールも良い出来ですが塗り分ける必要はあります。




可動範囲ですが、ゲルググキャノンにしても特に干渉するような部位はなく
通常のゲルググと同じ可動範囲が確保されています。


脚部もスカートアーマーが分割されていて比較的動かしやすい作り。
ただ太くフレアが広がったデザインのため接地などは並です。

KPSに切り替わった物とABS時代の物を並べて。
違いは関節パーツの素材のみで造形が変わるような事はありません。



HGUC シャア専用ゲルググ、ジョニー・ライデン専用ゲルググ、アナベル・ガトー専用ゲルググ、ゲルググ(UC Ver.)と並べて。
大部分は共通パーツですがジョニー・ライデンのB型やゲルググキャノンのC型は大きめのバックパックがあり迫力があります。

武器を装備させて。
ビーム・ライフルやシールドなど標準的な装備が付属しています。


スタンドは3mm軸の物に対応していませんが、下部のカバーを外せば一応HGUCアッシマーなどに付属する長方形ダボ型の物が使えます。



「ビーム・ライフル」標準的なデザインの物が付属し、分割なども特に変わっていません。
そのため合わせ目も出るのですが、KPSに変更された物はテカリが抑えられ落ち着いた仕上がりです。


銃持ち手は右手のみ付属。
トリガーに指をかけられますが、保持ダボがなくやや持ち手内でぐらつきやすいです。


「シールド」
アーモンド型の形状が特徴的ですが、こちらはビーム・ライフルより素材の違いが顕著で
KPSに変更された物は落ち着いた質感です。
ただ両方ともヒケが目立つ部分はあります。


接続方法は前腕に直接挿し込むタイプ。
基部がBJなので若干角度調整もできる作り。
またビーム・ナギナタをセットする事もできます。


モノアイが回転できるのは良いのですが、
相変わらずノーマルゲルググの頭部はそのままだとモノアイがかなりきつめなので少し削って調整した方が良いです。



「ビーム・ナギナタ」
刃はクリアイエローのクリアパーツで再現。
サーベル状の刃は付属しません。


ゲルググキャノンに換装。
交換パーツは少なめで気軽に換装可能ですし、特にパーツのポロリが気になるような所もありません。


「3連ミサイルランチャー」と「バックラーシールド」
特にギミックは無く、シンプルな装備ですが意外と印象を変えてくれるパーツです。


こちらの形態でもビーム・ライフルは問題なく装備可能です。

ビーム・ナギナタは他のゲルググでもそうですが、両端が太いので抜け落ちはしないものの
固定ダボなどがないため持ち手の中でズレやすくちょっと安定しにくいので少し調整すると遊びやすいと思います。


量産型ゲルググとゲルググキャノン両方の姿を楽しめるためプレイバリューが高いですし、
作り自体はシンプルなキットなので組みやすいです。



HGUCゲルググをベースとしたゲルググウェルテクスやリゲルグと比較。
いつのまにかHGUC ゲルググ派生キットもかなり増えてきました。


最後にHGUC ガンダムやHGUC ザクIIとサイズ比較。
全高19.3mの機体で四肢も太いためガンダムなどと比べるとかなりボリューム差があります。


以上HGUC 量産型ゲルググ/ゲルググキャノン レビューでした。
本体は先に発売されたシャア専用ゲルググの流用となりますが、追加パーツでゲルググキャノンも再現できるのが大きな特徴となっています。
シンプルなディテールは1年戦争の機体デザインと良く合っていますし、
通常のゲルググとは違う頭部や背面のキャノンパックなども細かく再現されています。
換装も簡単なので遊びの幅が広く、出来の良いキットとなっていました。
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価格:
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執筆者:星丸
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