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RG 1/48 AV-98Plus (イングラム・プラス) レビュー【機動警察パトレイバーEZY】 



機動警察パトレイバーシリーズで新たに公開が始まった「機動警察パトレイバーEZY」
今回はそちらに登場するAV-98Plus(イングラム・プラス)がRGでキット化されました。
価格は6,050円です。



付属品はリボルバーカノン、シールド、スタンスティック、頭部シャッター展開時用パーツ、
平手、持ち手、右銃持ち手、それにウインチ差し替えパーツが付属します。
余剰パーツはありません。
・ランナーについてはこちら



シール類はリアリスティックデカールが付属。
警視庁などのマーキングもこちらで補います。



各所のランプやセンサーカバーなどは4色のクリアパーツで再現されています。



まずはフレーム状態。
今回はRGという事もあり全身のフレームが再現されています。



頭部はバイザーの内部まで再現。モノアイのような球体センサー部分はシールで赤色を補います。




上半身のアップ。
以前TNG版がキット化された時、関節カバーは薄いビニールパイプを被せるような構造でしたが
今回は全てプラ製です。




コクピットは内部まで再現。腕部の伸縮ギミックも差し替え無しで再現されています。



コックピットには主人公の「久我十和」フィギュアが乗っています。
流石に単色成形なので塗装が必要なものの、頭部にHUDを取り付けた姿が再現されています。




脚部も足首までフレームを再現。
こちらも関節カバーはプラ製ですが基本的に左右分割になっているので一部のカバーは合わせ目が出ます。



脚部の内側には予備弾丸が収納され、こちらも再現されていました。




「機動警察パトレイバーEZY」よりキット化されたAV-98Plus(イングラム・プラス)
以前バンダイからだと当時のキットやMG版などの他、THE NEXT GENERATION版もキット化されていましたが、
今回はRGでのキット化となりスケールは1/48というサイズで立体化されています。
こちらは1998年にロールアウトした98式AVイングラムの改良型となるレイバーで、「久我十和」が搭乗する1号機となります。
約40年間にわたって、チューニングやソフトウェアの更新が施されながらも未だ現役で使われているという設定となっています。
スタイルですが、従来のイングラムをベースとしたデザインですが、若干形状が異なり特に肩周りの違いが目立ちます。



キットですが装甲部分はグロスインジェクションが採用され、かなりの光沢感があります。
スタイルも格好良くまとまっていますし、多くのパーツはアンダーゲートが採用され、ゲート跡もあまり目立たない作りです。
またクリアパーツも多彩な成型色が採用され、パトランプやバイザーを始め細かい部分まで質感良く再現されていました。
関節周りですが最新キットなので現在主流のKPSのみの関節となっていてABSやポリキャップは使われていません。
RGですがアドヴァンスドMSジョイントも使われていませんでした。



頭部のバイザーは差し替えで再現出来る他、コックピットの昇降や胸部の投光器の展開ギミックも再現されています。
各所の配色ですが成型色でしっかり配色が再現されていてグロスインジェクションも使われているため
組んだだけで質感良く仕上がります。






頭部アップ。以前発売されたバンダイのTNG版や最近紹介したアオシマのACKS(スケールは1/43)と比較しています。
頭部デザインは基本的に従来のイングラム1号機を踏襲していますが、アンテナの形状の違いが目立ちます。



また頭部カバーを一度分解する事でシャッターの展開状態を再現可能です。



マスク部分を差し替えてシャッター展開状態に。
こちらは細いスリットが特徴ですが、この部分にもしっかりクリアパーツが使われています。



胴体のアップ。胸部はグロス仕上げが綺麗で警察マークなども別パーツで再現。
腰部のランプ類も細かく再現されています。



首はビニールチューブとプラパーツを使ったシリンダーがあり、動きに追従します。
もちろんコックピットも差し替え無しで開閉可能。



また背面カバーを外し、レバーを上に上げる事で



コックピットが上がり、透明なシールドも合わせて起き上がります。



胸部の投光器も差し替え無しでカバーを上げる事で展開可能。
こちらもしっかりクリアパーツが使われていました。



従来のイングラムから大きくデザインが変わった肩アーマーは直線的で厚みを感じさせるデザインに変更。
パトランプの形状も面白いです。
このパトランプですが内部ディテールもしっかり作られていました。



左腕にはシールドが装着されています。
また手首は平手も付属しています。



右腕と左腕では前腕の形状が異なります。



肘部分ですがそれぞれの接続部で回転が可能。
かなり細かく動かせる作りです。



腕部伸縮ギミックは両腕に搭載されていました。




各所のカバーはプラですがシワの造形なども自然です。
脚部はBJと軸関節の組み合わせ。
またランプ類ですが奥にシルバーのシールを貼るので光を良く拾うようになっています。




脚部アップ。シルエットは従来のイングラムに近い物です。
こちらもグロスインジェクションで光沢感の強い仕上がり。
カバーは合わせ目が出ますが装甲はディテールに沿った分割となっています。



脚部収納カバーの展開も差し替え無しで可能です。



右脚外側のカバーを開くとリボルバーカノン部分が同時にせり上がります。



両脚の内側には予備弾丸が収納されていて、カバーを開く事で弾丸が外側を向くように展開します。
どちらもスムーズに動き、小気味よいギミックです。



足裏は細かいディテールがあり肉抜きはありません。



可動範囲など。胴体のスイング幅はそこそこです。
頭部もシリンダーがありますが十分な可動範囲がありました。
腕部周りは柔軟で特に肘は細かく動かせます。



肩は前後にスイング可能。腰の左右スイングも可能な作りでした。



脚部は開脚時装甲が干渉するため開脚幅はそこそこですが、普通にポーズを付ける分には気になりません。
接地などは良好で膝も深く曲がります。





従来の形状を再現しているアオシマACKSイングラム1号機と画像サイズを合わせて比較。
おおまかなデザインは共通ですが、アンテナ周りやパトランプ、肩アーマーなどに違いがあります。





バンダイから発売された1/48 TNG版との比較。
TNG版は大胆なアレンジが加えられているのでデザインはかなり異なります。
また関節カバーの作りもプラ製とビニールカバー製でこのあたりの違いも面白いです。




武器類はこれまでと特に変わらずリボルバーカノンとスタンスティックというシンプルな内容です。




腰のカバーを一度外し、フレームパーツを反転させる事で3mm穴が出てくるようになっています。
そのため様々なスタンドも使えます。



プラカバーの関節は動かしやすく、素材の癒着などにも気を使う心配はありません。
また各所の展開ギミックもスムーズに可動します。



腕の伸縮ギミックを使いリボルバーカノンを取り出す姿もしっかり再現可能です。





「リボルバーカノン」ですがこちらは2パーツ構成でシリンダーが別パーツとなっています。
シリンダーのスイングアウトはできませんが、回転は可能。
TNG版と比べると一回り大きめに造形されていました。




今回は右銃持ち手が付属しますし、平手もあるので両手で構える姿も問題なく再現できます。




ガンダム系のRGと比べると結構大きめなのですが、アドヴァンスドMSジョイントは使われておらず、保持力は良好。
特にパーツが外れやすく感じる部分もありません。
ただグロスインジェクションのためプラが硬いので、
分解時にダボピンが折れてしまう事が通常のプラより多くなるのでバラす予定がある方は注意が必要です。



零距離射撃っぽく。
クリアパーツはかなり小さい物もあり、予備などもないので組立時には紛失に注意が必要でした。





「シールド」
こちらは裏側に収納時用のスタンスティックがセットされていて、
ジョイントをスライドさせる事でスティックが前方向にスライド。そのまま抜き取る事ができます。
シールドのデザインは従来のイングラムに近い物でした。



スケールや形状の違いはありますがACKSの特型指揮車と。
そのうちオプションセットや2号機などで指揮車の方もキット化して欲しいですね。




「スタンスティック」
標準装備の電磁警棒で伸縮ギミックはさすがに再現されず、丸ごと交換する方式です。




専用の持ち手があるためこちらもしっかり保持可能。
武器はどれも軽いので特に保持が気になるような所もありません。




「ウインチ」
こちらはパーツを交換する事で再現します。
リード線が使われていますが細いので、そのままの長さだとリード線のみの保持はできません。



リード線はかなり長めなので少しカットした方が扱いやすいかも。




武装はシンプルですが本体の細かいギミックが多く、触っていて楽しいキットです。



おそらくバリエーションで2号機は出ると思うのですが、
他のレイバーのキット化も期待したいですね。





今回比較に使った2機とまとめて。
成型色のホワイトは真っ白で光沢感も一番強くピカピカです。
胸部のゴールド部分は成型色なので好みで塗ったりしても良いかも。




最後にHGUC ガンダムMG ガンダムVer.2.0と並べてキットサイズの比較。
ガンダム系のRGと異なり、キットの実サイズはかなり大きめ。
MGより少し小さいぐらいのサイズ感です。




以上RG 1/48 AV-98Plus(イングラム・プラス)レビューでした。
新しく公開が始まったパトレイバーEZYからの立体化となり、
40年以上チューニングやソフトウェア更新を続け改良され続けている機体という設定のため
極端な形状アレンジはされず、従来のイングラムに近いデザインです。
今回もRGらしい細かいギミックは健在でコックピットの昇降や投光器の展開ギミックなどは動かしていて面白い部分ですし
関節カバーもプラで無理無く再現され、内部フレームもしっかりした作りでストレス無く動かせる物でした。
またグロスインジェクションが採用された装甲も美しく、完成度の高いキットとなっていました。


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執筆者:星丸
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