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■MG 百式壊　レビュー

MGで展開されているGBWCシリーズに百式壊が登場。
こちらはプレミアムバンダイでの受注品となっていて価格は6,264円です。
パッケージは今回も特徴的な物になっています。




・レビューの前に
どうやら成形不良品を引いたようで、黒いパーツの一部に樹脂がしっかり流れていませんでした。
こちらはバックパックのバーニア部分。
本来は写真右側のように穴の開いていないパーツになっています。



片側のバインダー先端も一部欠けていました。
正面から見る分には目立ちませんがさすがに気になるので後で交換してもらおうと思います。



付属品はビームライフル、サーベル刃２本、スタンドジョイントのみです。



シール類は水転写デカールが付属。
ツインアイやセンサーもこちらで補います。



余剰パーツですが大量にあります。
基本的に以前発売された百式改をベースに新規ランナーや従来のランナーをさらに追加した内容となっています。
ですがAランナーの一部やEランナーの一部が取り除かれているため百式には組めません。
百式改のパーツはほとんど揃っていますが、こちらも頭部のクリアパーツが省かれているためきっちりとは組めません。



ビルドダイバーズGBWCシリーズでキット化された百式壊。
こちらはノズのキュベレイダムドとコンビを組んでいるマーキーのガンプラとなります。
ベースは以前発売された百式2.0ですが今回も特徴的なアレンジが施されていました。



カラーリングはブラック系の色がメインでキュベレイダムドとは反対のカラーリング。
ですが共通のフレームを使用しているという設定らしく腹部はキュベレイダムドと同じタイプになっています。
その他にも肩や前腕、バインダーが大型化しているのが目立ちます。



キットの関節は大部分が百式2.0系キットと共通でポリキャップとKPSが使われています。
色分けもMGらしくきっちり再現されていました。




頭部アップ。アンテナは2本になりました。
一見すると百式のアンテナ違いに見えますが前後の長さが増しディテールも加えられています。



カメラ部分はツインアイタイプを使うようになっていますが
余剰パーツを使い交換する事は一応可能です。



胴体はキュベレイダムドと同じタイプの腹部に変更。
重さ対策なのか分かりませんが、2.0であった胸の前後スイングが無くなり、胴体は回転のみとなります。



バインダーは百式と百式改のパーツに新規パーツを加え
百式に近い形状ですが下側が大型化しています。
スイングギミックはそのままでした。



バインダーの付け根はアームと球体ジョイントで可動します。



バーニア部分も回転とスイングが可能。
ただバーニア部分を掴んで回転させようとすると根本の細いヒンジに負荷がかかるので注意した方が良いかも。



肩部はかなり大型化されています。
サイドのプレートは可動し合わせ目も出ない作り。




腕部は上腕が百式改に近いですが前腕が肩同様大型化。
合わせ目はディテール化されています。
手首は百式系と同じ物で特に作りは変わっていないので武器保持用のピンがあります。



腰部はサイドアーマーが大型化。
サーベルはリアアーマーに2本装備しています。



股関節ですが百式と比べると軸位置が下がっていてより脚が長く見えるようになっています。
アーマー裏は裏打ちパーツがあり、股関節軸はスイング可能。



脚部は百式と百式改を混ぜたような作りですが
太腿は突起があるものに変更。



膝下は脹脛のスラスターさらに重ねたような作りになっています。



スネのシリンダーギミックはそのままでした。
足裏はもちろん肉抜きなしです。



可動範囲など。
大部分が百式と同じ作りなのですが、胴体のスイングが無くなり
肩や前腕も大型化したため干渉しやすくなっていてやや可動範囲が狭まっています。



肩の引き出しは変わらず良好。



上半身はちょっと狭まりましたが下半身の可動は変わらず良好です。



武器を装備させて。





付属武器のビームライフル。
こちらは百式のライフルのパーツに延長バレルとプレート類を追加した物になっています。



プレート部分はヒンジで可動。
開いたりできますが延長部分のバレルは合わせ目が出ます。



手首にはピンで保持するのでポロっと取れたりする事はほとんど無いのですが、
先端が重くなっているためそのままでは手首軸が耐えられず垂れ下がります。
多少個体差もあると思いますが手首はきつめに調整した方が良さそうです。



それと脹脛部分に付けているスラスターもポロリしやすかったです。



バインダーを抱えるようにすれば砲撃体勢に。
アームで軸位置が下げられるので無理なく動かせます。



ライフルですが画像のように分解が可能。





組み替える事でシールドになります。



シールドは丸軸なので回転は可能ですが取り付け位置は選べません。




バレルのプレートを反対に向けて取り付ければ展開状態に。
こちらも無理に回転させようとするとヒンジに負荷がかかるので気をつけた方が良さそうです。



股関節の上下スイングがあるので膝立ちの狙撃ポーズなども楽に取れます。





ビームサーベルはクリアイエローの刃で特に変わった所はありませんでした。



余剰パーツとなりますがクレイバズーカも組めるのでこちらをもたせる事もできます。




キュベレイダムドと。
色は正反対ですが腹部の共通フレームなどもあり並べると良い感じです。
また大型化しているので百式壊が小さく感じるという事もなかったです。





ベースとなった百式や百式改と。
両機体のパーツが色々取り入れられていてバインダーなどは上手く大型化されています。
また腹部や股関節に変更があり身長も伸びています。




以上MG　百式壊　レビューでした。
百式2.0系をベースにして一部新規パーツが追加されているキットとなります。
キュベレイダムドはさすがに古さがある作りだったのですがこちらは比較的新しい百式2.0がベースなので
可動も若干狭まっている所はあるものの良好です。
ただ手首などはそのままだと保持力不足を感じるので少し補強した方が扱いやすいかも。
バックパックなどは共通のパーツに一部新規という形ですがガラリと形状が変えられていますし
大型化した肩や前腕などより特異なプロポーションに変わっているのが面白いキットでした。

■プレミアムバンダイ　MG　百式壊　2次発送分などが受注されています。
(amazon)








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